建築構造学Ⅰ

科目基礎情報

学校 仙台高等専門学校 開講年度 平成27年度 (2015年度)
授業科目 建築構造学Ⅰ
科目番号 0022 科目区分 専門 / 必修
授業形態 授業 単位の種別と単位数 学修単位: 2
開設学科 建築デザイン学科 対象学年 4
開設期 通年 週時間数 1
教科書/教材 RC基準による鉄筋コンクリートの構造設計  佐藤、荒木、森村  鹿島出版会
担当教員 飯藤 將之,船木 尚己

到達目標

前期:曲げモーメント、せん断力の作用する鉄筋コンクリート部材について、部材設計ができること。

後期:軸力、曲げモーメントの作用する鉄骨部材について、部材設計ができること。

ルーブリック

理想的な到達レベルの目安標準的な到達レベルの目安未到達レベルの目安
評価項目1
評価項目2
評価項目3

学科の到達目標項目との関係

教育方法等

概要:
建築構造の代表的な形式のうち木造の耐震性のあらましを学習した後,鉄筋コンクリート構造,鉄骨造について,作用する荷重と,曲げモーメント、軸力およびせん断力を受ける部材の力学的挙動を理解し、許容応力度設計法に基づく断面設計法の概要を学習する。
鉄筋コンクリートについては材料の力学的特性を活かしたはりの設計法を,鉄骨構造については座屈挙動を理解することを目標とする。
授業の進め方・方法:
注意点:
随時、演習を行うので電卓を用意して受講すること。

授業計画

授業内容 週ごとの到達目標
前期
1stQ
1週 鉄筋コンクリート構造の概要 鉄筋コンクリート造(ラーメン構造、壁式構造、プレストレストコンクリート構造など)の特徴・構造形式について説明できる。
2週 鉄筋コンクリート構造の概要 鉄筋材料の種類・性質について説明できる。
コンクリート材料の種類・性質について説明できる。
3週 鉄筋コンクリート造の材料と許容応力度
荷重
コンクリートおよび鉄筋について説明できる。
4週 荷重 骨組構造物に作用する荷重の種類について理解している。
5週 荷重 各種構造の設計荷重・外力が計算できる。
6週 鉄筋コンクリート構造設計の概要 構造計算の設計ルートについて理解している。
7週 鉄筋コンクリート構造設計の概要 建物の外力と変形能力に基づく構造設計法を理解している。
8週 中間試験 理解度の確認
2ndQ
9週 鉄筋コンクリート造の梁の設計 断面内の応力の分布を理解している。
10週 鉄筋コンクリート造の梁の設計 許容曲げモーメントが計算できる。
11週 鉄筋コンクリート造の梁の設計 主筋の算定ができる。
12週 鉄筋コンクリート造の梁の設計 釣合い鉄筋比について説明が出来る。
13週 鉄筋コンクリート造の梁の設計 中立軸の算定ができる。
14週 鉄筋コンクリート造の梁の設計 設計の演習
15週 期末試験 理解度の確認
16週 解答の解説 理解度の確認
後期
3rdQ
1週 鋼構造の概要 鋼構造物の復元力特性と設計法の関係を理解している。
2週 鋼構造の概要 S造の特徴・構造形式について説明できる。
3週 鋼構造の概要 鋼と鋼材の性質について説明できる。
4週 鋼構造の部材の設計 鋼材・溶接の許容応力度について説明できる。
5週 鋼構造の部材の設計 軸力のみを受ける部材の設計について理解し、計算が出来る。
6週 鋼構造の部材の設計 軸力のみを受ける部材の設計について理解し、計算が出来る。
7週 鋼構造の部材の設計 軸力のみを受ける部材の設計について理解し、計算が出来る。
8週 中間試験 理解度の確認
4thQ
9週 鋼構造の部材の設計 曲げ材の設計について理解し、計算が出来る。
10週 鋼構造の部材の設計 曲げ材の設計について理解し、計算が出来る。
11週 鋼構造の部材の設計 曲げ材の設計について理解し、計算が出来る。
12週 鋼構造の部材の設計 曲げ材の設計について理解し、計算が出来る。
13週 鋼構造の部材の設計 曲げ材の設計について理解し、計算が出来る。
14週 鋼構造の部材の設計 曲げ材の設計について理解し、計算が出来る。
15週 期末試験 理解度の確認
16週 解答の解説 理解度の確認

モデルコアカリキュラムの学習内容と到達目標

分類分野学習内容学習内容の到達目標到達レベル授業週

評価割合

試験発表相互評価態度ポートフォリオその他合計
総合評価割合10000000100
基礎的能力0000000
専門的能力10000000100
分野横断的能力0000000