高専での日本語学習の総仕上げとして、『百人一首』の歌の講述を通じて日本的な発想や情緒の在り方や日本語の文化の源流に触れるとともに、各自が『百人一首』の歌をグループにより協同して丹念に調べ発表することを通じて、課題を解決しそれを分かりやすく発表する力を養成することを目標とする。
概要:
前半は、『百人一首』の講述を通して『百人一首』全体の意味や個々の歌の主意や文法構造、技巧等について学び、後半では、割当てられた歌をグループで協同して調べ、その結果の発表をする。
授業の進め方・方法:
前半は、『百人一首』全体の意味や成立、各歌の主意や文法構造、技巧等について講述する。
後半では、グループごとに割当てられた『百人一首』の歌を、作者・作歌事情・技巧・文法事項・意味・主意などの項目ごとに事前に調べてまとめておき、授業内に発表し、その後その内容について質疑応答する。
注意点:
授業を通じて関心を持った歌人などについては、できるかぎり他の作品にも触れてみる。
また調べるに際しては、信頼性の高い、できるだけ多くの資料に当たることによって正確な内容の発表をすることを期すとともに、討議や質疑応答では積極的に発言する。
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週 |
授業内容 |
週ごとの到達目標 |
後期 |
3rdQ |
1週 |
授業ガイダンス |
半年間何を学び、どのような試験が行われ、『百人一首』の担当歌について、何をどのように調べるかを理解できるようになる。
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2週 |
『百人一首』の概要(成立事情や編集意図)について講述する。 |
『百人一首』の成立事情や編集意図について理解できるようになる。
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3週 |
『百人一首』の各歌(2首)について講述する。 |
『百人一首』の各歌の作者や歌の意味、主意、技巧などについて理解し関心を持てるようになる。
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4週 |
『百人一首』の各歌(2首)について講述する。 |
『百人一首』の各歌の作者や歌の意味、主意、技巧などについて理解し関心を持てるようになる。
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5週 |
『百人一首』の各歌(2首)について講述する。 |
『百人一首』の各歌の作者や歌の意味、主意、技巧などについて理解し関心を持てるようになる。
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6週 |
『百人一首』の各歌(2首)について講述する。 |
『百人一首』の各歌の作者や歌の意味、主意、技巧などについて理解し関心を持てるようになる。
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7週 |
『百人一首』の各歌(2首)について講述する。 |
『百人一首』の各歌の作者や歌の意味、主意、技巧などについて理解し関心を持てるようになる。
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8週 |
中間試験 |
『百人一首』の各歌の作者や歌の意味、主意、技巧などについて理解し関心を持てるようになる。
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4thQ |
9週 |
カルタ会 |
カルタ会を通じて、遊技としての『百人一首』の面白さを感じ、『百人一首』についてより関心を持てるようになる。
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10週 |
『百人一首』の担当歌について調べ、30分程度にまとめて発表し、それについて質疑応答する。 |
『百人一首』の担当歌の作者や歌の意味、主意、技巧などについて調べて理解するとともに、それを人に伝えられるようになる。
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11週 |
『百人一首』の担当歌について調べ、30分程度にまとめて発表し、それについて質疑応答する。 |
『百人一首』の担当歌の作者や歌の意味、主意、技巧などについて調べて理解するとともに、それを人に伝えられるようになる。
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12週 |
『百人一首』の担当歌について調べ、30分程度にまとめて発表し、それについて質疑応答する。 |
『百人一首』の担当歌の作者や歌の意味、主意、技巧などについて調べて理解するとともに、それを人に伝えられるようになる。
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13週 |
『百人一首』の担当歌について調べ、30分程度にまとめて発表し、それについて質疑応答する。 |
『百人一首』の担当歌の作者や歌の意味、主意、技巧などについて調べて理解するとともに、それを人に伝えられるようになる。
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14週 |
『百人一首』の担当歌について調べ、30分程度にまとめて発表し、それについて質疑応答する。 |
『百人一首』の担当歌の作者や歌の意味、主意、技巧などについて調べて理解するとともに、それを人に伝えられるようになる。
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15週 |
担当した歌についての鑑賞文を400字程度にまとめる。 |
担当した歌の作者や歌の意味、主意、技巧などについてまとめ、さらにそれらを踏まえた鑑賞文を書けるようになる。
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16週 |
予備 |
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分類 | 分野 | 学習内容 | 学習内容の到達目標 | 到達レベル | 授業週 |
基礎的能力 | 人文・社会科学 | 国語 | 国語 | 論理的な文章を読み、論理の構成や展開の把握にもとづいて論旨を客観的に理解し、要約し、意見を表すことができる。また、論理的な文章の代表的構成法を理解できる。 | 3 | |
代表的な文学作品を読み、人物・情景・心情の描写ならびに描写意図などを理解して味わうとともに、その効果について説明できる。 | 3 | |
文章を客観的に理解し、人間・社会・自然などについて考えを深め、広げることができる。 | 3 | |
文学作品について、鑑賞の方法を理解できる。また、代表的な文学作品について、日本文学史における位置を理解し、作品の意義について意見を述べることができる。 | 3 | |
鑑賞にもとづく批評的な文章の執筆や文学的な文章(詩歌、小説など)の創作をとおして、感受性を培うことができる。 | 3 | |
読書習慣の形成をとおして感受性を培い、新たな言葉やものの見方を習得して自らの表現の向上に生かすことができる。 | 3 | |
現代日本語の運用、語句の意味、常用漢字、熟語の構成、ことわざ、慣用句、同音同訓異義語、単位呼称、対義語と類義語等の基礎的知識についての理解を深め、その特徴を把握できる。また、それらの知識を適切に活用して表現できる。 | 3 | |
代表的な古文・漢文を読み、言葉や表現方法の特徴をふまえて人物・情景などを理解し、人間・社会・自然などについて考えを深めたり広げたりすることができる。 | 3 | |
古文・漢文について、音読・朗読もしくは暗唱することにより、特有のリズムや韻などを味わうことができる。 | 3 | |
代表的な古文・漢文について、日本文学史および中国文学史における位置を理解し、作品の意義について意見を述べることができる。また、それらに親しもうとすることができる。 | 3 | |
教材として取り上げた作品について、用いられている言葉の現代の言葉とのつながりや、時代背景などに関する古文・漢文の基礎的知識を習得できる。 | 3 | |
情報の収集や発想・選択・構成の方法を理解し、論理構成や口頭によるものを含む表現方法を工夫して、科学技術等に関する自らの意見や考えを効果的に伝えることができる。また、信頼性を重視して情報を分析し、図表等を適切に活用・加工してコミュニケーションに生かすことができる。 | 3 | |
他者の口頭によるものを含む表現について、客観的に評価するとともに建設的に助言し、多角的な理解力、柔軟な発想・思考力の涵養に努めるとともに、自己の表現の向上に資することができる。 | 3 | |
相手の意見を理解して要約し、他者の視点を尊重しつつ、建設的かつ論理的に自らの考えを構築し、合意形成にむけて口頭によるコミュニケーションをとることができる。また、自らのコミュニケーションスキルを改善する方法を習得できる。 | 3 | |
社会で使用される言葉を始め広く日本語を習得し、その意味や用法を理解できる。また、それらを適切に用い、社会的コミュニケーションとして実践できる。 | 3 | |