情報ネットワーク実験Ⅱ

科目基礎情報

学校 仙台高等専門学校 開講年度 平成31年度 (2019年度)
授業科目 情報ネットワーク実験Ⅱ
科目番号 0266 科目区分 専門 / 必修
授業形態 実験・実習 単位の種別と単位数 履修単位: 3
開設学科 情報ネットワーク工学科 対象学年 5
開設期 前期 週時間数 6
教科書/教材 必要に応じて各指導教員が指示する。
担当教員 今井 裕司,岩井 克全,袁 巧微,奥村 俊昭,衣川 昌宏,佐藤 公男,鈴木 哲,千葉 慎二,速水 健一,平塚 眞彦,藤原 和彦,矢島 邦昭,脇山 俊一郎

到達目標

【学習・教育目標】
 (C)情報工学あるいは電子工学の分野で,人間性豊かなエンジニアとして活躍するための知識を獲得すること。

(1) 自主的・自律的に行動し,学習・研究を計画的に進められる。
(2) 研究テーマに関する基本的な知識や従来の研究成果,関連研究の動向等を説明できる。
(3) 簡潔で視覚的表現も考慮したプレゼンテーション資料を作成することができる。
(4) 論理的で説得力のあるプレゼンテーションを行うことができる。
(5) 正しい日本語で論理的にまとめられた報告書を作成できる。

ルーブリック

理想的な到達レベルの目安標準的な到達レベルの目安未到達レベルの目安
評価項目1自主的・自律的に行動し,学習・研究を計画的に進められる。学習・研究を計画的に進められる。学習・研究を計画的に進められない。
評価項目2研究テーマに関する基本的な知識や従来の研究成果,関連研究の動向等を自ら調べて説明できる。研究テーマに関する基本的な知識や従来の研究成果,関連研究の動向等を説明できる。研究テーマに関する基本的な知識や従来の研究成果,関連研究の動向等を説明できない。
評価項目3簡潔で視覚的表現も考慮したプレゼンテーション資料を作成し,論理的で説得力のあるプレゼンテーションを行うことができる。プレゼンテーション資料を作成し,プレゼンテーションを行うことができる。プレゼンテーション資料を作成できない。
評価項目4正しい日本語で論理的にまとめられた報告書を作成できる。 報告書を作成できる。 報告書を作成できない。

学科の到達目標項目との関係

JABEE d 当該分野で必要な知識と応用能力
JABEE e 科学,技術,情報を活用して社会の要求を解決するためのデザイン能力
JABEE i チームで仕事するための能力

教育方法等

概要:
卒業研究の指導教員の下,卒業研究に関連した文献・資料調査,実験実習などを行い,自分が取り組んでいるテーマに関する基本的な知識や研究の位置づけ,関連研究の動向などを理解する。
所属研究室でのゼミ等を通じて,情報収集・文献調査の能力,資料作成法やプレゼンテーション技法の向上を図る。
授業の進め方・方法:
実験の遂行には,座学として学んだ専門科目の知識全般が関係してくる。
事前に関連する事項について復習し,実験に当たっては,作業の目的や意味を考えながら実験を遂行すること。
注意点:
自主性,自律性,計画性を発揮して,各人の研究テーマにおける課題の解決に取り組んで欲しい。
指導教員や研究室のメンバーとのコミュニケーションを絶やさぬようにし,自らに課せられた責任を果たすこと。
実験中,事故やケガのないように十分注意すること。

授業計画

授業内容 週ごとの到達目標
前期
1stQ
1週 実験IIテーマに関して【授業概要とねらい】に掲げた事項に取り組み,その学習成果を報告書としてまとめる。 具体的な達成目標は各テーマで定められる。
2週
3週
4週
5週
6週
7週
8週
2ndQ
9週
10週
11週
12週
13週
14週
15週 報告書提出 実験IIの内容を報告書にまとめる。
16週 実験II発表会 これまでの取り組み内容をポスターにまとめて発表する。

モデルコアカリキュラムの学習内容と到達目標

分類分野学習内容学習内容の到達目標到達レベル授業週
基礎的能力工学基礎工学実験技術(各種測定方法、データ処理、考察方法)工学実験技術(各種測定方法、データ処理、考察方法)物理、化学、情報、工学における基礎的な原理や現象を明らかにするための実験手法、実験手順について説明できる。4前1,前2,前3,前4,前5,前6,前7,前8,前9,前10,前11,前12,前13,前14,前15
実験装置や測定器の操作、及び実験器具・試薬・材料の正しい取扱を身に付け、安全に実験できる。4前1,前2,前3,前4,前5,前6,前7,前8,前9,前10,前11,前12,前13,前14,前15
実験データの分析、誤差解析、有効桁数の評価、整理の仕方、考察の論理性に配慮して実践できる。4前1,前2,前3,前4,前5,前6,前7,前8,前9,前10,前11,前12,前13,前14,前15
実験テーマの目的に沿って実験・測定結果の妥当性など実験データについて論理的な考察ができる。4前1,前2,前3,前4,前5,前6,前7,前8,前9,前10,前11,前12,前13,前14,前15,前16
実験ノートや実験レポートの記載方法に沿ってレポート作成を実践できる。4前1,前2,前3,前4,前5,前6,前7,前8,前9,前10,前11,前12,前13,前14,前15
実験データを適切なグラフや図、表など用いて表現できる。4前1,前2,前3,前4,前5,前6,前7,前8,前9,前10,前11,前12,前13,前14,前15,前16
実験の考察などに必要な文献、参考資料などを収集できる。4前1,前2,前3,前4,前5,前6,前7,前8,前9,前10,前11,前12,前13,前14,前15
実験・実習を安全性や禁止事項など配慮して実践できる。4前1,前2,前3,前4,前5,前6,前7,前8,前9,前10,前11,前12,前13,前14,前15
個人・複数名での実験・実習であっても役割を意識して主体的に取り組むことができる。4前1,前2,前3,前4,前5,前6,前7,前8,前9,前10,前11,前12,前13,前14,前15
レポートを期限内に提出できるように計画を立て、それを実践できる。4前1,前2,前3,前4,前5,前6,前7,前8,前9,前10,前11,前12,前13,前14,前15
専門的能力分野別の専門工学情報系分野その他の学習内容少なくとも一つの具体的なコンピュータシステムについて、起動・終了やファイル操作など、基本的操作が行える。4前1,前2,前3,前4,前5,前6,前7,前8,前9,前10,前11,前12,前13,前14,前15,前16
少なくとも一つの具体的なオフィススイート等を使って、文書作成や図表作成ができ、報告書やプレゼンテーション資料を作成できる。4前1,前2,前3,前4,前5,前6,前7,前8,前9,前10,前11,前12,前13,前14,前15,前16
少なくとも一つのメールツールとWebブラウザを使って、メールの送受信とWebブラウジングを行うことができる。4前1,前2,前3,前4,前5,前6,前7,前8,前9,前10,前11,前12,前13,前14,前15,前16
分野横断的能力汎用的技能汎用的技能汎用的技能日本語と特定の外国語の文章を読み、その内容を把握できる。4前1,前2,前3,前4,前5,前6,前7,前8,前9,前10,前11,前12,前13,前14,前15
書籍、インターネット、アンケート等により必要な情報を適切に収集することができる。4前1,前2,前3,前4,前5,前6,前7,前8,前9,前10,前11,前12,前13,前14,前15
収集した情報の取捨選択・整理・分類などにより、活用すべき情報を選択できる。4前1,前2,前3,前4,前5,前6,前7,前8,前9,前10,前11,前12,前13,前14,前15
収集した情報源や引用元などの信頼性・正確性に配慮する必要があることを知っている。4前1,前2,前3,前4,前5,前6,前7,前8,前9,前10,前11,前12,前13,前14,前15
目的や対象者に応じて適切なツールや手法を用いて正しく情報発信(プレゼンテーション)できる。4前1,前2,前3,前4,前5,前6,前7,前8,前9,前10,前11,前12,前13,前14,前16
課題の解決は直感や常識にとらわれず、論理的な手順で考えなければならないことを知っている。4前1,前2,前3,前4,前5,前6,前7,前8,前9,前10,前11,前12,前13,前14,前15
どのような過程で結論を導いたか思考の過程を他者に説明できる。4前1,前2,前3,前4,前5,前6,前7,前8,前9,前10,前11,前12,前13,前14,前15
態度・志向性(人間力)態度・志向性態度・志向性自らの考えで責任を持ってものごとに取り組むことができる。4前1,前2,前3,前4,前5,前6,前7,前8,前9,前10,前11,前12,前13,前14,前15
目標の実現に向けて計画ができる。4前1,前2,前3
目標の実現に向けて自らを律して行動できる。4前1,前2,前3,前4,前5,前6,前7,前8,前9,前10,前11,前12,前13,前14,前15,前16

評価割合

研究室における学習状況プレゼンテーション技術報告書合計
総合評価割合204040100
基礎的能力5101025
専門的能力10202050
分野横断的能力5101025