到達目標
地域デザインに関する基礎的知識、歴史的なデザインアプローチに対する理解、実践的なリサーチや可視化手法、デザイン手法などの理解と習得を目標とする。
ルーブリック
| 理想的な到達レベルの目安 | 標準的な到達レベルの目安 | 未到達レベルの目安 |
地域デザインの概念とデザイン手法を体系的に理解し、説明できる。 | 地域デザインの概念とデザイン手法を体系的に理解し、説明できかつ実践的に展開できる。 | 地域デザインの概念とデザイン手法を体系的に理解している。 | 地域デザインの概念とデザイン手法を体系的に理解していない。 |
評価項目2 | | | |
評価項目3 | | | |
学科の到達目標項目との関係
教育方法等
概要:
本授業は、地域デザインの概念及び歴史的なアプローチ、地域資源に対するリサーチの方法、現代のデザイン手法における地域の捉え方、地域デザインの実践的な手法などの理論と実例を通して、それらの学術的な背景・知識・技術などを理解し、習得を目指す。
授業の進め方・方法:
地域デザインに関する過去の事例や文献を踏まえて、概念の歴史的な変遷やデザインアプローチの体系的な整理を説明し、理解する。また必要に応じてフィールドワークやグループワークなどにより、実際の地域デザインの手法を共有し、その意図を実践的に理解する。
事前学習(予習):毎回の授業前までに、授業で行う内容と意義を考えて整理しておくこと。
事後学習(復習):毎回の授業後に、授業で学んだことを振り返り、今後へ活かす方法を考えること。
注意点:
授業計画
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週 |
授業内容 |
週ごとの到達目標 |
前期 |
1stQ |
1週 |
ガイダンス及び文献紹介 |
授業の概要を理解する。
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2週 |
講義と文献スタディ01 歴史的な集落とデザイン |
歴史的な集落形成プロセスとデザインコード捉えるアプローチを理解する。
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3週 |
講義と文献スタディ02 保存とコンヴァージョン |
地域資源の保存とコンヴァージョンなどのデザイン手法を理解する。
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4週 |
講義と文献スタディ03 創造都市とアクティビティ |
国内外の創造都市の事例とアクティビティを活用した公共空間の展開を理解する。
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5週 |
講義と文献スタディ04 過疎化と農山村の撤退論 |
過疎化及び限界集落化した地域計画・デザイン論を理解する。
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6週 |
講義と文献スタディ05 サステナビリティと地域マネジメント |
サステナビリティシティの事例と地域マネジメント手法を理解する。
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7週 |
事例収集と地域デザイン論のプレゼンテーションの作成 |
課題に即した事例収集と評価軸を設定しプレゼンテーションを作成する。
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8週 |
プレゼンテーション01 |
主に建築的な側面からの地域デザインの手法の検討とプレゼンテーションを行う。
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2ndQ |
9週 |
地域デザインとコミュニティ形成01 歴史的変遷 |
地域デザインにおけるコミュニティ形成の歴史的な変遷を理解する。
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10週 |
地域デザインとコミュニティ形成02 現代社会におけるコミュニティ |
地域デザインにおける現代社会とコミュニティ形成の意義を理解する。
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11週 |
地域デザインとコミュニティ形成03制度的側面 |
地域デザインにおける制度的な側面からのコミュニティ形成
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12週 |
先進的なコミュニティデザイン事例01 |
現代の実践的なコミュニティデザインの手法の理解と習得
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13週 |
先進的なコミュニティデザイン事例02 |
現代の実践的なコミュニティデザインの手法の理解と習得
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14週 |
事例収集と地域デザイン論のプレゼンテーションの作成 |
課題に即した事例収集と評価軸を設定しプレゼンテーションを作成する。
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15週 |
プレゼンテーション01 |
主に都市的な側面からの地域デザインの手法の検討とプレゼンテーションを行う。
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16週 |
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モデルコアカリキュラムの学習内容と到達目標
分類 | 分野 | 学習内容 | 学習内容の到達目標 | 到達レベル | 授業週 |
専門的能力 | 分野別の専門工学 | 建築系分野 | 計画・歴史 | 現代社会における都市計画の課題の位置づけについて説明できる。 | 4 | |
近現代都市の特質と課題について説明できる。 | 4 | |
産業革命と理想社会論について理解している。 | 4 | |
近代の都市計画論について説明できる。 | 4 | |
現代にいたる都市計画論について説明できる。 | 4 | |
市街地を開発する地域コミュニティー等による仕組みについて理解している。 | 4 | |
景観計画と事例について説明できる。 | 4 | |
地域資源(たとえば、指定・登録文化財、伝建制度・地区、観光資源、特産物など)について説明できる。 | 4 | |
地域資源の保存・再生(たとえば、リノベーション、コンバージョンなど)手法について理解している。 | 4 | |
美術・デザイン | 建築の構成要素(形と空間の構成)について説明できる。 | 4 | |
建築における形態(ものの形)について説明できる。 | 4 | |
評価割合
| 試験 | 発表 | 相互評価 | 態度 | ポートフォリオ | その他 | 合計 |
総合評価割合 | 0 | 100 | 0 | 0 | 0 | 0 | 100 |
基礎的能力 | 0 | 30 | 0 | 0 | 0 | 0 | 30 |
専門的能力 | 0 | 60 | 0 | 0 | 0 | 0 | 60 |
分野横断的能力 | 0 | 10 | 0 | 0 | 0 | 0 | 10 |