オペレーティングシステム

科目基礎情報

学校 仙台高等専門学校 開講年度 令和03年度 (2021年度)
授業科目 オペレーティングシステム
科目番号 0031 科目区分 専門 / 選択
授業形態 講義 単位の種別と単位数 学修単位: 2
開設学科 生産システムデザイン工学専攻 対象学年 専1
開設期 後期 週時間数 2
教科書/教材 授業中に適宜資料を配布する
担当教員 遠藤 昇

到達目標

・オペレーティングシステムの役割を簡潔に説明することができる。
・入出力制御、ファイル管理、プロセス管理、メモリ管理の機能を理解し、課題を分析することができる。

ルーブリック

理想的な到達レベルの目安標準的な到達レベルの目安未到達レベルの目安
評価項目1オペレーティングシステムの役割を簡潔に説明することができる。オペレーティングシステムの役割を説明することができる。オペレーティングシステムの役割を説明することができない。
評価項目2入出力制御、ファイル管理、プロセス管理、メモリ管理の機能を理解し、課題を分析することができる。入出力制御、ファイル管理、プロセス管理、メモリ管理の機能を理解することができる。入出力制御、ファイル管理、プロセス管理、メモリ管理の機能を理解することができない。
評価項目3

学科の到達目標項目との関係

JABEE D1 専門分野に関する工業技術を理解し、応用する能力

教育方法等

概要:
現在のコンピュータシステムにおけるオペレーティングシステムの役割、入出力制御、ファイル管理、プロセス管理、メモリ管理の機能について学ぶ。
授業の進め方・方法:
授業中に適宜資料を配布し、講義を行う。適宜,演習課題を課す(個人あるいはグループで行う)。
事前学習(予習):次回の学習項目を確認しておくこと。
事後学習(復習):授業で学んだことを演習問題、演習課題で振り返り、整理すること。特に演習課題は重要な項目であるので、自分で調査して内容を整理してレポートをまとめること。
注意点:
演習課題に積極的に取り組むこと。
演習課題を行う上で、C言語の基礎知識を持っていることが望ましい。
レポート課題は必ず全て提出すること。

授業の属性・履修上の区分

アクティブラーニング
ICT 利用
遠隔授業対応
実務経験のある教員による授業

授業計画

授業内容 週ごとの到達目標
後期
3rdQ
1週 ガイダンス コンピュータシステムの基本用語が理解できる
2週 機能と役割 オペレーティングシステム(OS)の機能が説明できる
3週 ユーザインタフェースとプログラミングインタフェース ユーザインタフェースとプログラミングインタフェースの役割が説明できる
4週 OSの構成 OSの基本構成が理解できる
5週 入出力制御 入出力制御の役割・効率化手法が説明できる
6週 ファイル管理(1) ファイルシステムとディレクトリが説明できる
7週 ファイル管理(2) ファイル管理の機能が説明できる
8週 プロセス管理(1) プロセスの概念が説明できる
4thQ
9週 プロセス管理(2) プロセス管理の機能が説明できる
10週 プロセス管理(3) 排他制御の役割が説明できる
11週 プロセス管理(4) セマフォの機能が説明できる
12週 プロセス管理(5) プロセス間通信の機能が説明できる
13週 メモリ管理(1) メモリ管理の役割が説明できる
14週 メモリ管理(2) メモリ管理の機能が説明できる
15週 メモリ管理(3) 仮想記憶の概念が説明できる
16週 ネットワーク制御 クライアント・サーバ方式の概念が説明できる

モデルコアカリキュラムの学習内容と到達目標

分類分野学習内容学習内容の到達目標到達レベル授業週
専門的能力分野別の専門工学情報系分野システムプログラムコンピュータシステムにおけるオペレーティングシステムの位置づけを説明できる。3後2
プロセス管理やスケジューリングなどCPUの仮想化について説明できる。3後9

評価割合

試験発表相互評価態度レポートその他合計
総合評価割合00001000100
基礎的能力0000000
専門的能力00001000100
分野横断的能力0000000