日本語表現

科目基礎情報

学校 仙台高等専門学校 開講年度 令和03年度 (2021年度)
授業科目 日本語表現
科目番号 0027 科目区分 一般 / 選択
授業形態 授業 単位の種別と単位数 学修単位: 2
開設学科 生産システムデザイン工学専攻 対象学年 専1
開設期 前期 週時間数 2
教科書/教材 米田明美・藏中さやか・山上登志美『大学生のための日本語表現実践ノート 改訂版』風間書房
担当教員 千葉 幸一郎,油座 圭祐

到達目標

文章表現の基礎的なスキルの獲得や使用語彙の拡充によって、日本語能力の基盤を確立する。その上で、談話や文章について具体的に理解し、課題や目的に応じた考え方や取り組み方、効果的な表現の仕方を習得し、大学や社会での活動に必要な日本語運用能力を獲得する。 

ルーブリック

理想的な到達レベルの目安標準的な到達レベルの目安未到達レベルの目安
評価項目1期末試験80点以上期末試験79-60点期末試験60点未満
評価項目2
評価項目3

学科の到達目標項目との関係

JABEE B1 歴史や文化を理解できる能力
JABEE C1  日本語 により、記述・ 発表・討論する能力

教育方法等

概要:
現代日本語における仮名遣い・送りがな・常用漢字・句読点・表記符号・ことわざや慣用句・同音同訓異義語・対義語や類義語・待遇表現等の基礎知識を習得し、それらを活用しながら日本語で効果的に書いたり話したりするための技術を学ぶ。
授業の進め方・方法:
テキストを用いた演習形式によって日本語簿基礎知識を習得する。
事前学習(予習):毎回の授業前までに、授業で行う内容と意義を考えて整理しておくこと。
事後学習(復習):毎回の授業後に、授業で学んだことを振り返り、今後へ活かす方法を考えること。
注意点:
テキストを予習して授業に臨むこと。また、国語辞書は必携。

授業の属性・履修上の区分

アクティブラーニング
ICT 利用
遠隔授業対応
実務経験のある教員による授業

授業計画

授業内容 週ごとの到達目標
前期
1stQ
1週 ガイダンス
第2課 話してみよう(1)
講義の概要が理解できる
自己紹介の文面を作成できる
2週 第2課 話してみよう(2) 人前で自己紹介ができる
他の受講者の自己紹介を評価できる
3週 第1課 ことばと表現を知ろう(1) 同音異義語・同訓異義語を正確に理解できる
4週 第1課 ことばと表現を知ろう(2) 四字熟語を正確に理解できる
5週 第1課 ことばと表現を知ろう(3) 慣用表現・ことわざ・故事成語を正確に理解できる
6週 第1課 ことばと表現を知ろう(4) 文の構造を正確に理解できる
7週 第1課 ことばと表現を知ろう(5) 助詞を正確に使用できる
8週 第3課 敬語・敬意表現を使おう(1) 敬語の種類を正確に答えることができる
2ndQ
9週 第3課 敬語・敬意表現を使おう(2) 場面に応じて適切な敬語を使用できる
10週 第4課 書いてみよう(1) 文章を適切に要約できる
11週 第4課 書いてみよう(2) 課題に則った論作文を書くことができる
12週 第4課 書いてみよう(3) 約束事をきちんと踏まえた手紙を書くことができる
13週 第5課 分析と考察をしよう(1) グラフや表を正確に読み取り、分析することができる
14週 第5課 分析と考察をしよう(2) 求めに応じたレポート・論文を書くことができる
15週 第6課 就職活動の準備をしよう 履歴書やエントリーシートを適切に書くことができる
16週 試験の返却・解説 なぜ間違ったのか理解することができる

モデルコアカリキュラムの学習内容と到達目標

分類分野学習内容学習内容の到達目標到達レベル授業週
分野横断的能力総合的な学習経験と創造的思考力総合的な学習経験と創造的思考力総合的な学習経験と創造的思考力工学的な課題を論理的・合理的な方法で明確化できる。4
公衆の健康、安全、文化、社会、環境への影響などの多様な観点から課題解決のために配慮すべきことを認識している。4

評価割合

試験発表相互評価合計
総合評価割合801010100
基礎的能力801010100
専門的能力0000
分野横断的能力0000