到達目標
縮尺1/200のRC造,S造の図面を理解し,描くことができること.
透視図・アクソメ図を描くことができること.
RC造,S造の空間設計ができること.
ルーブリック
| 理想的な到達レベルの目安 | 標準的な到達レベルの目安 | 未到達レベルの目安 |
評価項目1 | 建築図を正確かつわかりやすく写し取ることができる。 | 建築図を写し取ることができる。 | 建築図を写し取ることができない。 |
評価項目2 | 建築図から正確かつわかりやすい模型を作製できる。 | 建築図から模型を作製できる。 | 建築図から模型を作製できない。 |
評価項目3 | 設計製図のスキルを使って優れたデザインの提案ができる。 | 設計製図のスキルを使ってデザインの提案ができる。 | 設計製図のスキルを使ってデザインの提案ができない。 |
学科の到達目標項目との関係
教育方法等
概要:
建築設計図面は大きく意匠図・構造図・設備図・施工図に分けられます.2年次では,鉄筋コンクリート構造(RC造)と鉄骨造(S造)について,縮尺1/200の意匠図での図面表現及び空間設計ができる力を養成します.また,透視図・アクソメ図の作成及び模型制作を行い空間表現の方法と感覚を体得します.これら通して創造的で高度な実践的技術者の養成を目指します.さらに、以上の知識やスキルを使った小空間の設計課題を行います。
授業の進め方・方法:
授業は,RC造・S造についての課題の説明,及び図面作成や模型制作等の実習とします.設計課題は、個別指導(エスキス)を行います。個人で成果物を作製し、発表してもらいます。
予習:課題作成に必要な資料や道具などの準備をする。加えて、設計課題の場合はエスキスの準備。
復習:各回の到達目標まで課題を仕上げる。加えて、設計課題の場合はプランの修正及びBrush up。
注意点:
授業計画
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週 |
授業内容 |
週ごとの到達目標 |
前期 |
1stQ |
1週 |
ガイダンス S造 平面図① |
前期計画・課題説明・諸注意 レイアウト、基準線、柱、壁
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2週 |
S造 〃 ② |
仕上げ材、寸法・文字
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3週 |
S造 断面図、立面図① |
基準線、断面(梁、床、屋根、建具)
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4週 |
S造 〃 ② |
見えがかり線、寸法・文字 提出
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5週 |
模型製作① |
グループワーク:計画
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6週 |
模型製作② |
グループワーク:パーツの作製
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7週 |
模型製作③ |
グループワーク:パーツの組立
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8週 |
模型製作④ |
提出
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2ndQ |
9週 |
S造 設計①パビリオン |
グループワーク:情報収集、発表
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10週 |
S造 設計②パビリオン |
エスキス
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11週 |
S造 設計③パビリオン |
エスキス
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12週 |
S造 設計④パビリオン |
中間発表
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13週 |
S造 設計⑤パビリオン |
エスキス
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14週 |
S造 設計⑥パビリオン |
提出、発表・講評会
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15週 |
予備日 |
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16週 |
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後期 |
3rdQ |
1週 |
ガイダンス RC造 平面図 |
後期計画・課題説明・諸注意 レイアウト、基準線、壁、仕上げ材、寸法・文字
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2週 |
RC造 立面図、断面図 |
基準線、断面(梁、床、屋根、建具)、見えがかり線、寸法・文字
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3週 |
提出 アクソメ図① |
課題内容、描画法説明 壁、屋根
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4週 |
アクソメ図② |
建具、外部仕上げ
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5週 |
提出 透視図(2消点外観)① |
課題内容、描画法説明 立体化
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6週 |
透視図(2消点外観)② |
細部仕上げ
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7週 |
提出 透視図(1消点内観)① |
課題内容、描画法説明 空間化
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8週 |
透視図(1消点内観)② |
細部仕上げ
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4thQ |
9週 |
提出 設計①小公園 |
課題説明
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10週 |
設計② |
資料収集 講評
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11週 |
設計③ |
スタディー提出 講評、エスキス
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12週 |
設計④ |
スタディー提出 講評、エスキス
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13週 |
設計⑤ |
スタディー提出 講評、エスキス
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14週 |
設計⑥ |
提出、講評会
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15週 |
予備日 |
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16週 |
予備日 |
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モデルコアカリキュラムの学習内容と到達目標
分類 | 分野 | 学習内容 | 学習内容の到達目標 | 到達レベル | 授業週 |
専門的能力 | 分野別の専門工学 | 建築系分野 | 設計・製図 | 製図用具の特性を理解し、使用できる。 | 3 | |
線の描き分け(3種類程度)ができる。 | 3 | |
文字・寸法の記入を理解し、実践できる。 | 3 | |
建築の各種図面の意味を理解し、描けること。 | 3 | |
図面の種類別の各種図の配置を理解している。 | 3 | |
図面の尺度・縮尺について理解し、図面の作図に反映できる。 | 3 | |
建築図面を模写し、模写した図面が理解している。 | 3 | |
立体的な発想とその表現(例えば、正投象、単面投象、透視投象などを用い)ができる。 | 3 | |
各種模型材料(例えば、紙、木、スチレンボードなど)を用い、図面をもとに模型を製作できる。または、BIMなどの3D-CADにより建築モデルを作成できる。 | 3 | |
与えられた条件をもとに、コンセプトがまとめられる。 | 3 | |
与えられた条件をもとに、動線・ゾーニングのエスキスができる。 | 3 | |
与えられた条件をもとに、配置図、各階平面図、立面図、断面図などがかける。 | 3 | |
設計した建築物の模型またはパースなどを製作できる。 | 3 | |
講評会等において、コンセプトなどをまとめ、プレゼンテーションができる。 | 3 | |
評価割合
| 試験 | 発表 | 相互評価 | 態度 | ポートフォリオ | その他 | 合計 |
総合評価割合 | 0 | 0 | 0 | 0 | 100 | 0 | 100 |
基礎的能力 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 |
専門的能力 | 0 | 0 | 0 | 0 | 100 | 0 | 100 |
分野横断的能力 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 |