概要:
社会科学には、政治学・経済学・法学・社会学・歴史学・地理学などの分野があるが、この科目では、現代社会を理解する上で必要となる政治経済的知識を基礎としつつ、社会学および国際関係論的な視点を交えながら、現代の日本および国際社会を捉えることをねらいとする。特に戦後日本社会の変遷と、国際社会の動向を踏まえ、「グローバリゼーション」と「サステイナビリティ」をキー概念に、現代社会が抱える諸課題について主体的に学び、自ら考察し、自分の見解を持てる能力を養う。
授業の進め方・方法:
講義の前半は、現代社会を理解するための基礎理論を踏まえた講義を行う。講義の中では、随時、関連する新聞記事や映像資料、その他統計データなどを用いる。また後半は、学生自らが関心のあるテーマについて調べ、プレゼンテーションを行い、意見交換を行うグループワークを取り入れた授業を行う。
注意点:
日頃から、新聞報道等に積極的に触れることを心がけること。社会全般に関わる基礎知識・理論と現代社会における諸課題との接点を意識し、主体的に学習に取り組むこと。
分類 | 分野 | 学習内容 | 学習内容の到達目標 | 到達レベル | 授業週 |
基礎的能力 | 人文・社会科学 | 社会 | 地理歴史的分野 | 世界の資源、産業の分布や動向の概要を説明できる。 | 3 | 前4,前5,前6,前7,前8,前9,前10,前11,前12,前13 |
公民的分野 | 自己が主体的に参画していく社会について、基本的人権や民主主義などの基本原理を理解し、基礎的な政治・法・経済のしくみを説明できる。 | 3 | 前1,前2,前3,前13,前14,前15,前16 |
現代社会の考察 | 現代社会の特質や課題に関する適切な主題を設定させ、資料を活用して探究し、その成果を論述したり討論したりするなどの活動を通して、世界の人々が協調し共存できる持続可能な社会の実現について人文・社会科学の観点から展望できる。 | 3 | 前1,前2,前3,前13,前14,前15,前16 |
工学基礎 | グローバリゼーション・異文化多文化理解 | グローバリゼーション・異文化多文化理解 | それぞれの国の文化や歴史に敬意を払い、その違いを受け入れる寛容さが必要であることを認識している。 | 3 | 前4,前5,前6,前7,前8,前9,前10,前11,前12,前13 |
それぞれの国や地域の経済的・社会的な発展に対して科学技術が果たすべき役割や技術者の責任ある行動について説明できる。 | 3 | 前4,前5,前6,前7,前8,前9,前10,前11,前12,前13 |