卒業研究

科目基礎情報

学校 仙台高等専門学校 開講年度 2017
授業科目 卒業研究
科目番号 0234 科目区分 専門 / 必修
授業形態 実験・実習 単位の種別と単位数 学修単位: 7
開設学科 情報ネットワーク工学科 対象学年 5
開設期 通年 週時間数 前期:4 後期:10
教科書/教材 必要に応じて各指導教員が指示する。
担当教員 今井 裕司,岩井 克全,衣川 昌宏,佐藤 公男,鈴木 哲,平塚 眞彦,藤原 和彦,矢島 邦昭,脇山 俊一郎,袁 巧微,奥村 俊昭,速水 健一,千葉 慎二

到達目標

(1) 自主的・自律的に行動し,学習・研究を計画的に進められる。
(2) 研究テーマに関する基本的な知識や従来の研究成果,関連研究の動向等を説明できる。
(3) 研究テーマにおける課題を明確にし,それに対して自分なりの解決案を提示できる。
(4) 研究テーマの課題への解決案を実行できる。
(5) 簡潔で視覚的表現も考慮した資料を作成し,プレゼンテーションを行うことができる。
(6) 研究の内容を卒業論文としてまとめることができる。

ルーブリック

理想的な到達レベルの目安標準的な到達レベルの目安未到達レベルの目安
評価項目(1)自主的・自律的に行動し,学習・研究を計画的に進められる。学習・研究を計画的に進められる。学習・研究を計画的に進められない。
評価項目(2)研究テーマに関する基本的な知識や従来の研究成果,関連研究の動向等を自ら調べて説明できる。研究テーマに関する基本的な知識や従来の研究成果,関連研究の動向等を説明できる。研究テーマに関する基本的な知識や従来の研究成果,関連研究の動向等を説明できない。
評価項目(3)研究テーマにおける課題を明確にし,それに対して自分なりの解決案を提示し,それを自ら実行できる。研究テーマにおける課題を明確にし,それに対して自分なりの解決案を提示し,それを指導教員の指導のもとで実行できる。 研究テーマにおける課題を明確にし,それに対して自分なりの解決案を提示できない。
評価項目(4)簡潔で視覚的表現も考慮した資料を作成し,プレゼンテーションを行うことができる。指導教員の指示に従い,簡潔で視覚的表現も考慮した資料を作成し,プレゼンテーションを行うことができる。発表資料を作成し,プレゼンテーションを行うことができない。
評価項目(5)研究の内容を卒業論文としてまとめることができ,学会発表が行える。研究の内容を卒業論文としてまとめることができる。研究の内容を卒業論文としてまとめることができない。

学科の到達目標項目との関係

JABEE e 科学,技術,情報を活用して社会の要求を解決するためのデザイン能力

教育方法等

概要:
本学科教員(他学科も可能)の指導の下で,実験,解析,開発,製作あるいは設計等に関する専門的な研究テーマを選択し,解決すべき問題点を整理した上で,文献調査,計画,実験等,評価を巡回的に遂行する。研究の進行状況と成果について,所属研究室での継続的な討論の他,学内での卒研中間発表会および卒研発表会で報告を行い,最終的に卒業論文としてまとめる。
授業の進め方・方法:
研究の背景・目的を明確にし,関連研究を調査しながら,自主性・計画性を持って,真摯な態度で研究内容を遂行し,一定の成果を挙げることを目標とする。
注意点:
4年後期の情報ネットワーク実験Ⅰおよび5年前期の情報ネットワーク実験Ⅱでの学習を基礎に,自主性,自律性,計画性を発揮して,各人の卒業研究テーマにおける課題の解決に取り組んで欲しい。指導教員や研究室のメンバーとのコミュニケーションを絶やさぬようにし,自らに課せられた責任を果たすよう努力してもらいたい。

授業計画

授業内容 週ごとの到達目標
前期
1stQ
1週 卒業研究テーマに関して【授業概要とねらい】に掲げた事項に取り組み,その学習成果を卒業論文としてまとめる。 具体的な達成目標は各テーマで定められる。
2週
3週
4週
5週
6週
7週
8週
2ndQ
9週
10週
11週
12週
13週
14週
15週
16週 卒業研究中間発表会 これまでの取り組み内容をポスターにまとめて発表する。
後期
3rdQ
1週
2週
3週
4週
5週
6週
7週
8週
4thQ
9週
10週
11週
12週
13週
14週
15週
16週 卒業研究発表会 卒業研究の内容を10分のプレゼンテーションにまとめる。

モデルコアカリキュラムの学習内容と到達目標

分類分野学習内容学習内容の到達目標到達レベル授業週

評価割合

研究室における学習状況プレゼンテーション技術卒業研究論文合計
総合評価割合303040100
基礎的能力1051025
専門的能力10102040
分野横断的能力10151035