住環境計画

科目基礎情報

学校 仙台高等専門学校 開講年度 2017
授業科目 住環境計画
科目番号 0138 科目区分 専門 / 必修
授業形態 授業 単位の種別と単位数 履修単位: 1
開設学科 建築デザイン学科 対象学年 3
開設期 前期 週時間数 2
教科書/教材
担当教員 相模 誓雄,坂口 大洋,祝 亜弥

到達目標

①日本の近代住宅の萌芽から完成までの流れがわかる。

ルーブリック

理想的な到達レベルの目安標準的な到達レベルの目安未到達レベルの目安
評価項目1日本の近代住宅の発展過程がわかり、伝統的住宅との違いが説明できる。日本の近代住宅の発展過程がわかる。日本の近代住宅の発展過程がわからない。
評価項目2様々な住宅デザインの手法について理解し、説明できる。様々な住宅デザインの手法を知っている。住宅デザインの手法がわからない。
評価項目3

学科の到達目標項目との関係

教育方法等

概要:
日本の近代住宅成立期においては、現代住宅の基礎となる重要な考察や実験が行われた。日本人の空間意識、住環境の洋風化、和洋の融合などについて学ぶ。
戸建住宅、集合住宅等のデザイン手法や、シェアハウスなど近年多様化する住宅の在り方について学ぶ。
授業の進め方・方法:
近代住宅:表題毎にまとめた資料やスライドを見ながら説明を受ける。グループワークを行う。予習:毎回授業の最後に出題、復習:資料配布及び質問票。
注意点:

授業計画

授業内容 週ごとの到達目標
前期
1stQ
1週 ガイダンス
2週 住宅デザイン①戸建住宅のデザイン 事例を通して、戸建住宅のデザイン手法を知る。
3週 住宅デザイン②集合住宅のデザイン 事例を通して、集合住宅のデザイン手法を知る。
4週 住宅デザイン③多様化する住宅のデザイン 事例を通して、近年多様化する住宅の在り方を知る。
5週 近代住宅①日本人の空間意識と和洋折衷住宅 明治時代における住宅の間取りの問題点を明らかにし、どのような改善が試みられたかを知る。
6週 近代住宅②文化住宅と実験住宅 大正時代の住宅改良運動の目的、昭和初期において実験住宅を建てた研究者の創意がわかる。
7週 近代住宅③近代住宅の完成 昭和時代・第二次世界大戦までの間に建築家が建てた、インターナショナルスタイルによる住宅や、リージョナルスタイルによる住宅の空間構成の特徴がわかる。
8週 住宅の機能とデザイン
2ndQ
9週 住宅現場計画(予定)
10週 住宅デザインの基本手法01
11週 住宅デザインの基本手法02
12週 事例にみる集合住宅の計画
13週
14週
15週
16週

モデルコアカリキュラムの学習内容と到達目標

分類分野学習内容学習内容の到達目標到達レベル授業週
専門的能力分野別の専門工学建築系分野計画・歴史居住系施設(例えば、独立住宅、集合住宅など)の計画について説明できる。3

評価割合

試験発表相互評価態度ポートフォリオその他合計
総合評価割合10000000100
基礎的能力0000000
専門的能力10000000100
分野横断的能力0000000