ディジタルシステムB

科目基礎情報

学校 仙台高等専門学校 開講年度 平成27年度 (2015年度)
授業科目 ディジタルシステムB
科目番号 0025 科目区分 専門 / 必修
授業形態 授業 単位の種別と単位数 履修単位: 1
開設学科 情報システム工学科 対象学年 4
開設期 後期 週時間数 2
教科書/教材
担当教員 早川 吉弘

到達目標

画像のディジタル化とそのデータ表現,ディジタル画像の直交変換について説明できること。 画像認識のプロセスと代表的な処理について説明できること。 空間フィルタのアルゴリズムが説明できること。 画像の幾何変換,モザイク処理,データ圧縮について説明できること。

ルーブリック

理想的な到達レベルの目安標準的な到達レベルの目安未到達レベルの目安
評価項目1
評価項目2
評価項目3

学科の到達目標項目との関係

教育方法等

概要:
画像処理を通じて、ディジタル信号処理についての知識を習得する。
授業の進め方・方法:
単に画像に対する処理の原理を理解して、それを具体的にプログラミングして実行するといった実習との組み合わせで進めてゆく。
注意点:
プログラミング基礎,プログラミング,応用プログラミングI,IIと関連する。 本授業では開発言語にC言語を用いているため,基本的なプログラム開発能力を必要とする。 また,単に画像に対する処理を確認するだけではなく,理論的にその出力結果が理解でき,説 明ができる必要がある。数式の導出方法を理解するのではなく,数式が表す物理的な意味を理 解するよう心がけて受講すること。

授業計画

授業内容 週ごとの到達目標
後期
3rdQ
1週 ガイダンス ガイダンスの理解
2週 画像の取り扱い 画像ファイルをプログラムで扱える。
3週 階調補正 階調補正ができる。
4週 2値化処理 2値化処理ができる。
5週 空間フィルタリング 空間フィルタリングができる。
6週 周波数フィルタリング1 フーリエ級数展開から任意の波形は三角関数の合成であることを理解できる。
7週 周波数フィルタリング2 FFTの原理が理解できる。
8週 周波数フィルタリング3 周波数フィルタリングができる
4thQ
9週 画像の圧縮符号化 2値画像処理 画像の圧縮符号化と2値画像処理ができる
10週 電子透かし 立体・3次元環境認識 電子透かしと立体・3次元環境認識ができる
11週 動画処理 動画処理が説明できる
12週 文字・図形の認識 簡単な文字・図形の認識ができる。
13週 画像の認識 簡単な画像の認識ができる。
14週 カラー画像処理 簡単なカラー画像処理ができる。
15週 期末試験
16週 試験返却

モデルコアカリキュラムの学習内容と到達目標

分類分野学習内容学習内容の到達目標到達レベル授業週

評価割合

試験発表相互評価態度ポートフォリオその他合計
総合評価割合0000000
基礎的能力0000000
専門的能力0000000
分野横断的能力0000000