建築環境工学Ⅱ

科目基礎情報

学校 仙台高等専門学校 開講年度 2017
授業科目 建築環境工学Ⅱ
科目番号 0148 科目区分 専門 / 選択
授業形態 授業 単位の種別と単位数 学修単位: 1
開設学科 建築デザイン学科 対象学年 4
開設期 後期 週時間数 1
教科書/教材 最新建築環境工学 井上書院
担当教員 小林 仁

到達目標

・室内環境を扱う基本を理解する.
・2級建築士試験に出題される環境関連の問題のうち60%は解くことができるようにする.
・将来建築士として実務を行う上で必要な職能知識を身につける.

ルーブリック

理想的な到達レベルの目安標準的な到達レベルの目安未到達レベルの目安
日照・日射環境関連事項について、実例に適用し評価できる関連事項について、実例を基に説明できる関連事項について、実例を基に説明できていない
光環境関連事項について、実例に適用し評価できる関連事項について、実例を基に説明できる関連事項について、実例を基に説明できていない
湿度関連事項について、実例に適用し評価できる関連事項について、実例を基に説明できる関連事項について、実例を基に説明できていない
熱環境関連事項について、実例に適用し評価できる関連事項について、実例を基に説明できる関連事項について、実例を基に説明できていない
空気環境関連事項について、実例に適用し評価できる関連事項について、実例を基に説明できる関連事項について、実例を基に説明できていない
音環境関連事項について、実例に適用し評価できる関連事項について、実例を基に説明できる関連事項について、実例を基に説明できていない

学科の到達目標項目との関係

教育方法等

概要:
・空間内環境を少ないエネルギー量で快適に維持するための理論および手法を理解する.
授業の進め方・方法:
・講義と演習を通して関連する理論と手法を修得する.
予習:毎回の授業前までに、授業で行う内容と意義を 考えて整理しておくこと。
復習:毎回の授業後に、授業で学んだことを振り返り、今後へ活かす方法を考えること。
注意点:

授業計画

授業内容 週ごとの到達目標
後期
3rdQ
1週 日照・日射環境 時間別の日影図を書くことが出来る。
日照と日射、紫外線、および可視光線について説明できる。
建設地と太陽位置について説明できる。
日照および日射の調節方法について説明できる。
2週 光環境 視覚と光の関係について説明できる。
測光量について理解している。
明視、グレアの現象について説明できる。
照採光および採光計画について説明できる。
人工照明について説明できる。
明計画および照度の計算ができる。
3週 湿度 湿り空気、空気線図について説明できる。
結露現象について説明できる。
4週 熱環境① 伝熱の基礎について説明できる。
熱貫流について説明できる。
室温の形成について理解している。
5週 熱環境② 人体と熱について説明できる。
温熱環境要素について理解している。
温熱環境指標について理解している。
6週 空気環境 空気汚染の種類と室内空気環境基準について説明できる。
必要換気量について計算できる。
自然換気と機械換気について説明ができる。
7週 音環境 音の物理的特性について説明できる。
音の単位について理解している。
聴覚の仕組みについて説明できる。
音心理の三大特性、大きさとうるささ、音の伝搬、減衰、回折について説明できる。
吸音と遮音、残響について理解している。
遮音材料の仕組み、音響計画について理解している。
8週 試験 上記の項目について達成を確認する
4thQ
9週
10週
11週
12週
13週
14週
15週
16週

モデルコアカリキュラムの学習内容と到達目標

分類分野学習内容学習内容の到達目標到達レベル授業週
専門的能力分野別の専門工学建築系分野環境・設備建設地と太陽位置について説明できる。3
時間別の日影図を書くことが出来る。3
日照と日射、紫外線、および可視光線について説明できる。3
日照および日射の調節方法について説明できる。3
視覚と光の関係について説明できる。3
測光量について理解している。3
明視、グレアの現象について説明できる。3
採光および採光計画について説明できる。3
人工照明について説明できる。3
照明計画および照度の計算ができる。3
伝熱の基礎について説明できる。3
熱貫流について説明できる。3
室温の形成について理解している。3
人体と熱について説明できる。3
温熱環境要素について説明できる。3
温熱環境指標について説明できる。3
湿り空気、空気線図について説明できる。3
結露現象について説明できる。3
空気汚染の種類と室内空気環境基準について説明できる。3
必要換気量について計算できる。3
自然換気と機械換気について説明ができる。3
音の物理的特性について説明できる。3
音の単位について説明できる。3
聴覚の仕組みについて説明できる。3
音心理の三大特性、大きさとうるささ、音の伝搬、減衰、回折について説明できる。3
吸音と遮音、残響について説明できる。3
遮音材料の仕組み、音響計画について説明できる。3

評価割合

試験発表相互評価態度ポートフォリオその他合計
総合評価割合90000010100
基礎的能力0000000
専門的能力90000010100
分野横断的能力0000000