概要:
安全かつ快適な室内空間を設計するために実際に使われている工学的手法である、建物のスケールの熱と空気における数値シミュレーションにおける基本的事項と現状を理解する。
授業の進め方・方法:
建築環境工学、建築設備などの環境やエネルギーに関する科目の内容を、環境をシステムとして総合化する上でのシミュレーションという手法について学ぶ。
事前学習(予習):毎回の授業前までに、授業で行う内容と意義を考えて整理しておくこと。
事後学習(復習):毎回の授業後に、授業で学んだことを振り返り、今後へ活かす方法を考えること。
注意点:
実際の設計・計画に使用されている手法なので、外部で行われるシンポジウムやワークショップへの参加とともに理解することを勧める。随時演習を行うが自学・自習が必要となる。
分類 | 分野 | 学習内容 | 学習内容の到達目標 | 到達レベル | 授業週 |
専門的能力 | 分野別の専門工学 | 建築系分野 | 計画・歴史 | 現代社会における都市計画の課題の位置づけについて説明できる。 | 4 | |
近現代都市の特質と課題について説明できる。 | 3 | |
産業革命と理想社会論について理解している。 | 3 | |
近代の都市計画論について説明できる。 | 3 | |
現代にいたる都市計画論について説明できる。 | 3 | |
市街地形成と都市交通のあり方について説明できる。 | 3 | |
街路計画の手法と理念について説明できる。 | 3 | |
日本の土地利用計画の仕組みについて説明できる。 | 2 | |
方法・制度の変遷について説明できる。 | 2 | |
景観形成・風景計画、用途・形態規制の仕組みについて説明できる。 | 2 | |
市街地を開発する仕組みについて説明できる。 | 2 | |
土地区画整理事業について説明できる。 | 2 | |
市街地再開発事業について説明できる。 | 2 | |
市街地を開発する地域コミュニティー等による仕組みについて理解している。 | 2 | |
市街地の防災、保全・改善事業について説明できる。 | 2 | |
地区計画制度について説明できる。 | 2 | |
建築協定・緑化協定などの住民参加・協働のまちづくりの体制について説明できる。 | 2 | |
現代におけるコミュニティの役割について説明できる。 | 2 | |
参加協働によるコミュニティ開発について説明できる。 | 2 | |
歴史的市街地について説明できる。 | 2 | |
中心市街地と郊外地域の関係について説明できる。 | 2 | |
環境対策と景観形成について説明できる。 | 2 | |
地域計画調査手法について説明できる。 | 2 | |
地域計画整備の実例について説明できる。 | 2 | |
景観計画と事例について説明できる。 | 2 | |
都市景観計画に関する法制度について説明できる。 | 2 | |
地域資源(たとえば、指定・登録文化財、伝建制度・地区、観光資源、特産物など)について説明できる。 | 2 | |
地域資源の保存・再生(たとえば、リノベーション、コンバージョンなど)手法について理解している。 | 2 | |
施工・法規 | 建設業法、建築基準法、労働基準法、労働安全衛生規則、建築士法等について説明できる。 | 2 | |
請負契約(見積り、積算を含む)について説明できる。 | 2 | |
現場組織の編成について説明できる。 | 2 | |
美術・デザイン | 建築の構成要素(形と空間の構成)について説明できる。 | 4 | |
建築における形態(ものの形)について説明できる。 | 3 | |