歴史と文化

科目基礎情報

学校 仙台高等専門学校 開講年度 平成31年度 (2019年度)
授業科目 歴史と文化
科目番号 0122 科目区分 一般 / 選択
授業形態 授業 単位の種別と単位数 学修単位: 2
開設学科 生産システムデザイン工学専攻 対象学年 専1
開設期 前期 週時間数 2
教科書/教材 なし
担当教員 飯田 清志

到達目標

日本近現代における大衆歌謡について、代表的な楽曲をテクスチュアルに分析しつつ、それぞれの社会的価値を考察して、日本文化史の中に定位する。

ルーブリック

理想的な到達レベルの目安標準的な到達レベルの目安未到達レベルの目安
評価項目1楽曲のテクスチュアルな分析が正確にできる楽曲のテクスチュアルな分析がほぼ正確にできる楽曲のテクスチュアルな分析が正確にできない
評価項目2楽曲の社会的な価値を正確に理解できる楽曲の社会的な価値をほぼ正確に理解できる楽曲の社会的な価値を理解できない
評価項目3楽曲を日本文化史の中に正確に定位できる楽曲を日本文化史の中にほぼ正確に定位できる楽曲を日本文化史の中に正確に定位できない

学科の到達目標項目との関係

JABEE B1 歴史や文化を理解できる能力

教育方法等

概要:
日本近現代における代表的な大衆歌謡を提示し、歌詞の意味を読み解く。なぜその楽曲が大衆に享受されたかについて、政治的、経済的、社会的背景を考察する。楽曲を生んだ時代的必然について定位する。予習を課し、授業内の演習で回答させる。
授業の進め方・方法:
テキストを提示し、自由な議論の中から答えを導いていきたい。
注意点:

授業計画

授業内容 週ごとの到達目標
前期
1stQ
1週 文化のカテゴリと音楽の起源 「文化」のカテゴリとそれぞれの特徴が分かる
2週 民謡と儀典音楽 民謡と儀典音楽の特徴が理解できる
3週 芸能の成立と俗謡の発展
が芸能の成立と俗謡の発展
が理解できる
4週 江戸から明治へ:歌謡史の転換点

江戸から明治の歌謡史が理解できる
5週 明治中期~大正時代:はやり歌から大衆歌謡へ
はやり歌から大衆歌謡へ
の発展が理解できる
6週 昭和初期:歌謡曲の発展1 昭和初期の歌謡曲の発展が理解できる
7週 昭和初期:歌謡曲の発展2
昭和初期の歌謡曲の発展が理解できる
8週 戦中歌謡の諸相 戦中歌謡の諸相が理解できる
2ndQ
9週 戦後:解放された大衆歌謡 戦後の大衆歌謡の諸相が理解できる
10週 大衆歌謡の多様化 大衆歌謡の多様化について理解できる
11週 テレビ時代の歌謡曲 テレビ時代の歌謡曲が理解できる
12週 フォークとロック フォークとロックの影響が理解できる
13週 日本大衆音楽の定点
日本大衆音楽の定点を考察できる
14週 大衆文化の発展:
推進力として文化交差
文化交差について理解できる
15週 定期試験
16週

モデルコアカリキュラムの学習内容と到達目標

分類分野学習内容学習内容の到達目標到達レベル授業週

評価割合

試験発表相互評価態度ポートフォリオその他合計
総合評価割合10000000100
基礎的能力400000040
専門的能力600000060
分野横断的能力0000000