到達目標
日本近現代における大衆歌謡について、代表的な楽曲をテクスチュアルに分析しつつ、それぞれの社会的価値を考察して、日本文化史の中に定位する。
ルーブリック
| 理想的な到達レベルの目安 | 標準的な到達レベルの目安 | 未到達レベルの目安 |
評価項目1 | 楽曲のテクスチュアルな分析が正確にできる | 楽曲のテクスチュアルな分析がほぼ正確にできる | 楽曲のテクスチュアルな分析が正確にできない |
評価項目2 | 楽曲の社会的な価値を正確に理解できる | 楽曲の社会的な価値をほぼ正確に理解できる | 楽曲の社会的な価値を理解できない |
評価項目3 | 楽曲を日本文化史の中に正確に定位できる | 楽曲を日本文化史の中にほぼ正確に定位できる | 楽曲を日本文化史の中に正確に定位できない |
学科の到達目標項目との関係
教育方法等
概要:
日本近現代における代表的な大衆歌謡を提示し、歌詞の意味を読み解く。なぜその楽曲が大衆に享受されたかについて、政治的、経済的、社会的背景を考察する。楽曲を生んだ時代的必然について定位する。予習を課し、授業内の演習で回答させる。
授業の進め方・方法:
テキストを提示し、自由な議論の中から答えを導いていきたい。
注意点:
授業計画
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週 |
授業内容 |
週ごとの到達目標 |
前期 |
1stQ |
1週 |
文化のカテゴリと音楽の起源 |
「文化」のカテゴリとそれぞれの特徴が分かる
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2週 |
民謡と儀典音楽 |
民謡と儀典音楽の特徴が理解できる
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3週 |
芸能の成立と俗謡の発展
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が芸能の成立と俗謡の発展 が理解できる
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4週 |
江戸から明治へ:歌謡史の転換点
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江戸から明治の歌謡史が理解できる
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5週 |
明治中期~大正時代:はやり歌から大衆歌謡へ
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はやり歌から大衆歌謡へ の発展が理解できる
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6週 |
昭和初期:歌謡曲の発展1 |
昭和初期の歌謡曲の発展が理解できる
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7週 |
昭和初期:歌謡曲の発展2
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昭和初期の歌謡曲の発展が理解できる
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8週 |
戦中歌謡の諸相 |
戦中歌謡の諸相が理解できる
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2ndQ |
9週 |
戦後:解放された大衆歌謡 |
戦後の大衆歌謡の諸相が理解できる
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10週 |
大衆歌謡の多様化 |
大衆歌謡の多様化について理解できる
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11週 |
テレビ時代の歌謡曲 |
テレビ時代の歌謡曲が理解できる
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12週 |
フォークとロック |
フォークとロックの影響が理解できる
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13週 |
日本大衆音楽の定点
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日本大衆音楽の定点を考察できる
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14週 |
大衆文化の発展: 推進力として文化交差
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文化交差について理解できる
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15週 |
定期試験 |
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16週 |
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モデルコアカリキュラムの学習内容と到達目標
分類 | 分野 | 学習内容 | 学習内容の到達目標 | 到達レベル | 授業週 |
評価割合
| 試験 | 発表 | 相互評価 | 態度 | ポートフォリオ | その他 | 合計 |
総合評価割合 | 100 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 100 |
基礎的能力 | 40 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 40 |
専門的能力 | 60 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 60 |
分野横断的能力 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 |