到達目標
線形空間の基底・次元を理解する。消去法により連立1次方程式が解ける。固有値・固有ベクトルが求められ、行列の対角化ができる。シュミットの直交化法がつかえ直交行列により、実対称行列が対角化できる。
ルーブリック
| 理想的な到達レベルの目安 | 標準的な到達レベルの目安 | 未到達レベルの目安 |
評価項目1
行列、連立1次方程式、行列式 | 教科書の例題、練習問題が解ける。 | 教科書の例題が60%以上解ける。 | 教科書の例題が60%未満しか解けない。 |
評価項目2
線形空間、線形写像、固有値・固有ベクトル | 教科書の例題、練習問題が解ける。 | 教科書の例題が60%以上解ける。 | 教科書の例題が60%未満しか解けない。 |
評価項目3
線形代数学の応用 | 教科書の例題、練習問題が解ける。 | 教科書の例題が60%以上解ける。 | 教科書の例題が60%未満しか解けない。 |
学科の到達目標項目との関係
教育方法等
概要:
線形代数の考えは理工学の様々な分野の基礎になっている。本科の代数幾何で学んだ内容を前提に、一般の線形空間における諸概念を、多くの具体例により講義する。また、線形代数の応用例をいくつか紹介し、その考え方について理解を深める。
授業の進め方・方法:
座学による講義中心となる。毎回の講義の復習を行うこと。
注意点:
講義中に随時演習を行う。課題は確実に提出すること。
授業計画
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週 |
授業内容 |
週ごとの到達目標 |
前期 |
1stQ |
1週 |
行列とベクトル |
エルミート行列・ユニタリ行列の定義がわかる。ブロック分けされた行列の積が計算出きる。
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2週 |
連立1次方程式の解法 |
消去法・掃出し法により連立1次方程式が解け、逆行列が計算できる。
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3週 |
連立1次方程式の解法 |
階数が求められ、連立1次方程式と階数の関係がわかる。LU分解ができる。
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4週 |
線形空間 |
線形空間が理解できる。1次独立かどうかの判定ができ線形空間の基底・次元が求められる。
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5週 |
線形空間 |
計量線形空間・直交補空間が理解できる。シュミットの直交化法で正規直交基底が求められる。
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6週 |
線形写像 |
線形写像の表現行列が求められる。像空間・核空間がわかりその次元が求められる。直交変換・ユニタリ変換が理解できる。
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7週 |
中間試験 |
中間試験
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8週 |
固有値・固有ベクトル |
固有値・固有ベクトルが求められ対角化ができる。対称行列の直交行列による対角化ができる。
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2ndQ |
9週 |
固有値・固有ベクトル |
ジョルダン標準形の意味が分かる。
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10週 |
さまざまな応用 |
2次形式への応用への理解を深める。
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11週 |
さまざまな応用 |
補間多項式への応用への理解を深める。
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12週 |
さまざまな応用 |
最小二乗法への応用への理解を深める。
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13週 |
さまざまな応用 |
漸化式への応用への理解を深める。
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14週 |
さまざまな応用 |
微分方程式への応用への理解を深める。
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15週 |
期末試験 |
期末試験
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16週 |
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モデルコアカリキュラムの学習内容と到達目標
分類 | 分野 | 学習内容 | 学習内容の到達目標 | 到達レベル | 授業週 |
評価割合
| 試験 | 発表 | 相互評価 | 態度 | ポートフォリオ | その他 | 合計 |
総合評価割合 | 80 | 0 | 0 | 0 | 0 | 20 | 100 |
基礎的能力 | 80 | 0 | 0 | 0 | 0 | 20 | 100 |
専門的能力 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 |
分野横断的能力 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 |