到達目標
生物の分類の大まかなルールについて理解する(学名と和名を混同しない)。
細胞の構造・機能、DNAの構造と遺伝的機能の基礎を理解する。
自然淘汰の意味について理解する。適応度という概念について理解する。
社会と環境問題などに関して生態学的な視点から理解する基礎を身につける。
ルーブリック
| 理想的な到達レベルの目安 | 標準的な到達レベルの目安 | 未到達レベルの目安 |
評価項目1 | 80 | 70 | 60未満 |
評価項目2 | | | |
評価項目3 | | | |
学科の到達目標項目との関係
教育方法等
概要:
地球上にはさまざまな生物がいろいろな形,生活様式をもって生きています。この多様な性質が如何にしてでき上がったのかという問題は進化というバックグラウンドを抜きに考えることはできない。この講義では繁殖の仕組みという点に注目しながら、生物の生態や進化について理解することを目標とする。また、生物の多様性を維持するための保全生態学的な話題にも言及し、地球環境問題を生物学的な視点から考える。
授業の進め方・方法:
注意点:
生物学は決して暗記の学問ではないということを理解した上で授業に望んで欲しい。基本的な知識の蓄積は必要だが、それよりも、生物の世界を形作っている基本的なルールについて理解することが重要である。
授業計画
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週 |
授業内容 |
週ごとの到達目標 |
後期 |
3rdQ |
1週 |
細胞
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細胞の構造と機能の基本について理解する。
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2週 |
遺伝とDNA
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DNAの構造および機能について説明できる。
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3週 |
生物の多様性と分類について
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生物分類の大まかなルールについて理解する。
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4週 |
自然淘汰(1)
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生物進化の基本的な考え方を説明できる。
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5週 |
自然淘汰(2)
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自然淘汰の事例について理解する。
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6週 |
適応度とは(1)
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適応度,包括適応度について理解する。
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7週 |
適応度とは(2)
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適応度の観点から自然を理解する。
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8週 |
繁殖システムの多様性(1)
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生物の多様な繁殖システムについて理解する。
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4thQ |
9週 |
繁殖システムの多様性(2)
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繁殖システムの多様性と適応度の関係を説明できる。
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10週 |
性淘汰(1)
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性淘汰の仕組みを理解する。
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11週 |
性淘汰(2)
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性淘汰の事例について説明できる。
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12週 |
共進化(1)
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共進化の仕組みについて説明できる。
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13週 |
共進化(2)
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共進化の事例について説明できる。
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14週 |
保全生態学(1)
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保全生態学の現状と問題点を理解する。環境問題などに関して生態学的な視点から理解する基礎を身につける。
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15週 |
後期期末試験
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16週 |
後期期末試験の返却
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試験答案の返却、問題の正答について解説をする。
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モデルコアカリキュラムの学習内容と到達目標
分類 | 分野 | 学習内容 | 学習内容の到達目標 | 到達レベル | 授業週 |
評価割合
| 試験 | 発表 | 相互評価 | 態度 | ポートフォリオ | その他 | 合計 |
総合評価割合 | 100 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 100 |
基礎的能力 | 100 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 100 |
専門的能力 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 |
分野横断的能力 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 |