到達目標
1. 1~3年生で学習してきた語彙・文法を定着させる。
2. TOEICの問題形式に慣れる。
3. TOEICのリスニングセクションにおいて200点以上(最高495点)取れるようになる。
4. TOEICのリーディングセクションにおいて200点以上(最高495点)取れるようになる。
5. e-learningを通して,英語の自主学習の習慣を身につける。
ルーブリック
| 理想的な到達レベルの目安 | 標準的な到達レベルの目安 | 未到達レベルの目安 |
評価項目1 | 文法知識を活用しながらテキストを深く読み, 著者の意図を正確に理解できる。 | 文法知識を活用しながらテキストを読み, 著者の意図を大体理解できる。 | テキストを読んでも, 著者の意図を理解できない。 |
評価項目2 | | | |
評価項目3 | | | |
学科の到達目標項目との関係
学習・教育到達度目標 2 国際的に通用する基礎的なコミュニケーション能力の習得
教育方法等
概要:
まずは, 3年時に使用した教材を引き続き学習する。続いて科学技術英語を題材にした教科書を取り上げ, あるトピックを中心にした英文を聞いたり, 読んだりして表現を学んだ上で, そのトピックに対する自分の意見を話したり, 書いたりするタスクを行う。また, TOEICなどの試験対策を学習する。既習の英語の文法・語彙・読解・聴解等の基礎的な運用力をさらに高め, 原書を講読したり, TOEIC・実用英検・工業英検等の資格試験に対応したりできる総合的な英語力を養う。
授業の進め方・方法:
週2回合計180分の授業のうち, 約120分は教科書を使って読解練習をする。TOEIC のリーディングパートを意識し, 一定の速度を保って英文を読みこなす練習を中心に, リスニング問題を含む多様な設問に答えながら内容理解を深めていく。残りの60分は語学演習室を使い, TOEIC(TOEIC Public IP)受験対策用のe-learning 教材による自学自習を行う。
注意点:
3年次よりも読む量が格段に増えるため, 辞書を引いたり下読みをしてくる等の予習が必須となる。また, 音読練習の習慣をつけることも課していきたい。e-learningの際には必ず「確認ノート」を作成し, 未知の単語や自分の弱点などを書き留めておくこと。なお,後期の総合英語IIでは, 10月に受験するTOEIC のスコアを成績に加味する予定なので, 演習室開放時間などを利用して学習を進めておくのが望ましい。
授業計画
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週 |
授業内容 |
週ごとの到達目標 |
前期 |
1stQ |
1週 |
IntroductionとChapter 1への導入 |
教材の紹介と進め方, 評価方法などについて理解する。Chapter 1への導入: 音読と単語の確認。
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2週 |
Chapter 1: Pendulum device to reduce swaying of skyscrapers during quakes |
Figureの中での英語表現(句,複合名詞)を理解し表現することができる。
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3週 |
Chapter 2: Experiment lets man use his mind to control another person's movements |
Flow chartで使われる表現(名詞句)を理解し表現することができる。
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4週 |
Chapter 3: Researchers create 'bionic ear' |
Presentation slide で使われる構文について理解し表現することができる。
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5週 |
Chapter 4: Ultra minicars take to public roads |
Tableで使用される表現(句,複合名詞)を理解し表現することができる。
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6週 |
Chapter 5: Japan, overseas firms battle over wearable tech business |
Advertisementで使用されるインパクトのある表現に ついて理解し表現することができる。
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7週 |
Chapter 6: New surgical knife can detect cancer instantly |
Note-takingにおいて多用される表現(数字・固有名詞)について理解し表現することができる。
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8週 |
Chapter 7: Hakko Giken, university jointly develop luminescent gel |
Emailの構成について理解し表現することができる。
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2ndQ |
9週 |
Chapter 8: Deep secrets of maglev Shinkansen emerging |
Instructionsで使用される表現(命令文)を理解し表現することができる。
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10週 |
Chapter 9: A new palm vein ID system creates codes for multiple services |
Process chart の中で使用される表現(動詞で始まる文)について理解し表現することができる。
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11週 |
Chapter 10: ISO to adopt Japan-led safety criteria for nursing-care robots |
News broadcastで使用される表現を理解し表現することができる。
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12週 |
Chapter 11: Nissan rolls out self-driving car at Japanese electronics show |
Registrationの登録頻出表現を理解することができる。
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13週 |
Chapter 12: Robots are getting closer to having humanlike abilities and senses |
Demonstrationでの商品特徴紹介の仕方を理解し表現することができる。
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14週 |
Chapter 13: Nanotech scientist aspires to master 'alchemy of gases' |
Presentation slides of lecturesで使用される化学式と定義文について理解することができる。
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15週 |
Chapter 14: Big battery eyed as green energy cure |
Note-takingでよく使われる形式について理解し実践することができる。
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16週 |
前期期末試験 |
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モデルコアカリキュラムの学習内容と到達目標
分類 | 分野 | 学習内容 | 学習内容の到達目標 | 到達レベル | 授業週 |
基礎的能力 | 人文・社会科学 | 英語 | 英語運用能力の基礎固め | 毎分100語程度の速度で平易な物語文などを読み、その概要を把握できる。 | 3 | |
自分や身近なことについて100語程度の簡単な文章を書くことができる。 | 3 | |
毎分120語程度の速度で物語文や説明文などを読み、その概要を把握できる。 | 3 | |
自分や身近なこと及び自分の専門に関する情報や考えについて、200語程度の簡単な文章を書くことができる。 | 3 | |
日常生活や身近な話題に関して、毎分100語程度の速度ではっきりとした発音で話された内容から必要な情報を聞きとることができる。 | 3 | |
説明や物語などの文章を毎分100語程度の速度で聞き手に伝わるように音読ができる。 | 3 | |
平易な英語で書かれた文章を読み、その概要を把握し必要な情報を読み取ることができる。 | 3 | |
英語運用能力向上のための学習 | 自分の専門分野などの予備知識のある内容や関心のある事柄に関する報告や対話などを毎分120語程度の速度で聞いて、概要を把握し、情報を聞き取ることができる。 | 3 | |
英語でのディスカッション(必要に応じてディベート)を想定して、教室内でのやり取りや教室外での日常的な質問や応答などができる。 | 3 | |
母国以外の言語や文化を理解しようとする姿勢をもち、教室内外で英語で円滑なコミュニケーションをとることができる。 | 3 | |
関心のあるトピックについて、200語程度の文章をパラグラフライティングなど論理的文章の構成に留意して書くことができる。 | 3 | |
評価割合
| 試験 | 小テスト | 課題 | その他 | 合計 |
総合評価割合 | 70 | 10 | 10 | 10 | 100 |
基礎的能力 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 |
専門的能力 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 |
分野横断的能力 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 |
総合評価割合 | 70 | 10 | 10 | 10 | 100 |