保健体育Ⅱ

科目基礎情報

学校 仙台高等専門学校 開講年度 平成31年度 (2019年度)
授業科目 保健体育Ⅱ
科目番号 1007 科目区分 一般 / 必修
授業形態 講義・実技 単位の種別と単位数 履修単位: 2
開設学科 総合工学科Ⅰ類 対象学年 2
開設期 通年 週時間数 2
教科書/教材
担当教員 東畑 陽介

到達目標

1.授業で扱われるラグビーフットボール、ハンドボール、バスケットボールの各運動種目の基本技術を習得し、それらの運動を実践できる。
2.ラグビーフットボール、ハンドボール、バスケットボールの競技ルールを理解し、競技を楽しんで実施できる。
3.自らスポーツを創造し、作り出されたスポーツを楽しんで実施できる。

ルーブリック

理想的な到達レベルの目安標準的な到達レベルの目安未到達レベルの目安
汎用的技能全ての授業に参加し、積極的に活動をおこなう。授業に参加し、積極的に活動を行う。積極的な授業参加を行わない。
態度・志向性授業のための準備、各種目の実施、諸注意等への配慮を自ら行うことができる。授業のための準備、各種目の実施などを教員の指示によってできるようになる。授業の準備、各種目の実施について、行うことができない。
技能点 各種目の技能を正確に実施することができ、クラスメイトに適切なアドバイスができる。各種目の技能を理解し実施することができる。各種目の技能を理解できず、実施できない。

学科の到達目標項目との関係

学習・教育到達度目標 4 技術者として社会的役割や責任を自覚して行動する姿勢

教育方法等

概要:
現代をいきる青少年の心身の健康に関わる問題を挙げながら、自らの健康の保持増進に必要な基礎的知識と実践の力を学ぶ。生涯を通した心身の健康の保持・増進に役立つ身近なスポーツに取り組み、それぞれのスポーツの特性を理解する。さらに、自己の身体に対する認識と共に、共に取り組む仲間との協調、対話などによって、社会生活に必要なコミニケーション能力やリーダーシップ能力を身につける。
授業の進め方・方法:
スポーツの実践を中心に授業を進めていく。1.各種目の競技特性、歴史的背景、競技の楽しみ方などを説明 2.各種目のルールの理解および技術の習得トレーニング 3.各競技の実施 各種目ごとに以上の順番を基本として授業を行っていく。
注意点:
体育は身体活動による学習である。ほとんどのスポーツは他者と共通の空間と時間を共有することで成立する。したがって、授業では、十分に周囲の安全に留意しなければならない。また、授業に参加するにあたっては、運動着の着用が必須の条件である。運動着でない着衣(革靴やサンダルなどの履物も含む)による授業の参加は認めない。

授業計画

授業内容 週ごとの到達目標
前期
1stQ
1週 スポーツテスト(1) 新体力テストを実施する。
全ての実施種目の測定をする。
2週 スポーツテスト(2) 新体力テストを実施する。
全ての実施種目の測定をする。
3週 スポーツテスト(3) 新体力テストを実施する。
全ての実施種目の測定をする。
4週 ラグビーフットボール ガイダンス ラグビーの競技特性を理解し、説明することができる。
5週 ラグビーフットボール 基礎的技術(1) ラグビーボールを落とさないで走ることができる。
ボールを持って走り、パスすることができる。
6週 ラグビーフットボール 基礎的技術(2) ラグビーボールを目標に向かって、蹴ることができる。
7週 ラグビーフットボール 基礎的技術(3) オフサイド、ノックオン、スローフォワードなどのルールを理解することができる。
8週 タグラグビーゲーム(1) タグラグビーのルールに従い、仲間と安全にゲームすることができる。
2ndQ
9週 タグラグビーゲーム(2) タグラグビーのルールに従い、仲間と安全にゲームすることができる。
10週 ハンドボール ガイダンス ハンドボールの競技特性を理解し、説明することができる
11週 ハンドボール 基礎的技術(1) ボールを落とさないでキャッチすることができる。
3歩のステップとドリブルで移動することができる。できる
12週 ハンドボール 基礎的技術(2) 様々な角度からシュートを打つことができる。
13週 ハンドボール 基礎的技術(3) コンビネーションを使った攻撃ができるようになる。
14週 ハンドボール ゲーム(1) ハンドボールのルールに従い、仲間と安全にゲームすることができる。
15週 ハンドボール ゲーム(2) ハンドボールのルールに従い、仲間と安全にゲームすることができる。
16週 ハンドボール ゲーム(3) ハンドボールのルールに従い、仲間と安全にゲームすることができる。
後期
3rdQ
1週 スポーツの創造 ガイダンス スポーツを作り出すことを理解し、班員と協力してスポーツの創造に取り組むことができる。
2週 スポーツの創造(1) 各班が作ったニュースポーツのルールを理解、仲間と安全にスポーツを行うことができる。
3週 スポーツの創造(2) 各班が作ったニュースポーツのルールを理解、仲間と安全にスポーツを行うことができる。
4週 スポーツの創造(3) 各班が作ったニュースポーツのルールを理解、仲間と安全にスポーツを行うことができる。
5週 スポーツの創造(4) 各班が作ったニュースポーツのルールを理解、仲間と安全にスポーツを行うことができる。
6週 スポーツの創造(5) 各班が作ったニュースポーツのルールを理解、仲間と安全にスポーツを行うことができる。
7週 スポーツの創造(6) 各班が作ったニュースポーツのルールを理解、仲間と安全にスポーツを行うことができる。
8週 バスケットボール ガイダンス バスケットボールの競技特性を理解し、説明することができる。
4thQ
9週 バスケットボール 基礎的技術(1) ボールを落とさないでパスとキャッチすることができる。
10週 バスケットボール 基礎的技術(2) ドリブルとパスによる移動ができる。
ゴールに向かってシュートを打つことができる。
11週 バスケットボール 基礎的技術(3) 反則をせずに相手の攻撃を防御することができる。
12週 バスケットボール ゲーム(1) バスケットボールのルールに従い、仲間と安全にゲームすることができる。
13週 バスケットボール ゲーム(2) バスケットボールのルールに従い、仲間と安全にゲームすることができる。
14週 バスケットボール ゲーム(3) バスケットボールのルールに従い、仲間と安全にゲームすることができる。
15週 バスケットボール ゲーム(4) バスケットボールのルールに従い、仲間と安全にゲームすることができる。
16週 バスケットボール ゲーム(5) バスケットボールのルールに従い、仲間と安全にゲームすることができる。

モデルコアカリキュラムの学習内容と到達目標

分類分野学習内容学習内容の到達目標到達レベル授業週
分野横断的能力汎用的技能汎用的技能汎用的技能日本語と特定の外国語の文章を読み、その内容を把握できる。2
他者とコミュニケーションをとるために日本語や特定の外国語で正しい文章を記述できる。2
他者が話す日本語や特定の外国語の内容を把握できる。2
日本語や特定の外国語で、会話の目標を理解して会話を成立させることができる。2
円滑なコミュニケーションのために図表を用意できる。2
円滑なコミュニケーションのための態度をとることができる(相づち、繰り返し、ボディーランゲージなど)。2
他者の意見を聞き合意形成することができる。2
合意形成のために会話を成立させることができる。2
グループワーク、ワークショップ等の特定の合意形成の方法を実践できる。2
あるべき姿と現状との差異(課題)を認識するための情報収集ができる2
課題の解決は直感や常識にとらわれず、論理的な手順で考えなければならないことを知っている。2
適切な範囲やレベルで解決策を提案できる。2
態度・志向性(人間力)態度・志向性態度・志向性周囲の状況と自身の立場に照らし、必要な行動をとることができる。2
自らの考えで責任を持ってものごとに取り組むことができる。2
目標の実現に向けて計画ができる。2
目標の実現に向けて自らを律して行動できる。2
日常の生活における時間管理、健康管理、金銭管理などができる。2
社会の一員として、自らの行動、発言、役割を認識して行動できる。2
チームで協調・共同することの意義・効果を認識している。2
チームで協調・共同するために自身の感情をコントロールし、他者の意見を尊重するためのコミュニケーションをとることができる。2
当事者意識をもってチームでの作業・研究を進めることができる。2
チームのメンバーとしての役割を把握した行動ができる。2
法令やルールを遵守した行動をとれる。2
他者のおかれている状況に配慮した行動がとれる。2

評価割合

活動点(授業参加)態度・志向性技能合計
総合評価割合404020100
総合評価割合20202060
分野横断的能力2020040