概要:
1チップマイクロコンピュータに内蔵された周辺機能や接続する周辺機器として,A/D,D/A変換器やDCモータ,ステッピングモータなどを用い,実習を通してそれらに対する理解を深める.A/D,D/A変換器については,入力したデータをディジタル領域で処理する手順について学習する.DCモータやステッピングモータなどでは,動作原理,動作特性を理解し,モータの回転制御を学習する.
授業の進め方・方法:
マイペース完全習得学習型で,各自でスケジュールを立案し,それに沿ってグループワークで課題に取り組む.
注意点:
第3学年の「マイクロコンピュータ基礎」や「コンピュータシステム基礎」,「ディジタル技術」などの知識が基礎となる.授業ではカメレオンAVRボードを使用するので,AVRマイコンについての知識が必要である.授業内容はプログラミング実習が主となるので,普段から予習復習する習慣を養うこと.授業形式はマイペース完全習得学習であるので,計画的に課題をこなすことが求められる.
分類 | 分野 | 学習内容 | 学習内容の到達目標 | 到達レベル | 授業週 |
専門的能力 | 分野別の専門工学 | 電気・電子系 | 情報 | 基本的なアルゴリズムを理解し、図式表現できる。 | 3 | 前2,前3,前4,前5,前6,前7,前8,前9,前10,前11,前12,前13,前14,前15 |
プログラミング言語を用いて基本的なプログラミングができる。 | 3 | 前2,前3,前4,前5,前6,前7,前8,前9,前10,前11,前12,前13,前14,前15 |
情報系 | プログラミング | 与えられた簡単な問題に対して、それを解決するためのソースプログラムを記述できる。 | 3 | 前2,前3,前4,前5,前6,前7,前8,前9,前10,前11,前12,前13,前14,前15 |
主要な言語処理プロセッサの種類と特徴を説明できる。 | 2 | 前1 |
要求仕様に従って、標準的な手法により実行効率を考慮したプログラムを設計できる。 | 3 | 前2,前3,前4,前5,前6,前7,前8,前9,前10,前11,前12,前13,前14,前15 |
分野別の工学実験・実習能力 | 情報系【実験実習】 | 情報系【実験実習】 | 与えられた簡単な問題に対してそれを解決するためのソースプログラムを、標準的な開発ツールや開発環境を利用して記述できる。 | 3 | 前2,前3,前4,前5,前6,前7,前8,前9,前10,前11,前12,前13,前14,前15 |
専門的能力の実質化 | PBL教育 | PBL教育 | 各種の発想法や計画立案手法を用いると、課題解決の際、効率的、合理的にプロジェクトを進めることができることを知っている。 | 2 | 前1 |