到達目標
(1) 自主的・自律的に行動し,実習を計画的に進められる。
(2) これまでの学習内容をもとに,応用的技術に関する知識や技術を身につける。
(3) 簡潔で視覚的表現も考慮したプレゼンテーション資料を作成することができる。
(4) 論理的で説得力のあるプレゼンテーションを行うことができる。
(5) 正しい日本語で論理的にまとめられた報告書を作成できる。
ルーブリック
| 理想的な到達レベルの目安 | 標準的な到達レベルの目安 | 未到達レベルの目安 |
自主性と計画性 | 自主的・自律的に行動し,与えられたテーマに基づき学習・実習を計画的に進めることができる。 | 自主的・自律的・計画的な行動・実習ができる。 | 自主的・自律的・計画的な行動・実習ができない。 |
プレゼンテーション | 簡潔かつ視覚的表現を考慮したプレゼンテーション資料を作成でき,論理的で説得力のあるプレゼンテーションを行うとともに,適切な質疑応答をすることができる。 | 簡潔かつ視覚的表現を考慮したプレゼンテーション資料を作成でき,論理的で説得力のあるプレゼンテーションを行うことができる。 | 簡潔かつ視覚的表現を考慮したプレゼンテーション資料を作成できない,あるいは論理的で説得力のあるプレゼンテーションを行うことができない。 |
報告書 | 正しい日本語で論理的にまとめられ,わかりやすい報告書を作成できる。 | 正しい日本語で論理的にまとめられた報告書を作成できる。 | 正しい日本語で論理的にまとめられた報告書を作成できない。 |
学科の到達目標項目との関係
教育方法等
概要:
これまでの各教科で学習してきた知識や経験をもとに,卒業研究につながる応用的技術についての知識と技術を習得する。学生が自ら積極的に実習に取り組むことで自主性・計画性を身に付ける。
授業の進め方・方法:
クラスを3つのグループに分け,それぞれの実習テーマについて4週ずつ取り組んでいく。それぞれの実習テーマの最後には実習に関するプレゼンテーションを行い,論理的にまとまった報告書を提出する。
注意点:
座学として学んだ専門科目全般の学習を基礎に,自主性,自律性,計画性を発揮して,課題に取り組んで欲しい。
指導教員やグループのメンバーとのコミュニケーションを絶やさぬようにし,自らに課せられた責任を果たすよう努力してもらいたい。
通信工学実験ではこれまで学んだ座学の実践的な技術の習得を主とするが,情報ネットワーク基礎実験では,本学科の「電気通信技術」,「ネットワーキング技術」,「ネットワークシステム技術」の3本柱について,より深い実習を行う。関連した研究室ごとで班編成して実習を行い,卒業研究に直結するような技術の習得を目指す。
授業計画
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週 |
授業内容 |
週ごとの到達目標 |
前期 |
1stQ |
1週 |
ガイダンス |
実験・実習に関する動機づけが行われ,関係する内容の調査が自ら行える。
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2週 |
実習 第1期(1) |
基礎内容に関しての知識を実験を通じて確認し,あらたな実験遂行のためのスケジュールを確認できる。
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3週 |
実習 第1期(2) |
あらたな課題の知識を習得し,実験に必要な準備をして,実験に取り組むことができる。
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4週 |
実習 第1期(3) |
あらたな課題の知識を習得し,実験に必要な準備をして,実験に取り組むことができる。
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5週 |
実習 第1期(4) |
設定した実験に対する結果を導出し,報告の準備をすることができる。
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6週 |
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実習についての適切なプレゼンテーションが行える。
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7週 |
実習 第2期(1) |
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8週 |
実習 第2期(2) |
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2ndQ |
9週 |
実習 第2期(3) |
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10週 |
実習 第2期(4) |
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11週 |
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実習についての適切なプレゼンテーションが行える。
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12週 |
実習 第3期(1) |
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13週 |
実習 第3期(2) |
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14週 |
実習 第3期(3) |
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15週 |
実習 第3期(4) |
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16週 |
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実習についての適切なプレゼンテーションが行える。
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モデルコアカリキュラムの学習内容と到達目標
分類 | 分野 | 学習内容 | 学習内容の到達目標 | 到達レベル | 授業週 |
評価割合
| (第1期)プレゼン・報告書 | (第2期)プレゼン・報告書 | (第3期)プレゼン・報告書 | 合計 |
総合評価割合 | 34 | 33 | 33 | 100 |
基礎的能力 | 11 | 11 | 11 | 33 |
専門的能力 | 11 | 11 | 11 | 33 |
分野横断的能力 | 12 | 11 | 11 | 34 |