到達目標
1. ネットワークシステム開発に必要な開発環境を構築できる。
2. ソフトウェア開発手法とプロジェクトマネージメントの概要を理解し、実践できる。
3. センサーデータを活用したネットワークシステム(Webアプリケーション)の設計・開発ができる。
ルーブリック
| 理想的な到達レベルの目安 | 標準的な到達レベルの目安 | 未到達レベルの目安 |
評価項目1 | ネットワークシステム開発に必要な開発環境を複数のパッケージから取捨選択して構築できる。 | ネットワークシステム開発に最低限必要な開発環境を構築できる。 | ネットワークシステム開発に最低限必要な開発環境を構築できない。 |
評価項目2 | ソフトウェア開発手法とプロジェクトマネージメントの概要を十分理解し、それに沿った確実な実践ができる。 | ソフトウェア開発手法とプロジェクトマネージメントの概要を理解し、ある程度実践できる | ソフトウェア開発手法とプロジェクトマネージメントの概要を理解が十分でなく、実践もあまりできない。 |
評価項目3 | アイディアに優れ、完成度の高いセンサーデータを活用したネットワークシステム(Webアプリケーション)を構築できる。 | センサーデータを活用したネットワークシステム(Webアプリケーション)を完成できる。 | センサーデータを活用したネットワークシステム(Webアプリケーション)を完成できない。 |
学科の到達目標項目との関係
教育方法等
概要:
少人数グループでのプロジェクト型実習の形態をとり、プログラミング等の実装技術だけでなく、進捗管理、品質管理等のシステム開発工程全般についての理解を深める。
実用的なWebアプリケーションの構築を通して、ネットワークシステム開発の技法を修得する。
授業の進め方・方法:
本科目は、ネットワークプログラミングⅠ、ネットワークプログラミングⅡ、データ管理技術、分散コンピューティングⅠと関連する。それぞれの教科で学習した内容を総合的に応用して、実システムを開発する。
注意点:
1グループ5名程度の構成でのPBL形式での授業であるため、グループワークに積極的に参加し、自らの役割を遂行することが重要である。
授業計画
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週 |
授業内容 |
週ごとの到達目標 |
前期 |
1stQ |
1週 |
授業ガイダンスに引き続き、システム開発実習(PBL)で実践するソフトウェア開発手法とプロジェクトマネージメントの概要を説明する。 |
・この科目の目的、位置づけ、到達目標を理解する。 ・アジャイル型のソフトウェア開発手法の概要を理解する。
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2週 |
ネットワークシステム開発の環境構築に必要な知識を身につけ、実際に環境を構築する |
・サーバ仮想化の技術概要を理解できる。 ・Webアプリケーションの実装に必要なソフトウェア環境について理解し、その環境を仮想サーバ上に構築できる。
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3週 |
ネットワークシステム開発の環境構築に必要な知識を身につけ、実際に環境を構築する |
各種センサーの仕様等を把握し、センサーデータをネットワークから取得できる。
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4週 |
ネットワークシステム開発の環境構築に必要な知識を身につけ、実際に環境を構築する |
各種センサーの仕様等を把握し、センサーデータをネットワークから取得できる。
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5週 |
キャンパス内の室内・屋外に設置された各種センサーからネットワークを経由して得られるデータを利用したWebアプリケーションを企画する。 |
開発システムの企画をグループワークとして行うことができる。
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6週 |
Webアプリケーションを開発する。 アジャイル開発(第1スプリント) |
・アジャイル型のソフトウェア開発手法を実践できる。 ・ネットワークを介したセンサーデータの取得ができる。 ・データベースの設計・実装ができる。 ・Webアプリケーションの設計・実装ができる。
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7週 |
Webアプリケーションを開発する。 アジャイル開発(第1スプリント) |
・アジャイル型のソフトウェア開発手法を実践できる。 ・ネットワークを介したセンサーデータの取得ができる。 ・データベースの設計・実装ができる。 ・Webアプリケーションの設計・実装ができる。
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8週 |
Webアプリケーションを開発する。 アジャイル開発(第1スプリント) |
・アジャイル型のソフトウェア開発手法を実践できる。 ・ネットワークを介したセンサーデータの取得ができる。 ・データベースの設計・実装ができる。 ・Webアプリケーションの設計・実装ができる。
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2ndQ |
9週 |
Webアプリケーションを開発する。 アジャイル開発(第1スプリント) |
・アジャイル型のソフトウェア開発手法を実践できる。 ・ネットワークを介したセンサーデータの取得ができる。 ・データベースの設計・実装ができる。 ・Webアプリケーションの設計・実装ができる。
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10週 |
レビュー |
・第1スプリントで開発したWebアプリケーションの内容を説明できる。 ・レビュー結果をもとに課題を整理し、第2スプリントの開発スケジュールを取りまとめることができる。
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11週 |
Webアプリケーションを開発する。 アジャイル開発(第2スプリント) |
・アジャイル型のソフトウェア開発手法を実践できる。 ・ネットワークを介したセンサーデータの取得ができる。 ・データベースの設計・実装ができる。 ・Webアプリケーションの設計・実装ができる。
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12週 |
Webアプリケーションを開発する。 アジャイル開発(第2スプリント) |
・アジャイル型のソフトウェア開発手法を実践できる。 ・ネットワークを介したセンサーデータの取得ができる。 ・データベースの設計・実装ができる。 ・Webアプリケーションの設計・実装ができる。
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13週 |
Webアプリケーションを開発する。 アジャイル開発(第2スプリント) |
・アジャイル型のソフトウェア開発手法を実践できる。 ・ネットワークを介したセンサーデータの取得ができる。 ・データベースの設計・実装ができる。 ・Webアプリケーションの設計・実装ができる。
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14週 |
Webアプリケーションを開発する。 アジャイル開発(第2スプリント) |
・アジャイル型のソフトウェア開発手法を実践できる。 ・ネットワークを介したセンサーデータの取得ができる。 ・データベースの設計・実装ができる。 ・Webアプリケーションの設計・実装ができる。
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15週 |
発表会 |
開発したWebアプリケーションの内容を説明できる。
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16週 |
まとめ |
KPT法によりプロジェクトの振り返りをまとめることができる。
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モデルコアカリキュラムの学習内容と到達目標
分類 | 分野 | 学習内容 | 学習内容の到達目標 | 到達レベル | 授業週 |
専門的能力 | 専門的能力の実質化 | PBL教育 | PBL教育 | 工学が関わっている数々の事象について、自らの専門知識を駆使して、情報を収集することができる。 | 4 | 前14 |
集められた情報をもとに、状況を適確に分析することができる。 | 4 | 前7,前14 |
与えられた目標を達成するための解決方法を考えることができる。 | 4 | 前7,前14 |
各種の発想法や計画立案手法を用いると、課題解決の際、効率的、合理的にプロジェクトを進めることができることを知っている。 | 3 | 前8,前9,前14 |
評価割合
| 試験 | 発表 | 相互評価 | 態度 | ポートフォリオ | その他 | 合計 |
総合評価割合 | 0 | 20 | 40 | 0 | 0 | 40 | 100 |
基礎的能力 | 0 | 10 | 20 | 0 | 0 | 20 | 50 |
専門的能力 | 0 | 10 | 20 | 0 | 0 | 20 | 50 |
分野横断的能力 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 |