ディジタルシステムA

科目基礎情報

学校 仙台高等専門学校 開講年度 平成27年度 (2015年度)
授業科目 ディジタルシステムA
科目番号 0024 科目区分 専門 / 必修
授業形態 授業 単位の種別と単位数 履修単位: 1
開設学科 情報システム工学科 対象学年 4
開設期 前期 週時間数 2
教科書/教材 Webテキスト
担当教員 熊谷 和志,力武 克彰

到達目標

カメレオンAVRボードの構成を理解し,プログラミングができる.
また,応用として,A/D,D/A変換の原理の理解と機能の利用,DCモータ,ステッピングモータなどの原理や構造,種類などの理解と制御などができる.

ルーブリック

理想的な到達レベルの目安標準的な到達レベルの目安未到達レベルの目安
評価項目1
評価項目2
評価項目3

学科の到達目標項目との関係

教育方法等

概要:
1チップマイクロコンピュータに内蔵された周辺機能や接続する周辺機器として,A/D,D/A変換器やDCモータ,ステッピングモータなどを用い,実習を通してそれらに対する理解を深める.A/D,D/A変換器については,入力したデータをディジタル領域で処理する手順について学習する.DCモータやステッピングモータなどでは,動作原理,動作特性を理解し,モータの回転制御を学習する.
授業の進め方・方法:
マイペース完全習得学習型で,各自でスケジュールを立案し,それに沿ってグループワークで課題に取り組む.
注意点:
第3学年の「マイクロコンピュータ基礎」や「コンピュータシステム基礎」,「ディジタル技術」などの知識が基礎となる.授業ではカメレオンAVRボードを使用するので,AVRマイコンについての知識が必要である.授業内容はプログラミング実習が主となるので,普段から予習復習する習慣を養うこと.授業形式はマイペース完全習得学習であるので,計画的に課題をこなすことが求められる.

授業計画

授業内容 週ごとの到達目標
前期
1stQ
1週 ガイダンス 授業内容を理解する
自分で学習計画を立てられる
2週 3年次授業復習課題 3年次の授業内容を復習して課題に取り組める
3週 3年次授業復習課題 3年次の授業内容を復習して課題に取り組める
4週 3年次授業復習課題 3年次の授業内容を復習して課題に取り組める
5週 A/D・D/A変換 A/D・D/A変換を理解して課題に取り組める
6週 A/D・D/A変換 A/D・D/A変換を理解して課題に取り組める
7週 A/D・D/A変換 A/D・D/A変換を理解して課題に取り組める
8週 DCモータの制御 DCモータの制御法を理解して課題に取り組める
2ndQ
9週 DCモータの制御 DCモータの制御法を理解して課題に取り組める
10週 DCモータの制御 DCモータの制御法を理解して課題に取り組める
11週 ステッピングモータの制御 ステッピングモータの構造と制御法を理解して課題に取り組める
12週 ステッピングモータの制御 ステッピングモータの構造と制御法を理解して課題に取り組める
13週 ステッピングモータの制御 ステッピングモータの構造と制御法を理解して課題に取り組める
14週 RCサーボの制御 RCサーボの制御法を理解して課題に取り組める
15週 RCサーボの制御 RCサーボの制御法を理解して課題に取り組める
16週 RCサーボの制御 RCサーボの制御法を理解して課題に取り組める

モデルコアカリキュラムの学習内容と到達目標

分類分野学習内容学習内容の到達目標到達レベル授業週
専門的能力分野別の専門工学電気・電子系分野情報基本的なアルゴリズムを理解し、図式表現できる。3前2,前3,前4,前5,前6,前7,前8,前9,前10,前11,前12,前13,前14,前15
プログラミング言語を用いて基本的なプログラミングができる。3前2,前3,前4,前5,前6,前7,前8,前9,前10,前11,前12,前13,前14,前15
情報系分野プログラミング与えられた問題に対して、それを解決するためのソースプログラムを記述できる。3前2,前3,前4,前5,前6,前7,前8,前9,前10,前11,前12,前13,前14,前15
主要な言語処理プロセッサの種類と特徴を説明できる。2前1
要求仕様に従って、標準的な手法により実行効率を考慮したプログラムを設計できる。3前2,前3,前4,前5,前6,前7,前8,前9,前10,前11,前12,前13,前14,前15
分野別の工学実験・実習能力情報系分野【実験・実習能力】情報系【実験・実習】与えられた問題に対してそれを解決するためのソースプログラムを、標準的な開発ツールや開発環境を利用して記述できる。3前2,前3,前4,前5,前6,前7,前8,前9,前10,前11,前12,前13,前14,前15
専門的能力の実質化PBL教育PBL教育各種の発想法や計画立案手法を用いると、課題解決の際、効率的、合理的にプロジェクトを進めることができることを知っている。2前1

評価割合

レポート課題達成状況合計
総合評価割合9010100
基礎的能力000
専門的能力90090
分野横断的能力01010