一年次で学習した内容を踏まえ、より複雑な構造をもつ英文を日本語を介さずに情報を読み取ることを学習するとともに,自分の考えや情報を英語で的確に伝えることを学習する。
また英語Bで学習した知識を用い、より複雑な英文を正確に読解する力を養うとともに、平易な英文を日本語を介さずに理解する力も養う。また,ある程度まとまった英文を速読し,さらに英語で情報を伝える力を養う。(
通年)
グループごとに英語で簡単なプレゼンテーションができる。(後期)
概要:
まとまった物語文や説明文を毎分100語程度の速度で読んだり聞いたりして,日本語を介さずに概要を把握できるようになることを目標とする。また,質問に対して正確に答えられるようになる。中学と高専1年次で既習の1500語程度の語彙を定着させるとともに,理工系の文献で頻出する単語400語を含む600語程度の語彙を新たに習得する。
授業の進め方・方法:
ある程度分量のある英文を読み,その中で使われる語彙・文法を身につける活動が授業の中心となる。英語ⅠAと英語ⅠBで学んだ語彙・文法・構文等の既習知識を活用できるように,多くの英文に接して練習を積み重ねながら,かつ上級の語彙・文法・構文を学び,より高度な英文を読む訓練を行う。
後期は英語によるグループプレゼンテーションを行う。具体的には毎週一定の時間をグループでのプレゼンの準備に当て、英語による資料収集、パワーポイントファイルの作成、発表原稿の作成などグループごとに議論、検討を進めながらまとめて行く。
後期末に発表会を開き、相互評価を行う。
注意点:
授業は予習を前提とし、基本的に英語で行うため、各自予習ノートを用意し,語彙や文法・構文の下調べを行い、授業ではその項目について確認を行う。予習ノートの提出は2ヶ月前には指示するので、各自、長期の休みを利用して効率的に予習を行うこと。また、授業で配布するプリントも適宜活用すること。なお、予習・復習の一方法として音読・筆写を行うことが重要である。語彙については積極的に自学自習で身につけるようにする。提出すべき課題は,期日までに必ず提出すること。英和辞書必携。
後期のグループ学習においては、積極的に活動に参加することが重要である。
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週 |
授業内容 |
週ごとの到達目標 |
前期 |
1stQ |
1週 |
Guidance |
本科目の学習目標や講義概要を理解する。
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2週 |
Lesson 1 What Do You Eat With? ナイフとフォークと箸の歴史 |
・文化によって異なる食事の仕方についての説明文を読んで概要を理解することができる。 ・関係副詞where / while/when (+ S + V) … / 関係副詞whenを理解する。
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3週 |
Lesson 1 What Do You Eat With? |
・ナイフとフォークを使う文化,箸を使う文化,手で食べる文化とその歴史について理解する。 ・英語の子音[f]と[v]を区別して発音できる。
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4週 |
Lesson 2 Wrapping Culture 包装における日本文化と海外文化の違い |
・日本と西洋の包装文化の違いについての説明文を読んで概要を理解する。 ・分詞構文(現在分詞)/ S + V + O + C[=過去分詞] / 形式目的語it [=to不定詞]の使い方を理解する。
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5週 |
Lesson 2 Wrapping Culture |
・日本と西洋の包装に関する説明の概要を的確に聞きとることができる。 ・英語の子音[p]と[b]を区別して発音できる。
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6週 |
Lesson 3 A Story about Yaku-Sugi Cedars 屋久島の自然と歴史 |
・世界遺産の屋久島 の環境と屋久杉について関心を持ち,意欲的に聞いたり読んだりできる。 ・It is[was] said + that節 /倒置の使い方を理解できる。
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7週 |
Lesson 3 A Story about Yaku-Sugi Cedars |
・世界遺産の屋久島の環境と屋久杉についての説明文を読んで概要を理解することができる。 ・関係代名詞whoの非制限用法/関係代名詞whichの非制限用法を理解できる。 ・英語の子音[s]と[z]を区別して発音できる。
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8週 |
前期中間試験 |
これまで学んだ英文の内容を正確に理解し,また語彙・構文を正確に使用できる。
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2ndQ |
9週 |
前期中間試験の解答・解説 e-learning |
中間試験で出題された重要構文、語彙を復習する。 英文の内容理解を深める。
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10週 |
Lesson 4 Interview with Anyango 世界初の女性ニャティティ奏者の向山恵理子さん |
・ケニア伝統楽器の奏者である向山恵理子さんへのインタビューを通して,ケニア音楽との出合いや修業について学ぶ。 ・It seems that S + V を理解する。
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11週 |
Lesson 4 Interview with Anyango |
・向山恵理子さんへのインタビューを読んで概要を理解する。 ・S + V + O1 + O2 [=if/whether節] / S + V [=be動詞] +C [=whether節]を理解し表現することができる。
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12週 |
Lesson 4 Interview with Anyango |
・向山恵理子さんからのメッセージについて,自分の意見を述べることができる。 ・完了不定詞を理解できる。また、英語の子音[m]と[n]を区別して発音できる。
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13週 |
Lesson 5 Vegetable Factories: A New Approach to Agriculture 野菜工場という新しい農業の現状と今後のあり方 |
・野菜工場についての説明文を読んで概要を理解することができる。 ・進行形の受け身/ 関係代名詞what を理解し表現することができる。
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14週 |
Lesson 5 Vegetable Factories: A New Approach to Agriculture |
・野菜工場に関する対話の概要を的確に聞きとることができる。 ・未来完了形 / 譲歩を表す副詞節の使い方を理解することができる。
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15週 |
Lesson 5 Vegetable Factories: A New Approach to Agriculture |
・野菜工場についての情報を,読み手にわかりやすいように書いたり報告したりすることができる。 ・未来完了形 / 譲歩を表す副詞節の使い方を理解することができる。
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16週 |
前期期末試験の返却と解説、復習 |
前期期末試験の返却と解説
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後期 |
3rdQ |
1週 |
Introduction of the Presentation |
・グループで、海外に発信したい topic を教科書から選び、各国の政府公報や大学のHPから資料をまとめ、英語で発表する。
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2週 |
Lesson 6 The Power of Color 色が人間心理に及ぼす影響
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・色の心理的影響についての説明文を読んで概要を理解することができる ・同格を表す接続詞thatを理解し表現できる。
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3週 |
Lesson 6 The Power of Color |
・ ・色のイメージについて,自分の意見を述べることができ,自分の理想の部屋について,相手にわかりやすく適切な表現を用いて説明することができる。 ・使役動詞:S + V [= have, let, make] + O + C [= 動詞の原形]を理解し、それを使って表現できる。
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4週 |
Lesson 6 The Power of Color |
・色の心理的影響について理解し,部屋を描写したり説明したりする表現を身につける。 ・関係代名詞whoseの制限用法 / propose, orderなど+ that + S + V [=動詞の原形]を理解できる。
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5週 |
Lesson 7 What Is Going On in Tuvalu? ツバルの現在・過去・未来
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・ツバルの水の問題についての説明文を読んで概要を理解することができる ・S + V [=have, get, make] + O + C[= 過去分詞] を理解する。
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6週 |
Lesson 7 What Is Going On in Tuvalu? |
・ツバルについて調べたことを説明したり,問題解決についての自分の意見を発表したりすることができる。 ・過去完了進行形を理解し、それを使って的確な表現ができる。
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7週 |
Lesson 7 What Is Going On in Tuvalu? |
・ツバルの水問題について理解している。 プレゼンテーションに用いる表現を身につける。 ・仮定法過去を使って表現ができる。
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8週 |
後期中間試験 |
これまで学んだ英文の内容を正確に理解し,また語彙・構文を正確に使用できる。
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4thQ |
9週 |
Lesson 8 Humpback Whales: A Life of Competition and Cooperation ザトウクジラの生態
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・ザトウクジラの生態についての説明文を読んで概要を理解することができる。 ・S + V [=知覚動詞] + O + C [= 動詞の原形] を理解できる。
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10週 |
Lesson 8 Humpback Whales: A Life of Competition and Cooperation |
・ザトウクジラの狩りの様子について説明する文章を読み手にわかりやすく書いたり,本文で学んだ表現を用いて適切に話したりすることができる。 ・付帯状況を表すwith / 前置詞 + 関係代名詞を理解することができる。
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11週 |
Lesson 9 From Owning to Sharing 所有から共有へ |
・シェアリングについてのプレゼンテーションを読んで概要を理解することができる。 ・形式目的語it [=that節] / 倍数表現 を理解できる。
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12週 |
Lesson 9 From Owning to Sharing |
・間違いを恐れずに,カーシェアリングサービスに関する図についての説明や意見を積極的に書いたり発表できる。 ・分詞構文(過去分詞)の使い方を理解する。
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13週 |
Lesson 10 I Promise to Clean Up Japan Once and for All 幕末の志士,坂本龍馬の生きざま Presentation |
・坂本龍馬のスピーチの概要を的確に聞きとることや 坂本龍馬についての説明文を読んで概要を理解することができる。 ・強調構文を理解できる。 ・英語の子音[d]と[t]を区別して発音できる。
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14週 |
Lesson 10 I Promise to Clean Up Japan Once and for All Presentation |
・インタビューで用いられる表現を身につけている。 話し合いを円滑に行う表現を身につけている。 ・助動詞 + have + 過去分詞の使い方を理解している。
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15週 |
Lesson 10 Presentation |
・坂本龍馬についての説明文を読んで龍馬の意図について自分の意見を述べることができる。 ・仮定法過去完了を理解できる。
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16週 |
後期期末試験の返却 Presentation |
後期期末試験の返却と解説
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分類 | 分野 | 学習内容 | 学習内容の到達目標 | 到達レベル | 授業週 |
基礎的能力 | 人文・社会科学 | 英語 | 英語運用の基礎となる知識 | 英語のつづりと音との関係を理解できる。 | 2 | |
英語の標準的な発音を聴き、音を模倣しながら発声できる。 | 2 | |
英語の発音記号を見て、発音できる。 | 2 | |
リエゾンなど、語と語の連結による音変化を認識できる。 | 2 | |
語・句・文における基本的な強勢を正しく理解し、音読することができる。 | 2 | |
文における基本的なイントネーションを正しく理解し、音読することができる。 | 2 | |
文における基本的な区切りを理解し、音読することができる。 | 2 | |
中学で既習の1200語程度の語彙を定着させるとともに、2600語程度の語彙を新たに習得する。 | 2 | |
自分の専門に関する基本的な語彙を習得する。 | 1 | |
中学校で既習の文法事項や構文を定着させる。 | 3 | |
高等学校学習指導要領に示されているレベルの文法事項や構文を習得する。 | 2 | |
英語運用能力の基礎固め | 日常生活や身近な話題に関して、毎分100語程度の速度ではっきりとした発音で話された内容から必要な情報を聞きとることができる。 | 2 | |
日常生活や身近な話題に関して、自分の意見や感想を基本的な表現を用いて英語で話すことができる。 | 2 | |
説明や物語などの文章を毎分100語程度の速度で聞き手に伝わるように音読ができる。 | 2 | |
毎分100語程度の速度で平易な物語文などを読み、その概要を把握できる。 | 2 | |
自分や身近なことについて100語程度の簡単な文章を書くことができる。 | 2 | |