英語BⅠ

科目基礎情報

学校 仙台高等専門学校 開講年度 2017
授業科目 英語BⅠ
科目番号 0005 科目区分 一般 / 必修
授業形態 講義・演習 単位の種別と単位数 履修単位: 2
開設学科 総合工学科Ⅰ類 対象学年 1
開設期 通年 週時間数 2
教科書/教材 『able English Grammar 27 Lessons』(第一学習社),『able English Grammar 27 Lessons Workbook』(第一学習社)
担当教員 福地 和則

到達目標

1.中学校で学習した文法事項を理解できること。     2.語・句・節を理解できること。     3.文型の中心となる動詞とその時制などを理解できること。     4.態(能動態・受動態)の考え方を理解できること。    5.準動詞(不定詞・動名詞・分詞)を理解できること。  

ルーブリック

理想的な到達レベルの目安標準的な到達レベルの目安未到達レベルの目安
評価項目1中学校で既習の文法事項や構文を正しく理解し,活用・運用することができる。中学校で既習の文法事項や構文をおおむね正しく理解し,活用・運用することができる。中学校で既習の文法事項や構文を理解できなく,活用・運用することができない。
評価項目2高等学校学習指導要領に示されているレベルの文法事項を正しく理解し,活用・運用することができる。高等学校学習指導要領に示されているレベルの文法事項をおおむね正しく理解し,活用・運用することができる。高等学校学習指導要領に示されているレベルの文法事項を理解できなく,活用・運用することができない。
評価項目3授業で扱う語彙の60%以上の単語を理解し,活用・運用することができる。授業で扱う語彙の50%~60%程度の単語を理解し,活用・運用することができる。授業で扱う語彙の単語等の理解が50%未満であり,活用・運用することができない。

学科の到達目標項目との関係

学科ディプロマポリシー 3 国際的に通用する基礎的なコミュニケーション能力

教育方法等

概要:
英文を正確に理解したり,英語での適切な表現活動を行う際の基礎となる英文法を体系的に学習する。中学校で学習してきた英文法をきちんと整理した上で,動詞の特性・型・用法を中心に,2年英語BⅡでの実践問題に向けて,英語という言語の理解を深めることを目標とする。中学校ではあまり使われなかった文法用語が多く使われることになるが,基本的には中学校で学習してきたことをさらに膨らませていくのがこの授業の狙いである。
授業の進め方・方法:
予習がなされていることを前提として,問題演習を中心として進めるので,十分に予習して授業に臨むこと。
注意点:
テキストは,一つの文法項目ごとに簡潔な説明と練習問題が配列されていて自主学習がしやすい構成になっているので,参考書を有効に活用して意欲的に予習・復習に取り組み,「予習⇒授業⇒復習」のサイクルを作り上げること。
予習して理解できなかった箇所は,授業中もしくは授業後の時間に積極的に質問するように心掛けること。
辞書は毎回持参し,少しでも疑問な点があればすぐに調べる習慣を身につけること。
参考書『総合英語 able New Edition』(第一学習社)

授業計画

授業内容 週ごとの到達目標
前期
1stQ
1週 ガイダンス・発音練習 発音記号を理解・活用できる。
2週 Lesson 1 文の種類 肯定文・否定文,疑問文,命令文,感嘆文を理解し,活用・運用することができる。
3週 Lesson 2 文型① S+V, S+V+C, S+V+Oを理解し,活用・運用することができる。
4週 Lesson 3 文型② S+V+O+O, S+V+O+Cを理解し,活用・運用することができる。
5週 Lesson 4 時制① 現在時制・現在進行形を理解し,活用・運用することができる。
6週 Lesson 5 時制② 過去時制・過去進行形を理解し,活用・運用することができる。
7週 Lesson 6 時制③ 未来時制・未来進行形を理解し,活用・運用することができる。
8週 前期中間試験
2ndQ
9週 Lesson 7 完了形① 現在完了形・現在完了進行形を理解し,活用・運用することができる。
10週 Lesson 8 完了形② 過去完了形・過去完了進行形,未来完了形を理解し,活用・運用することができる。
11週 Lesson 9 助動詞① canとcouldの用法,mayとmightの用法,mustとhave toの用法を理解し,活用・運用することができる。
12週 Lesson 10 助動詞② will・would・shallの用法を理解し,活用・運用することができる。
13週 Lesson 11 助動詞③ shouldとその他の助動詞をを理解し,活用・運用することができる。
14週 復習 復習により,完了形と助動詞つについての理解を深める。
15週 前期期末試験
16週 答案返却
後期
3rdQ
1週 Lesson 12 受動態① 受動態の基本とS+V+O+O・S+V+O+Cの受動態を理解し,活用・運用することができる。。
2週 Lesson 13 受動態② 様々な形の受動態と注意すべき受動態をを理解し,活用・運用することができる。
3週 Lesson 14 不定詞① to不定詞の名詞・形容詞用法を理解し,活用・運用することができる。
4週 Lesson 15 不定詞②
to不定詞の副詞用法とS+V+O+to不定詞を理解し,活用・運用することができる。
5週 Lesson 16 不定詞③ 不定詞の意味上の主語と原形不定詞を理解し,活用・運用することができる。
6週 Further Study 不定詞 to不定詞の重要・慣用表現を理解し,活用・運用することができる。
7週 Lesson 17 動名詞① 動名詞の基本を理解し,活用・運用することができる。
8週 Lesson 18 動名詞② 動名詞の慣用表現,動名詞と不定詞の相違を理解し,活用・運用することができる。
4thQ
9週 後期中間試験
10週 Lesson 19 分詞① 限定用法と叙述用法の分詞を理解し,活用・運用することができる。
11週 Lesson 20 分詞② 分詞構文等を理解し,活用・運用することができる。
12週 Further Study 分詞 独立分詞構文と分詞の慣用表現を理解し,活用・運用することができる。
13週 Lesson 26 仮定法① 仮定法の基本を理解し,活用・運用することができる。
14週 Lesson 27 仮定法② 様々な仮定法を理解し,活用・運用することができる。
15週 後期期末試験
16週 答案返却

モデルコアカリキュラムの学習内容と到達目標

分類分野学習内容学習内容の到達目標到達レベル授業週
基礎的能力人文・社会科学英語英語運用の基礎となる知識英語のつづりと音との関係を理解できる。2
英語の標準的な発音を聴き、音を模倣しながら発声できる。2
英語の発音記号を見て、発音できる。2
リエゾンなど、語と語の連結による音変化を認識できる。2
語・句・文における基本的な強勢を正しく理解し、音読することができる。2
文における基本的なイントネーションを正しく理解し、音読することができる。2
文における基本的な区切りを理解し、音読することができる。2
中学で既習の1200語程度の語彙を定着させるとともに、2600語程度の語彙を新たに習得する。1
中学校で既習の文法事項や構文を定着させる。3
高等学校学習指導要領に示されているレベルの文法事項や構文を習得する。1
英語運用能力の基礎固め日常生活や身近な話題に関して、毎分100語程度の速度ではっきりとした発音で話された内容から必要な情報を聞きとることができる。2
日常生活や身近な話題に関して、自分の意見や感想を基本的な表現を用いて英語で話すことができる。1
説明や物語などの文章を毎分100語程度の速度で聞き手に伝わるように音読ができる。1
毎分100語程度の速度で平易な物語文などを読み、その概要を把握できる。2
自分や身近なことについて100語程度の簡単な文章を書くことができる。1

評価割合

試験課題相互評価態度ポートフォリオその他合計
総合評価割合70300000100
基礎的能力70300000100
専門的能力0000000
分野横断的能力0000000