概要:
(1)科学論文を講読して、論文レポートの構成や文章の書き方を理解する。個々に論文を読み,その内容を文書にまとめる。
(2)自己アピール、志望動機など自己を他者に理解してもらう表現方法を学ぶ。
授業はモデル表現の提示→解説→演習(作文)→添削評価のサイクルで進める。
(3)知的財産権の基本を学び、特許の書き方を学習する。マニュアル作成を通して、文章の構造化、簡潔な文章作成などを学ぶ。
授業の進め方・方法:
上記(1)(3)については、科学論文の講読を通して関連する専門知識を深めること、科学的に曖昧さの無い正確な文章を書くことに重点を置く。英語論文の場合には専門用語の英単語や文法の理解に努めること。当科目は総合セミナーと連携して実施し、発表は総合セミナーの時間に行う。卒業研究へ繋がる重要な科目である。
(2)は適切な文章作成の習得に努めること。課題はすべて提出すること。
注意点:
予習:授業中に提示する課題について調査してくる
復習:ノートやプリントをふりかえる
PS4環境分析実験と授業連携しながら講義を進めることがあるので、各自日程を確認しておくこと。
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週 |
授業内容 |
週ごとの到達目標 |
後期 |
3rdQ |
1週 |
1.総論・テクニカル・ライティングの意義 |
科学論文レポートの必要性を理解する
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2週 |
2.マニュアル作成 |
各自で選定した製品のマニュアル作成を通して文章構造化、説明文簡素化、分かりやすい図表の書き方を理解できる。
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3週 |
2.マニュアル作成 |
各自で選定した製品のマニュアル作成を通して文章構造化、説明文簡素化、分かりやすい図表の書き方を理解できる。
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4週 |
3.科学論文における文章表現(1) |
論文を講読し、文書の構成、論法と文章表現を理解できる。
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5週 |
4.論文講読(1) |
アブストラクトを読み、翻訳できる。 科学論文を翻訳できる。 図表の表す結果を専門的な知見から理解できる。
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6週 |
4.論文講読(1) |
アブストラクトを読み、翻訳できる。 科学論文を翻訳できる。 図表の表す結果を専門的な知見から理解できる。
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7週 |
4.論文講読(1) |
アブストラクトを読み、翻訳できる。 科学論文を翻訳できる。 図表の表す結果を専門的な知見から理解できる。
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8週 |
4.論文講読(1) |
アブストラクトを読み、翻訳できる。 科学論文を翻訳できる。 図表の表す結果を専門的な知見から理解できる。
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4thQ |
9週 |
4.論文講読(1) |
アブストラクトを読み、翻訳できる。 科学論文を翻訳できる。 図表の表す結果を専門的な知見から理解できる。
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10週 |
5.論文講読(2) |
論文の内容を構造化してまとめる。 プレゼンテーション資料の作成できる。
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11週 |
5.論文講読(2) |
論文の内容を構造化してまとめる。 プレゼンテーション資料の作成できる。
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12週 |
5.論文講読(2) |
論文の内容を構造化してまとめる。 プレゼンテーション資料の作成できる。
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13週 |
6.特許講習 |
特許の仕組みや意義を理解し、明細書の形式がわかる。
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14週 |
7.自己アピール書(1) |
自己PRの文章を作成できる。
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15週 |
7.自己アピール書(2) |
学生活動に関する題材の文章を書ける。
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16週 |
8.志望動機 |
就職または進学の志望動機を書ける。 希望職種や分野を書くことができる。
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分類 | 分野 | 学習内容 | 学習内容の到達目標 | 到達レベル | 授業週 |
基礎的能力 | 工学基礎 | 工学実験技術(各種測定方法、データ処理、考察方法) | 工学実験技術(各種測定方法、データ処理、考察方法) | 物理、化学、情報、工学における基礎的な原理や現象を明らかにするための実験手法、実験手順について説明できる。 | 3 | |
実験装置や測定器の操作、及び実験器具・試薬・材料の正しい取扱を身に付け、安全に実験できる。 | 1 | |
実験データの分析、誤差解析、有効桁数の評価、整理の仕方、考察の論理性に配慮して実践できる。 | 3 | |
実験テーマの目的に沿って実験・測定結果の妥当性など実験データについて論理的な考察ができる。 | 3 | |
実験ノートや実験レポートの記載方法に沿ってレポート作成を実践できる。 | 3 | |
情報リテラシー | 情報リテラシー | 情報を適切に収集・処理・発信するための基礎的な知識を活用できる。 | 2 | |
コンピュータのハードウェアに関する基礎的な知識を活用できる。 | 2 | |
専門的能力 | 専門的能力の実質化 | PBL教育 | PBL教育 | 工学が関わっている数々の事象について、自らの専門知識を駆使して、情報を収集することができる。 | 2 | |
集められた情報をもとに、状況を適確に分析することができる。 | 2 | |
与えられた目標を達成するための解決方法を考えることができる。 | 2 | |
状況分析の結果、問題(課題)を明確化することができる。 | 2 | |
各種の発想法や計画立案手法を用いると、課題解決の際、効率的、合理的にプロジェクトを進めることができることを知っている。 | 2 | |
各種の発想法、計画立案手法を用い、より効率的、合理的にプロジェクトを進めることができる。 | 2 | |