英語ⅠA

科目基礎情報

学校 仙台高等専門学校 開講年度 平成28年度 (2016年度)
授業科目 英語ⅠA
科目番号 0009 科目区分 一般 / 必修
授業形態 授業 単位の種別と単位数 履修単位: 2
開設学科 総合科学系(広瀬キャンパス一般科目) 対象学年 1
開設期 通年 週時間数 2
教科書/教材 「Viva! English Communication IN Communication English Ⅰ」東京書籍株式会社、「POWER ON Communication English Ⅰワークブック」東京書籍株式会社、成美堂 「読書記録手帳」 SSS 英語多読研究会  コスモピア
担当教員 朴 槿英

到達目標

 語彙や文法の意味や用法を理解した上で,既習のまとまりのある英文を読み,その内容を定格に把握し,正しい発音・イントネーションで音読できる。また,それらの知識を用いて初出のまとまりのある英文の内容を理解できる。

ルーブリック

理想的な到達レベルの目安標準的な到達レベルの目安未到達レベルの目安
評価項目1 語彙や文法の意味や用法を理解できる。テキストや辞書なしに理解できるテキストや辞書を参考にしながら理解できるテキストや辞書を参考にしても理解できない
評価項目2 内容を定格に把握し,正しい発音・イントネーションで音読できる。 テキストや辞書なしに内容把握や音読できるテキストや辞書を参考に内容把握や音読できるテキストや辞書を参考にしても内容把握や音読できない
評価項目3 知識を用いて初出のまとまりのある英文の内容を理解できる。テキストや辞書なしに英文の内容を理解できるテキストや辞書を参考に英文の内容を理解できるテキストや辞書を参考にしても英文の内容を理解できない

学科の到達目標項目との関係

教育方法等

概要:
中学校で学んだ基礎的な英語の知識をもとに,読む・聞くことを中心に総合的な英語力をつけることをねらいとする。教室での授業は文法・構文や語彙に注意しながら,英文の内容を正確に理解することに重点を置き,音読・聴解などの音声面の学習,語彙の習得を中心に行う。
授業の進め方・方法:
 教室での授業では、音声面だけでなく文法・構文や語彙に注意しながら,英文の内容を正確に理解することに重点を置き,英文を読解していく。音読練習、ペアワークおよびグループワーク(アクティブラーニング)を行う。
注意点:
 ある程度の分量の英文を読み,使われている語彙・文法を習得する活動が授業の中心となるので,必ず予習を行い単語や構文の下調べをしておくことが重要である。また,内容把握だけでなく音読や聴解、ボイスレコーディングなどの音声面の活動も行うため,予習段階で各自が英文を声に出して読んでおく必要がある。

授業計画

授業内容 週ごとの到達目標
前期
1stQ
1週 ガイダンス・英語ⅠA の学習方法 ・予習・復習の方法,辞書の使用法を理解し,高専での英語の授業に対応できる。
2週 ・発音(母音&子音)
・英語の文構造
・授業で使用する文法用語などの役割と品詞、その用法を理解できる。
・英語の発音と綴りについて理解できる。
3週 Lesson 1 Greetings around the World ・世界の挨拶についての英文を聞き、理解できる。
・動名詞、不定詞を理解し,英文を作り表現することができる。
4週 Lesson 1 Greetings around the World ・日本と外国の文化・慣習の相違を点理解できる。
5週 Lesson 1 Greetings around the World ・S+V+O [=that 節]の構文について理解できる。
6週 Lesson 2 Is Our Food Culture Strange? ・日本の食文化についての英文を聞き、理解できる。
7週 Lesson 2 Is Our Food Culture Strange? ・受け身、助動詞を理解し、英文を作り表現することができる。
8週 Lesson 2 Is Our Food Culture Strange? ・S+V [=be 動詞以外]+C の構文について理解できる。
2ndQ
9週 前期中間試験
答案返却&解説
・学んだ内容の復習および発音できる。
10週 Lesson 3 Miyazato Ai - Her Challenge for Her Dream ・プロゴルファー宮里藍選手についての英文を聞き、理解できる。
・進行形を理解し、英文を作り表現することができる。
11週 Lesson 3 Miyazato Ai - Her Challenge for Her Dream ・名詞+ S+ V (+...) の構文について理解できる。
・S+V+O [=疑問詞+to不定詞] の構文について理解できる。
12週 Lesson 4 Sleep in Animals ・比較表現の構文について理解できる。
・分詞の形容詞用法について理解できる。
13週 Lesson 4 Sleep in Animals ・S+V+O1+O2 [=疑問文+to 不定詞] の構文について理解できる。
14週 Lesson 5 Kawaii and Japanese Pop Culture ・関係代名詞whoの構文について理解できる。
・関係代名詞whichの構文について理解できる。
15週 前期期末試験
答案返却&解説
・学んだ内容の復習および発音できる。
16週 Lesson 5 Kawaii and Japanese Pop Culture ・現在完了形について理解できる。
後期
3rdQ
1週 Lesson 6 Ogasawara - A Laboratory of Evolution ・現在分詞の形容詞的用法。過去分詞の形容詞的用法を理解する。
2週 Lesson 6 Ogasawara - A Laboratory of Evolution ・Oが what などに導かれる節の場合を理解する
3週 Lesson 7 Furoshiki - The Magic Cloth ・分詞の叙述用法を理解する
 (現在分詞)
4週 Lesson 7 Furoshiki - The Magic Cloth ・分詞の叙述用法を理解する
 (過去分詞)
5週 Lesson 7 Furoshiki - The Magic Cloth ・間接話法( Y-N疑問文の伝達)を理解する。
6週 Lesson 8 The Emerald Isle ・分詞構文(現在分詞/過去分詞)を理解する
7週 Lesson 8 The Emerald Isle ・S+V+O+C(原形不定詞)の用法を理解する。
8週 ・後期中間試験
・答案返却&解説
4thQ
9週 Lesson 8 The Emerald Isle ・S+V[=be動詞]+C[=that節]の構文を理解する。
・It is[was]+名詞[形容詞など]+that節の構文を理解する。
・関係副詞 where
10週 Lesson 9 The Power to Unite People ・過去完了形を理解する。
11週 Lesson 9 The Power to Unite People ・未来進行形を理解する。
12週 Lesson 9 The Power to Unite People ・分詞構文(現在分詞)の用法を理解する。
13週 Lesson 10 Knut, the Polar Bear ・wish+仮定法過去の用法を理解する。
14週 Lesson 10 Knut, the Polar Bear   ・S+V[=知覚動詞]+O+C[=現在分詞]の構文を理解する。
15週 Lesson 10 Knut, the Polar Bear   ・S+V+O1+O2[=that節]の構文を理解する。
16週 ・後期期末試験
・答案返却&解説

モデルコアカリキュラムの学習内容と到達目標

分類分野学習内容学習内容の到達目標到達レベル授業週
基礎的能力人文・社会科学英語英語運用の基礎となる知識英語のつづりと音との関係を理解できる。2
英語の標準的な発音を聴き、音を模倣しながら発声できる。2
英語の発音記号を見て、発音できる。2
リエゾンなど、語と語の連結による音変化を認識できる。2
語・句・文における基本的な強勢を正しく理解し、音読することができる。2
文における基本的なイントネーションを正しく理解し、音読することができる。2
文における基本的な区切りを理解し、音読することができる。2
中学で既習の1200語程度の語彙を定着させるとともに、2600語程度の語彙を新たに習得する。1
中学校で既習の文法事項や構文を定着させる。3
高等学校学習指導要領に示されているレベルの文法事項や構文を習得する。1
英語運用能力の基礎固め日常生活や身近な話題に関して、毎分100語程度の速度ではっきりとした発音で話された内容から必要な情報を聞きとることができる。2
日常生活や身近な話題に関して、自分の意見や感想を基本的な表現を用いて英語で話すことができる。1
説明や物語などの文章を毎分100語程度の速度で聞き手に伝わるように音読ができる。1
平易な英語で書かれた文章を読み、その概要を把握し必要な情報を読み取ることができる。1
毎分100語程度の速度で平易な物語文などを読み、その概要を把握できる。2
自分や身近なことについて100語程度の簡単な文章を書くことができる。1
毎分120語程度の速度で物語文や説明文などを読み、その概要を把握できる。1
自分や身近なこと及び自分の専門に関する情報や考えについて、200語程度の簡単な文章を書くことができる。1

評価割合

試験発表相互評価態度ポートフォリオその他合計
総合評価割合10000000100
基礎的能力10000000100
専門的能力0000000
分野横断的能力0000000