保健体育Ⅲ

科目基礎情報

学校	仙台高等専門学校	開講年度	平成28年度 (2016年度)
授業科目	保健体育Ⅲ
科目番号	0037	科目区分	一般 / 必修
授業形態	授業	単位の種別と単位数	履修単位: 2
開設学科	総合科学系（広瀬キャンパス一般科目）	対象学年	3
開設期	通年	週時間数	2
教科書/教材	ステップアップ高校スポーツ（大修館書店）
担当教員	兼村 裕介,東畑 陽介

到達目標

１．授業で扱われるトレーニング、器械運動、ソフトバレー、サッカー、バレーボールの各運動種目の基本技術を習得し、それらの運動を実践できる。
２．トレーニング、器械運動、ソフトバレー、サッカー、バレーボールの競技ルールを理解し、競技を楽しんで実施できる。

ルーブリック

	理想的な到達レベルの目安	標準的な到達レベルの目安	未到達レベルの目安
活動点	全ての授業に参加し、積極的に活動をおこなう。	授業に参加し、積極的に活動を行う。	積極的な授業参加を行わない。
意欲、態度点	授業のための準備、各種目の実施、諸注意等への配慮を自ら行うことができる。	授業のための準備、各種目の実施などを教員の指示によってできるようになる。	授業の準備、各種目の実施について、行うことができない。
技能点	各種目の技能を正確に実施することができ、クラスメイトに適切なアドバイスができる。	各種目の技能を理解し実施することができる。	各種目の技能を理解できず、実施できない。

教育方法等

概要:

運動における競争や協同の経験を通して公正な態度を養う。自己の最善を尽くし、相互に協力して、個人や集団の目標実現に向かって努力する能力や態度を養う。

授業の進め方・方法:

スポーツの実践を中心に授業を進めていく。１．各種目の競技特性、歴史的背景、競技の楽しみ方などを説明　２．各種目のルールの理解および技術の習得トレーニング　３．各競技の実施　各種目ごとに以上の順番を基本として授業を行っていく。

注意点:

体育は身体活動による学習である。ほとんどのスポーツは他者と共通の空間と時間を共有することで成立する。したがって、授業では、十分に周囲の安全に留意しなければならない。また、授業に参加するにあたっては、運動着の着用が必須の条件である。運動着でない着衣（革靴やサンダルなどの履物も含む）による授業の参加は認めない。

授業計画

		週	授業内容	週ごとの到達目標
前期
	1stQ
		1週	スポーツテスト（１）	新体力テストを実施する。 全ての実施種目の測定をする。
		2週	スポーツテスト（２）	新体力テストを実施する。 全ての実施種目の測定をする。
		3週	スポーツテスト（３）	新体力テストを実施する。 全ての実施種目の測定をする。
		4週	トーレーニング（１）	自らの身体能力に応じた達成目標を設定し、目標達成にむけて、各種目に取り組むことができる。
		5週	トーレーニング（２）	自らの身体能力に応じた達成目標を設定し、目標達成にむけて、各種目に取り組むことができる。
		6週	トーレーニング（３）	自らの身体能力に応じた達成目標を設定し、目標達成にむけて、各種目に取り組むことができる。
		7週	器械運動（あおむけ跳び）（１）	あおむけ跳びの運動特性を理解し、安全に学習を行うことができる。
		8週	器械運動（あおむけ跳び）（２）	斜めからの助走によるあおむけ跳びが実施できる。
	2ndQ
		9週	器械運動（あおむけ跳び）（３）	ビデオ撮影により自分のあおむけ跳びの分析ができる。
		10週	器械運動（あおむけ跳び）（４）	あおむけ跳びを実施できるようになる。
		11週	ソフトバレーボール　ガイダンス	ソフトバレーボールの競技特性を理解し、説明することができる
		12週	ソフトバレーボール（１）	ソフトバレーボールのルールに従い、仲間と安全にゲームすることができる。
		13週	ソフトバレーボール（２）	ソフトバレーボールのルールに従い、仲間と安全にゲームすることができる。
		14週	ソフトバレーボール（３）	ソフトバレーボールのルールに従い、仲間と安全にゲームすることができる。
		15週
		16週	ソフトバレーボール（４）	ソフトバレーボールのルールに従い、仲間と安全にゲームすることができる。
後期
	3rdQ
		1週	サッカー　ガイダンス	サッカーの競技特性を理解し、説明することができる
		2週	サッカー　基礎的技術（１）	アンダーハンドパス、オーバーハンドパスができる。
		3週	サッカー　基礎的技術（２）	サーブを正確に打つことができる。サーブレシーブからアタックまでの動きを理解し、実施できる。
		4週	サッカー　基礎的技術（３）	ポジションを理解し、ポジショナルフォルトにならないようなサーブレシーブフォーメーションを考えることができる。
		5週	サッカー　ゲーム（１）	バレーボールのルールに従い、仲間と安全にゲームすることができる。
		6週	サッカー　ゲーム（２）	バレーボールのルールに従い、仲間と安全にゲームすることができる。
		7週	サッカー　ゲーム（３）	バレーボールのルールに従い、仲間と安全にゲームすることができる。
		8週	バレーボール　ガイダンス	バレーボールの競技特性を理解し、説明することができる
	4thQ
		9週	バレーボール　基礎技術（１）	アンダーハンドパス、オーバーハンドパスができる。
		10週	バレーボール　基礎技術（２）	サーブを正確に打つことができる。サーブレシーブからアタックまでの動きを理解し、実施できる。
		11週	バレーボール　基礎技術（３）	ポジションを理解し、ポジショナルフォルトにならないようなサーブレシーブフォーメーションを考えることができる。
		12週	バレーボール　ゲーム（１）	バレーボールのルールに従い、仲間と安全にゲームすることができる。
		13週	バレーボール　ゲーム（２）	バレーボールのルールに従い、仲間と安全にゲームすることができる。
		14週	バレーボール　ゲーム（３）	バレーボールのルールに従い、仲間と安全にゲームすることができる。
		15週
		16週	バレーボール　ゲーム（４）	バレーボールのルールに従い、仲間と安全にゲームすることができる。

評価割合

	活動点（授業参加）	意欲（取組）	態度	技能	合計
総合評価割合	40	20	20	20	100
分野横断的能力	40	20	20	20	100