情報システム演習Ⅱ

科目基礎情報

学校 仙台高等専門学校 開講年度 2017
授業科目 情報システム演習Ⅱ
科目番号 0283 科目区分 専門 / 選択
授業形態 演習 単位の種別と単位数 履修単位: 1
開設学科 情報システム工学科 対象学年 4
開設期 後期 週時間数 2
教科書/教材 配布プリント
担当教員 白根 崇,竹島 久志

到達目標

高専入学前、及び、入学後の情報システム工学科で学んだ知識と体験を、主観的及び客観的に振り返って分析することで今後のキャリア展望を明確にし、
その展望を実現するにあたって必要な今後の学習の目的意識を明確にし、進路活動で必要な作業を明確にする。

ルーブリック

理想的な到達レベルの目安標準的な到達レベルの目安未到達レベルの目安
評価項目1客観的自己分析の基礎力が十分に身についている。客観的自己分析の基礎力が概ね身についている。客観的自己分析の基礎力が身についていない。
評価項目2希望進路調査の基礎力が十分に身についている。希望進路調査の基礎力が概ね身についている。希望進路調査の基礎力が身についていない。
評価項目3適切な進路提出書類の作成に関する基礎力が十分に身についている。適切な進路提出書類の作成に関する基礎力が概ね身についている。適切な進路提出書類の作成に関する基礎力が身についていない。
評価項目4面接技法の基礎力が十分に身についている。面接技法の基礎力が概ね身についている。面接技法の基礎力が身についていない。

学科の到達目標項目との関係

教育方法等

概要:
自己分析、他己分析、自分マップなどの作成を通して、自分自身を主観的、客観的に分析することで、就職あるいは進学という進路選択、更には、具体的な進路先について明確な展望をする。具体的には、企業や大学等の調査とそれに基づく志望動機、履歴書とエントリーシートなどを作成せうると共に、ディスカッションを通して、多角的で現実的なキャリア展望を行う。
授業の進め方・方法:
キャリア展望に関して担当教員から必要な事項をガイダンスで説明した後に、自己分析、他己分析、自分マップを各自が作成する。また、他の学生の考え方を発表やディスカッションを通して理解する。特に、進路選択でもっとも重要な、進路希望先調査を行うことで、今後必要な学習や能力開発を明確にする。
注意点:
就職活動、あるいは進学活動は目前に迫っている。早くから、明確な自分分析を行い、多角的な調査に基づいてマッチングのとれた進路を検討することが、重要である。そのためには、履歴書やエントリーシートなど、書類を作成する経験が実際の活動の有用な訓練にもなることを良く理解して、主体的な調査と分析が必要である。

授業計画

授業内容 週ごとの到達目標
後期
3rdQ
1週 ガイダンス(今後の進路活動スケジュール、自己分析と他己分析の重要性)と自分マップの作成 自己分析と他己分析の重要性を理解し、自分歴を作成することができる。
2週 高専での学習の振り返り(自己) 入学時に持っていた展望と入学後の学習を振り返り、これまでの自分の成果と課題を理解する。
3週 高専での学習の振り返り(全体)発表とディスカッション 他の人の振り返りを理解することで、自分自身の振り返りを客観化できる
4週 自分チャート(自己分析)の作成と、他者との比較(他己分析の宿題) 自分の特徴を認識できる
5週 他己分析の結果と自己分析の結果を比較 自分が認識した自己の特徴と、他者から見た特徴を比較し、自己を客観的に分析できる
6週 自己調書の作成 自分の長所、短所、これまでの経験、進路、等を言葉で明確に表現できる
7週 講演1(起業、大学等) 企業や大学の視点を理解できる
8週 進路希望先調査(1) 自分の進路先候補を具体的にあげて、調査できる
4thQ
9週 進路希望のグループディスカッション 自分の希望進路の適性を主観的、客観的に評価できる
10週 進路希望先調査(2) 自分の適性にあった希望進路をあげて、調査できる
11週 履歴書、エントリーシートの作成 履歴書、エントリーシートを作成できる
12週 講演2(企業、大学等) 企業や大学の視点を理解できる
13週 模擬面接(1) 模擬面接により、注意すべき点を理解できる
14週 模擬面接(2) 模擬面接により、注意すべき点を改善できる
15週 キャリア展望の総括 今後の学習や生活で力を入れるべき点を総括できる
16週 試験 自分の分析と進路の展望を言葉で表現できる

モデルコアカリキュラムの学習内容と到達目標

分類分野学習内容学習内容の到達目標到達レベル授業週

評価割合

試験発表相互評価態度ポートフォリオその他合計
総合評価割合50000050100
基礎的能力50000050100
専門的能力0000000
分野横断的能力0000000