専攻実験

科目基礎情報

学校 仙台高等専門学校 開講年度 平成28年度 (2016年度)
授業科目 専攻実験
科目番号 0132 科目区分 専門 / 必修
授業形態 実験・実習 単位の種別と単位数 学修単位: 4
開設学科 生産システムデザイン工学専攻 対象学年 専1
開設期 通年 週時間数 2
教科書/教材 配布プリント
担当教員

到達目標

実験レポートを日本語で論理的に分かりやすく記述できること。
実験の内容を理解し、測定機器の原理および操作技術がわかること。
データの処理、解析法が理解でき、レポートとしてまとめることができること。

ルーブリック

理想的な到達レベルの目安標準的な到達レベルの目安未到達レベルの目安
評価項目1
評価項目2
評価項目3

学科の到達目標項目との関係

教育方法等

概要:
機械工学、電気工学、材料工学関連各分野の必要不可欠な基盤技術を踏まえ、将来ニーズを考慮して融合を図った各実験を通じて、複合・融合技術の体験実習を行う。
授業の進め方・方法:
クラスを3グループに分け、機械工学、電気工学、材料工学関連各分野の実験を行う。
授業計画には1グループの授業の進め方の例を示す。
注意点:
実験は、各グループ単位で行う。グループ員全員が内容の理解に努め、自主的、主体的に進めること。
指導教員の指示や注意に従い、安全に努めながら取り組むこと。
報告書の提出は、指導教員の指示された期限を厳守すること。

授業計画

授業内容 週ごとの到達目標
前期
1stQ
1週 ガイダンス シラバスの内容、実験の流れを理解する。
2週 板まわりの数値シミュレーション(1) 流れ場と流れに関する諸量と揚力・抗力の関係の理解。流体抵抗や揚力・抗力の発生要因を理解できる。
3週 板まわりの数値シミュレーション(2)
4週 走査型プローブ顕微鏡を用いた物質表面の観察・表面粗さ測定(1) 走査型プローブ顕微鏡における動作原理を理解し、その操作方法を習得し、表面の粗さ観察・測定することができる。さらに、マイクロ・ナノ領域の表面や深さプロファイル情報を取得できる電気・電子機器の動作原理で得られる情報について理解できる。
5週 走査型プローブ顕微鏡を用いた物質表面の観察・表面粗さ測定(2)
6週 金ナノ粒子の合成と特性評価(1) 液相での金ナノ粒子合成の生成メカニズムを理解し、ナノ粒子の特性を説明することができる。
7週 金ナノ粒子の合成と特性評価(2)
8週 データ整理(1) 実験のデータを整理できる。
2ndQ
9週 データ整理(2)
10週 実験総括・補講(1)
11週 実験総括・補講(2)
12週 振動計測入門(1) cm,μm,nmオーダーの振動振幅を求める理論を理解し、それぞれのレベルの振動を適切な装置を用いて計測することができる。
13週 振動計測入門(2)
14週 非接触電力伝送(1) 非接触電力伝送の伝送特性について概要を説明できる。非接触電力伝送のコイルを設計できる。
15週 非接触電力伝送(2)
16週 小型家電類の金属資源価値の評価(1) 実験の内容を理解し、測定機器の原理および操作技術がわかること。データの処理、解析法が理解でき、レポートとしてまとめることができる。
後期
3rdQ
1週 小型家電類の金属資源価値の評価(2)
2週 データ整理(1) 実験のデータを整理できる。
3週 データ整理(2)
4週 実験総括・補講(1)
5週 実験総括・補講(2)
6週 論理回路(1) 論理回路の基礎を理解し、基本的な組み合わせ論理回路の設計と論理素子を用いた論理回路の組み立ておよび動作検証ができる。
7週 論理回路(2)
8週 PID制御のシミュレーション(1) コントローラの設計と非線形シミュレーションの方法を習得し、PID制御における比例動作、積分動作、微分動作の特徴を理解できる。
4thQ
9週 PID制御のシミュレーション(2)
10週 RoHS指令に基づく材料の分析評価(1)
11週 RoHS指令に基づく材料の分析評価(2)
12週 データ整理(1) 実験のデータを整理できる。
13週 データ整理(2)
14週 実験総括・補講(1)
15週 実験総括・補講(2)
16週 まとめ 実験で得た知識、スキルを整理し、説明できる。

モデルコアカリキュラムの学習内容と到達目標

分類分野学習内容学習内容の到達目標到達レベル授業週

評価割合

試験発表相互評価態度ポートフォリオその他合計
総合評価割合00000100100
基礎的能力0000000
専門的能力00000100100
分野横断的能力0000000
0000000