総合英語Ⅱ

科目基礎情報

学校 仙台高等専門学校 開講年度 平成28年度 (2016年度)
授業科目 総合英語Ⅱ
科目番号 0078 科目区分 一般 / 選択
授業形態 授業 単位の種別と単位数 履修単位: 1
開設学科 総合科学系(広瀬キャンパス一般科目) 対象学年 4
開設期 後期 週時間数 2
教科書/教材 『Explore―科学技術の多様な側面を考える』松尾秀樹他著(三修社)
担当教員 鎌田 紀子,田村 真一

到達目標

1. 1~3年生で学習してきた語彙・文法を定着させる。
2. TOEICの問題形式に慣れる。
3. TOEICのリスニングセクションにおいて200点以上(最高495点)取れるようになる。
4. TOEICのリーディングセクションにおいて200点以上(最高495点)取れるようになる。
5. e-learningを通して,英語の自主学習の習慣を身につける。

ルーブリック

理想的な到達レベルの目安標準的な到達レベルの目安未到達レベルの目安
評価項目1
評価項目2
評価項目3

学科の到達目標項目との関係

教育方法等

概要:
「総合英語Ⅰ」をさらに発展させ, 科学英語を題材にし, あるトピックを中心にした英文を聞いたり, 読んだりして, 表現を学んだ上で, そのトピックに対する自分の意見を話したり, 書いたりするタスクを行う。また、TOEICなどの試験対策を学習する。
 既習の英語の文法・語彙・読解・聴解等の基礎的な運用力をさらに高め, 原書を講読したり, TOEIC・実用英検・工業英検等の資格試験に対応したりできる総合的な英語力を養う。
授業の進め方・方法:
週1回90分の枠組みで, 通常教室において教科書を使って読解練習をする。TOEIC のリーディングパートを意識し, 一定の速度を保って英文を読みこなす練習を中心に, 多様な設問に答えながら内容理解を深めていく。 
注意点:
 教科書の内容に関しては,授業時間内にすべてを理解するのには無理があるので, 辞書を引いたり下読みをしてくる等の予習は必須である。また, 音読練習の習慣をつけることも課したい。
 e-learningでは,理解できないところはノートに書き留めておき, 辞書や質問等で確認するのがよい。

授業計画

授業内容 週ごとの到達目標
後期
3rdQ
1週 後期オリエンテーション/ 前期の復習
2週 Unit 5: Chasing a Dream 翻訳ツールに関する語彙や表現を学ぶ。
3週 Unit 5: Chasing a Dream 現在完了, 現在完了進行形の用法を理解する。
4週 Unit 6: Made "with" Japan 「水不足と科学技術」に関する語彙や表現を学ぶ。
5週 Unit 6: Made "with" Japan 'made in,' made of', made with’それぞれの使われ方と意味の違いを理解する。
6週 Unit 7: Eco Energy 「原発と代替エネルギー」に関する語彙や表現を学習する。
7週 Unit 7: Eco Energy ディスコースマーカーに関する知識を駆使し, 段落相互のつながりを読み取る。
8週 Unit 8: Specialist or Politician? 科学者, 技術者としての「専門家の責任」について読んで考え, 関連語句や表現を学習する。
4thQ
9週 Unit 8: Specialist or Politician? 段落相互のつながりについて更に深く理解する。分詞の形容詞用法について確認する。
10週 Unit 9: To Err is Human 「医療事故」に関する語彙や表現を学ぶ。
11週 Unit 9: To Err is Human 順序を把握し, 展開を予測しながら英文を読み取る。
12週 Unit 10: No Water? Technology to Rescue! 水不足解消のための技術について読み, 語彙と表現を学習する。
13週 Unit 10: No Water? Technology to Rescue! 項目別に内容を整理しながら英文を読む。
14週 Unit 11: The Dedication of an Oyster Fisherman Saves a Forest 「森は海の恋人」を提唱した畠山重篤さんについて読み, 語彙や表現を学習する。
15週 Unit 11: The Dedication of an Oyster Fisherman Saves a Forest 因果関係を把握しながら文意を理解する。
16週 期末試験

モデルコアカリキュラムの学習内容と到達目標

分類分野学習内容学習内容の到達目標到達レベル授業週
基礎的能力人文・社会科学英語英語運用能力の基礎固め日常生活や身近な話題に関して、毎分100語程度の速度ではっきりとした発音で話された内容から必要な情報を聞きとることができる。3
日常生活や身近な話題に関して、自分の意見や感想を基本的な表現を用いて英語で話すことができる。3
説明や物語などの文章を毎分100語程度の速度で聞き手に伝わるように音読ができる。3
平易な英語で書かれた文章を読み、その概要を把握し必要な情報を読み取ることができる。3
日常生活や身近な話題に関して、自分の意見や感想を整理し、100語程度のまとまりのある文章を英語で書くことができる。3
母国以外の言語や文化を理解しようとする姿勢をもち、実際の場面で積極的にコミュニケーションを図ることができる。3
毎分100語程度の速度で平易な物語文などを読み、その概要を把握できる。3
自分や身近なことについて100語程度の簡単な文章を書くことができる。3
毎分120語程度の速度で物語文や説明文などを読み、その概要を把握できる。3
自分や身近なこと及び自分の専門に関する情報や考えについて、200語程度の簡単な文章を書くことができる。3

評価割合

期末試験単語テスト(単元ごと)冬季課題TOEIC IP確認ノート合計
総合評価割合70107103100
基礎的能力000000
専門的能力000000
分野横断的能力000000
総合評価割合7010710 3100