実用英語Ⅰ

科目基礎情報

学校 仙台高等専門学校 開講年度 平成30年度 (2018年度)
授業科目 実用英語Ⅰ
科目番号 1010 科目区分 一般 / 選択
授業形態 授業 単位の種別と単位数 履修単位: 1
開設学科 総合科学系(広瀬キャンパス一般科目) 対象学年 5
開設期 前期 週時間数 2
教科書/教材 "Active Presentation" 森田彰他(金星堂)
担当教員 久保田 佳克,小松 義隆

到達目標

・英語運用の基礎となる知識や技能を習得し,実際の場面での英語の使用に役立てることができる。
・相手と英語でコミュニケーションを図ろうとする態度や異文化を理解しようとする姿勢を身に付け,実際の場面での英語の使用に役立てることができる。
・社会性のある話題や自分の専門に関する基本的な情報や考えについて,内容の聴解,読解,伝達に加え,簡単な意見交換ができる。

ルーブリック

理想的な到達レベルの目安標準的な到達レベルの目安最低限の到達レベルの目安(可)未到達レベルの目安
英語の語彙・文法の知識高い独立性を発揮して英語の語彙・文法知識を活用できる。通常の状態で独立して英語の語彙・文法知識を活用できる。補助を得て英語の語彙・文法知識を活用できる。英語の語彙・文法知識を活用できない。
英語のライティングスキル高い独立性を発揮して英語のライティングができる。通常の状態で独立して英語のライティングができる。補助を得て英語のライティングができる。補助を得ても,基礎的な英語のライティングができない。
英語のプレゼンテーションスキル高い独立性を発揮して英語のプレゼンテーションができる。通常の状態で独立して英語のプレゼンテーションができる。補助を得て英語のプレゼンテーションができる。補助を得ても,基礎的な英語のプレゼンテーションができない。

学科の到達目標項目との関係

学習・教育到達度目標 2 国際的に通用する基礎的なコミュニケーション能力の習得

教育方法等

概要:
・能動的な学習の方法を学び,定着させながら,「報告型」の英語によるプレゼンテーションを行うことで,英語の運用能力,とりわけ発信力を向上させることをねらいとする。
授業の進め方・方法:
・全ての活動をチーム,クラスの協働によって進める。
・Task(活動の確認),Activity(自分たちのチームの活動への応用),Check(チェックシートによる学習活動としての整理と評価)の流れで授業を進めていく。
注意点:
・人任せにするのではなく,チームの一員として,自分の役割をきちんと果たすようにする。

授業計画

授業内容 週ごとの到達目標
前期
1stQ
1週 Guidance of Class
Step 1 Thinking Critically, Working Together!
授業の進め方を理解できる。
情報収集と活用のかなめが理解できる。
2週 Step 2 Learning How You Learn チームでの活動とMissionを決める。
・チームの活動に貢献する意識を持つ。
・チーム活動の大まかな点を理解する。
・自分たちのチームのMissionを決める。
3週 Step 3 Finding a Research Topic Missonへの理解を深め,具体的に表現する。
・Missionに関する写真・図表で理解を深める。
・Missionを適切な英語一文でまとめる。
4週 Step 4 Finding the Best Keywords キーワードを使ってリサーチを開始する。
・効果的に資料を探す方法を考える。
・適切な検索キーワードの見つけ方を活用する。
5週 Step 5 Evaluating Your Materials 適切な資料を選び,リサーチを深める。
・資料の妥当性の確認の基準を学ぶ。
6週 Step 5 Evaluating Your Materials 適切な資料を選び,リサーチを深める。
・チームの資料の妥当性を確認する。
7週 Step 6 Extracting the Necessary Information 情報をMissionに関係づけながら整理する。
・資料の構成を理解し,資料の概要を書くことができる。
8週 Step 6 Extracting the Necessary Information 情報をMissionに関係づけながら整理する。
・チームの資料から問題の背景と対応策を読み取る。
2ndQ
9週 Step 7 Describing Your Data 過去の取り組みを比較分析し,リサーチを完成に導く。
・Missionに関する過去の取り組みを説明する。
10週 Step 7 Describing Your Data 過去の取り組みを比較分析し,リサーチを完成に導く。
・Missionに関する過去の取り組みを説明する。
11週 Step 7 Describing Your Data 過去の取り組みを比較分析し,リサーチを完成に導く。
・発表用の英文を作成する。
12週 Step 8 Structuring Your Presentation プレゼンテーションの基本構造と表現を理解する。
・プレゼンテーションの基本構造を理解する。
13週 Step 8 Structuring Your Presentation プレゼンテーションの基本構造と表現を理解する。
・プレゼンテーションの表現を理解する。
14週 Step 8 Structuring Your Presentation プレゼンテーションの基本構造と表現を理解する。
・英文原稿を作成する。
15週 期末試験
16週 期末試験のフィードバックと前期の振り返り

モデルコアカリキュラムの学習内容と到達目標

分類分野学習内容学習内容の到達目標到達レベル授業週
基礎的能力人文・社会科学英語英語運用能力向上のための学習自分の専門分野などの予備知識のある内容や関心のある事柄に関する報告や対話などを毎分120語程度の速度で聞いて、概要を把握し、情報を聞き取ることができる。3
英語でのディスカッション(必要に応じてディベート)を想定して、教室内でのやり取りや教室外での日常的な質問や応答などができる。3前5
母国以外の言語や文化を理解しようとする姿勢をもち、教室内外で英語で円滑なコミュニケーションをとることができる。3前1,前2,前9,前10,前12
関心のあるトピックについて、200語程度の文章をパラグラフライティングなど論理的文章の構成に留意して書くことができる。3

評価割合

試験作文課題発表合計
総合評価割合303040100
基礎的能力20102050
応用的能力10202050