デザイン概論

科目基礎情報

学校 仙台高等専門学校 開講年度 2017
授業科目 デザイン概論
科目番号 0146 科目区分 専門 / 選択
授業形態 授業 単位の種別と単位数 学修単位: 1
開設学科 建築デザイン学科 対象学年 5
開設期 後期 週時間数 1
教科書/教材 前半:配布資料、 後半:配布資料
担当教員 祝 亜弥,相模 誓雄

到達目標

前半:①近代建築の作品分析ができる。②近代建築デザインの流れがわかる。
後半:①建築の構成要素(形と空間の構成)について説明できる。②建築における形態(ものの形)について説明できる。③デザインプレゼンテーションができる。

ルーブリック

理想的な到達レベルの目安標準的な到達レベルの目安未到達レベルの目安
評価項目1近代建築の作品分析が優れている。近代建築の作品分析ができる。近代建築の作品分析ができない。
評価項目2デザインの手法を理解し、プレゼンテーションに応用できる。デザインの手法を理解している。デザインの手法を理解していない。
評価項目3

学科の到達目標項目との関係

教育方法等

概要:
前半:近代は、産業革命による資本主義的生産様式の確立によって、工業デザインや広告デザインなどを生んだ。建築においても、西洋では国際様式の成立前に様々なデザイン運動が起こった。一方、日本は、まず西洋建築が建てられ、上記の運動の影響を受けた。これらの運動による近代建築作品について理解を深める。
後半:デザインの始まりから近代デザインについての歴史的背景を学び、デザインの発生と潮流を探る。さらに、デザインにおける「ヒト」と「モノ」との関係性、デザイン手法論について学ぶ。デザインの歴史的潮流を理解するとともにデザイン行為の基本と本質を理解できることを目標とする。
授業の進め方・方法:
前半:①近代建築の作品分析を行う。②発表を行い、近代建築デザインの流れを理解する。予習:ブラックボードで資料配布、復習:課題レポート作成、ブラックボードへ提出
後半:①様々な分野のデザイン手法や、近年におけるデザインの潮流について説明する。②アプリケーション等を用いて演習を行い、デザインプレゼンテーションに応用する。
注意点:

授業計画

授業内容 週ごとの到達目標
後期
3rdQ
1週
2週
3週
4週
5週
6週
7週
8週
4thQ
9週 近代建築史①海外の近代建築の作品分析 1つの作品の特徴や社会に及ぼした影響がわかる。
10週 近代建築史②日本の近代建築の作品分析 1つの作品の特徴や社会に及ぼした影響がわかる。
11週 作品分析の発表会 近代建築デザインの流れがわかる。
12週 デザインのトピック① 近年のデザインにおけるキーワードを理解できる。
13週 デザインのトピック②
近年のデザインにおけるキーワードを理解できる。
14週 グラフィックデザイン グラフィックデザインの基礎を理解し、演習を通して実践できる。
15週
16週

モデルコアカリキュラムの学習内容と到達目標

分類分野学習内容学習内容の到達目標到達レベル授業週
専門的能力分野別の専門工学建築系分野美術・デザイン建築の構成要素(形と空間の構成)について説明できる。3
建築における形態(ものの形)について説明できる。3

評価割合

試験発表相互評価態度ポートフォリオその他合計
総合評価割合03000070100
基礎的能力030000030
専門的能力000007070
分野横断的能力0000000