専攻研究Ⅰ

科目基礎情報

学校 仙台高等専門学校 開講年度 平成27年度 (2015年度)
授業科目 専攻研究Ⅰ
科目番号 0007 科目区分 専門 / 必修
授業形態 授業 単位の種別と単位数 学修単位: 6
開設学科 生産システムデザイン工学専攻 対象学年 専1
開設期 通年 週時間数 3
教科書/教材 指導教員ごとに指定される
担当教員

到達目標

(A)数学、自然科学を基礎とした課題研究に取り組み、情報機器システムを使って設計、制御、プレゼンテーション資料の作成ができる。
(B)自分の研究テーマに関して、社会に対する影響を論じることができる。
(C)自分の研究課題について、論理的にレジュメを作成できる。定められた時間内に論理的に発表(質疑応答を含む)できる。
(D)専門に関係した工業技術システム(*)を、科学的理論を用いて説明し、設計やデザインに活かすことができる。
また、研究テーマについて、自らの方法を見出し、研究計画を立て、これに基づき、実験・解析ができる。
(E)専攻研究を通して、課題や問題点の発見と改善、新しい工業技術システム(*)の開発等を継続的に実施できる。

ルーブリック

理想的な到達レベルの目安標準的な到達レベルの目安未到達レベルの目安
評価項目1
評価項目2
評価項目3

学科の到達目標項目との関係

教育方法等

概要:
論文サーベイや指導教員との指導に基づき研究の背景と目的を明確化し、具体的な研究課題を選定する。次に、調査・実験、シミュレーションなどの研究計画を立案し、その計画に従って研究を遂行する。実施した研究から得られたデータの整理、結果の検討、ゼミ(発表、ディスカッション、後輩の指導を含む)を通して、研究の実際を体得する。
授業の進め方・方法:
学生が自主的、継続的に研究に取り組む心構えが大切である。研究の進捗状況を確認するために、コース長に定期的に報告することが求められる。指導教員等と十分なディスカッションを行った上で、研究計画をたてて、遂行すること。
注意点:
2年間の在学中に、1回以上の学会等での発表が義務付けられている。指導教員と相談し、計画的に準備すること。また、研究動向や研究への取り組み方を理解するために、みやぎ産業振興機構主宰の産学官連携フェアや
専攻科が開催する指定された講演会等に出席すること。
Webシラバスの授業計画欄には、週ごとに記載されているが、全体にわたり行う内容と目標である。

授業計画

授業内容 週ごとの到達目標
前期
1stQ
1週 ゼミによる研究課題の掘り下げ(1) 論文サーベイゼミによる研究の背景と目的の構築・理解
2週 ゼミにおける討論、演習を通しての、研究に必要な知識・考え方を修得する
3週 ゼミ資料や中間報告書を作成する
4週 ゼミによる研究課題の掘り下げ(2) 研究方法、実験方法、分析方法の検討・考察
5週 調査・実験でのデータ整理、分析方法の理解
6週 ゼミにおける後輩指導や異分野の学生等への質問の実施
7週 レポート作成
8週
2ndQ
9週
10週
11週
12週
13週
14週
15週
16週
後期
3rdQ
1週 個別指導による研究課題の具体化と研究計画の立案 個別指導による研究目的の明確化する
2週 具体的研究計画の立案する
3週 調査・実験計画の作成
4週 シミュレーションモデルの作成
5週 ゼミレポート作成
6週 予備調査・予備実験等の実施 予備調査・実験、シミュレーションの実施と結果の検討・考察
7週 具体的なデータ整理、問題点・改良点等の明確化
8週 問題点の解決策についての検討
4thQ
9週 レポート作成
10週 専攻研究I 最終発表 最終発表のための論理的に展開された梗概の作成
11週 プレゼンテーション資料の作成
12週 的確な質疑応答を含む論理的な発表
13週
14週
15週
16週

モデルコアカリキュラムの学習内容と到達目標

分類分野学習内容学習内容の到達目標到達レベル授業週

評価割合

取り組み発表相互評価態度ポートフォリオその他合計
総合評価割合70300000100
基礎的能力3010000040
専門的能力4010000050
分野横断的能力010000010