到達目標
(1)生体が有する構造・機能を工学の観点から理解し、説明できること。
(2)生体計測の原理と装置が説明できること。
(3)生体工学の医療・福祉分野への応用例としての人工臓器の原理が説明できること。
ルーブリック
| 理想的な到達レベルの目安 | 標準的な到達レベルの目安 | 未到達レベルの目安 |
評価項目1 | 生体が有する構造・機能を工学の観点から理解し、十分に説明できること | 生体が有する構造・機能を工学の観点から理解し、説明できること | 生体が有する構造・機能を工学の観点から理解し、説明できない |
評価項目2 | 生体計測の原理と装置が十分に説明できること | 生体計測の原理と装置が説明できること | 生体計測の原理と装置が説明できない |
評価項目3 | 生体工学の医療・福祉分野への応用例としての人工臓器の原理が十分に説明できること | 生体工学の医療・福祉分野への応用例としての人工臓器の原理が説明できること | 生体工学の医療・福祉分野への応用例としての人工臓器の原理が説明できない |
学科の到達目標項目との関係
JABEE D2 専門分野と周辺の工業技術を理解し、デザインに応用展開できる能力
教育方法等
概要:
生体工学は、生体の構造・機能を機械工学的な見地から明らかにする学問である。
授業の進め方・方法:
この授業では、工学および物理学の基礎知識をもとに、感覚器(聴覚・触覚・視覚・味覚・嗅覚)についての文献調査を行い,基本的な構造と機能,代用感覚センサとしての使用例について発表を行う。
事前学習(予習):毎回の授業前までに、授業で行う内容と到達目標を考えて整理しておくこと
事後学習(復習):毎回の授業後に、授業で学んだことを振り返り、今後の授業・演習へ活かす方法を考えること。
注意点:
力学系科目を習得していることが望ましいが、これらを学んでいなくても理解ができる講義を展開する。本講義を学ぶために必要なのは、「カラダの不思議」に対する好奇心のみである。
授業計画
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週 |
授業内容 |
週ごとの到達目標 |
前期 |
1stQ |
1週 |
ガイダンス,生体工学とは |
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2週 |
班分け,感覚器官に関する基礎知識1 |
それぞれの感覚器における感覚細胞について理解する
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3週 |
Group Work 1(器官の構造・機能について) |
嗅覚・味覚の構造と機能について理解する
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4週 |
Group Work 2(器官の構造・機能について) |
触覚の構造と機能について理解する
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5週 |
Group Work 3(器官の構造・機能について |
聴覚の構造と機能について理解する
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6週 |
Group Work 4(器官の構造・機能について) |
視覚の構造と機能について理解する
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7週 |
Presentation 1(30分×3グループ) |
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8週 |
Presentation 2(30分×3グループ) |
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2ndQ |
9週 |
Group Work 5(代用センサの機能について) |
補聴器・臭いセンサなどについて機能を理解する
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10週 |
Group Work 6(代用センサの機能について) |
人工網膜・人工皮膚・味覚センサについて理解する
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11週 |
Group Work 7(新たな代用センサの機能の提案について) |
自身の持つ知識を応用した新機能センサをイメージできる
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12週 |
Group Work 8(新たな代用センサの機能の提案について) |
自身の持つ知識を応用した新機能センサを提案できる
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13週 |
Final Presentation 1 (30分×3グループ) |
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14週 |
Final Presentation 2 (30分×3グループ) |
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15週 |
期末試験 |
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16週 |
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モデルコアカリキュラムの学習内容と到達目標
分類 | 分野 | 学習内容 | 学習内容の到達目標 | 到達レベル | 授業週 |
評価割合
| 発表 | レポート | 相互評価 | 態度 | ポートフォリオ | その他 | 合計 |
総合評価割合 | 60 | 40 | 0 | 0 | 0 | 0 | 100 |
基礎的能力 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 |
専門的能力 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 |
分野横断的能力 | 60 | 40 | 0 | 0 | 0 | 0 | 100 |