英語を通じて,積極的にコミュニケーションを行うために必要なリスニングとスピーキングスキルを育成する。英文構造や情報を的確に理解し、自らの意見を英語で述べる能力を養う。
ア.テキストの英文内容の説明を生英語で聞いて,情報や考え、概要や要点などを理解する。
イ.テキストの英文の正確な発音を学び、ペアワークを通じて聞き手に伝わるように高速音読する。
ウ.授業で学んだことや経験したことに基づき,情報や考えなどについて,グループワークを行い、その成果を発表する。
概要:
中学校で学んだ基礎的な英語の知識をもとに,検定教科書を用い、読む・聞く・聞くことを中心に総合的な英語力をつけることをねらいとする。実際にはさまざまなトッピックについて書かれた英文をもとに、文法・構文や語彙に注意しながら,英文の内容を正確に理解することに重点を置く。
授業の進め方・方法:
新しい語彙や表現に注意しながら,教科書の英文を読み進めていくが、語学情報演習室(LL)の機器を活用した音読練習、ペアワーク、グループディスカッションなどのアクティブ・ラーニングを取り入れるとともに、e-learning 教材も活用し英語表現や語彙習得も目指す。
英語Aの各レッスンで使われている表現や構文を同時進行で英語Bで取り上げていく。英語Bで構文を十分に理解し、英語Aで学んだ語彙や表現と英語Bで学ぶ構文知識を駆使し読解能力を高めていく。
注意点:
授業は予習を前提とし、基本的に英語で行うため、各自予習ノートを用意し,語彙や文法・構文の下調べを行い、授業ではその項目について確認を行う。予習ノートの提出は2ヶ月前には指示するので、各自、長期の休みを利用して効率的に予習を行うこと。また、授業で配布するプリントも適宜活用すること。なお、予習・復習の一方法として音読・筆写を行うことが重要である。語彙については積極的に自学自習で身につけるようにする。提出すべき課題は,期日までに必ず提出すること。英和辞書必携。
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週 |
授業内容 |
週ごとの到達目標 |
前期 |
1stQ |
1週 |
ガイダンス・英語AⅠ の学習方法 |
・学習目標,学習上の留意点,使用教材,年間計画,評価方法,予習・復習の方法,辞書の使用法などについて理解できる. ・高専の英語カリキュラムをできる。
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2週 |
英文の構成要素、品詞、発音記号の解説
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・英文の構成要素、品詞、発音記号について理解できる.主として基本文型や動詞の役割を理解できる.
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3週 |
Lesson 1 Omotenashi: The Spirit of Japan |
・外国からの旅行者が関心を持つ事柄を知り、「おもてなし」とはどのような精神なのか理解する.
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4週 |
Lesson 1 Omotenashi: The Spirit of Japan |
・ほかの国々のおもてなしを理解する. ・主部と述部 / 「S+V」「S+V+C」「S+V+O」 / 現在・過去・未来を理解し,聞いたり読んだり話したりする.
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5週 |
Lesson 2 Why Is That So? |
・時計の左回りやボタンの位置など、常識とおもわれていることの経緯を知る. ・冠詞+(形容詞)+名詞 / to不定詞(名詞的用法を理解する.
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6週 |
Lesson 2 Why Is That So? |
・なぜ人は握手をするようになったのかを知る. ・動名詞の用法を理解できる.
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7週 |
Lesson 3 The Bento Goes International |
・日本の弁当について理解し、アメリカ人の昼食について知る. ・進行形 について理解し,聞いたり読んだり話したりする.
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8週 |
Lesson 3 The Bento Goes International |
・世界に広まりつつある弁当について知る. ・文型(「S+V+O1+O2」 / 「S+V+O+C」)について理解する.
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2ndQ |
9週 |
前期中間試験 |
・これまで学んだ英文の内容を正確に理解し,また語彙・構文を正確に使用できる。
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10週 |
前期中間試験答案返却・解説 e-learning |
・中間試験で出題された重要構文、語彙を復習する。 英文の内容理解を深める。
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11週 |
Lesson 4 Owen and Mzee: An Amazing Friendship |
・カバが岩礁に取り残された状況を理解する. ・現在完了形 を理解している.
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12週 |
Lesson 4 Owen and Mzee: An Amazing Friendship |
・カバが村人により保護された経緯を読み取ることができる. ・「S+V+O(=that節)」を理解している.
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13週 |
Lesson 4 Owen and Mzee: An Amazing Friendship |
・カバとカメの関係を理解する. ・過去完了形の意味や働き,形を理解している。
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14週 |
Lesson 5 The Impossible Is Possible |
・高野秀行氏がどのような人物かを理解することができる. ・分詞の形容詞的用法を理解している.
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15週 |
Lesson 5 The Impossible Is Possible |
・高野氏が怪獣を見つけるために何をしたか理解することができる. ・to不定詞(形容詞的用法)の意味や働き,形を理解している.
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16週 |
前期期末試験答案返却・解説 e-learning |
・期末試験で出題された重要構文、語彙を復習する。 英文の内容理解を深める。
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後期 |
3rdQ |
1週 |
Lesson 5 The Impossible Is Possible |
・若者に伝えたい高野氏のメッセージを理解している. ・受動態の意味や働き,形を理解している.
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2週 |
Lesson 6 Eric Carle: How He Creates His Art |
・エリック・カールの絵本に小さな生き物が多く登場する理由をを読み取ることができる. ・関係代名詞 や to不定詞(副詞的用法)の意味や用法を理解している.
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3週 |
Lesson 6 Eric Carle: How He Creates His Art |
・創作する過程について理解しアイディアがどこから生まれるかを読み取ることができる. ・関係代名詞whatの意味や働き,形を理解している.
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4週 |
Lesson 7 The Netherlands - Living with Water |
・オランダと日本の関係、オランダの地形の特徴について読解することができる. ・比較や It is +形容詞(for~)+ to不定詞 の意味や働き,形を理解している。
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5週 |
Lesson 7 The Netherlands - Living with Water |
・オランダと自転車の関係をはじめとするオランダの人々の生活について読み取ることができる. ・S+V+O+to不定詞、S+V+O1+O2 (=that節) の構文や働き,意味を理解している.
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6週 |
Lesson 8 Collective Intelligence |
・「集合知」とはどのようなものか理解し、アリが交通渋滞を起こさない理由を読み取ることができる. ・「S+V+O(=疑問詞節など)」、「S+V+O+C(=現在分詞) の意味や働き,形を理解している.
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7週 |
Lesson 8 Collective Intelligence |
・ハトの動きから考案されたものや人間の集合知の例 を読み取ることができる, ・「S+V+O+ C(=原形不定詞)」、 It is+形容詞[名詞]+that節の意味や働き,形を理解している.
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8週 |
後期中間試験
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・これまで学んだ英文の内容を正確に理解し,また語彙・構文を正確に使用できる。
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4thQ |
9週 |
後期中間試験答案返却・解説 e-learning |
・中間試験で出題された重要構文、語彙を復習する。 英文の内容理解を深める。
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10週 |
Lesson 9 10 Billion |
・世界人口の推移とその影響について読み取ることができる. ・助動詞を含む受け身、関係副詞の形と意味を理解している.
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11週 |
Lesson 9 10 Billion |
・地球上で起こっている問題とそれが引き起こすだろう未来について読み取ることができる. ・仮定法過去 の形と意味を理解している.
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12週 |
Lesson 9 10 Billion |
・将来、地球上で起こりうる問題を食い止める方法にちういて読み取ることができる. ・現在完了進行形の形と意味を理解している.
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13週 |
Lesson 10 One Child, One Teacher, One Book and One Pen |
・マララさんの演説を聞き,マララさんが指導者たちや政府に訴えかけようとしている内容を読み取ることができる. ・分詞構文を理解し表現することができる.
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14週 |
Lesson 10 One Child, One Teacher, One Book and One Pen |
・2012年10月9日にマララさんに起こったことを知る. ・強調構文を理解し表現することができる.
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15週 |
Lesson 10 One Child, One Teacher, One Book and One Pen |
・マララさんは私たちの最も強力な武器は何だと考えているか読み取ることができる. ・仮定法過去完了の意味や働き,形を理解している。
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16週 |
後期期末試験 答案返却&解説 |
・期末試験で出題された重要構文、語彙を復習する。 英文の内容理解を深める。
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分類 | 分野 | 学習内容 | 学習内容の到達目標 | 到達レベル | 授業週 |
基礎的能力 | 人文・社会科学 | 英語 | 英語運用の基礎となる知識 | 聞き手に伝わるよう、句・文における基本的なリズムやイントネーション、音のつながりに配慮して、音読あるいは発話できる。 | 2 | |
明瞭で聞き手に伝わるような発話ができるよう、英語の発音・アクセントの規則を習得して適切に運用できる。 | 2 | |