英語BⅠ

科目基礎情報

学校 仙台高等専門学校 開講年度 令和05年度 (2023年度)
授業科目 英語BⅠ
科目番号 0006 科目区分 一般 / 必修
授業形態 講義・演習 単位の種別と単位数 履修単位: 2
開設学科 総合工学科Ⅰ類 対象学年 1
開設期 通年 週時間数 2
教科書/教材 『EARTHRISE English Grammar in 33 Stages (Workbook)』(数研出版)
担当教員 福地 和則

到達目標

1.中学校で学習した文法事項を理解できること。     2.語・句・節を理解できること。    3.文型の中心となる動詞とその時制などを理解できること。
4.態(能動態・受動態)の考え方を理解できること。   5.準動詞(不定詞・動名詞・分詞)を理解できること。  

ルーブリック

理想的な到達レベルの目安標準的な到達レベルの目安未到達レベルの目安
中学校で学習した文法事項中学校で既習の文法事項や構文を正しく理解し,活用・運用することができる。中学校で既習の文法事項や構文をおおむね正しく理解し,活用・運用することができる。中学校で既習の文法事項や構文を理解できなく,活用・運用することができない。
高等学校学習指導要領の文法事項高等学校学習指導要領に示されているレベルの文法事項を正しく理解し,活用・運用することができる。高等学校学習指導要領に示されているレベルの文法事項をおおむね正しく理解し,活用・運用することができる。高等学校学習指導要領に示されているレベルの文法事項を理解できなく,活用・運用することができない。
語彙授業で扱う語彙の60%以上の単語を理解し,活用・運用することができる。授業で扱う語彙の50%~60%程度の単語を理解し,活用・運用することができる。授業で扱う語彙の単語等の理解が50%未満であり,活用・運用することができない。

学科の到達目標項目との関係

学習・教育到達度目標 3 国際的に通用する基礎的なコミュニケーション能力

教育方法等

概要:
英語AⅠで使用する『FLEX ENGLISH COMMINICATION Ⅰ』の各レッスンで扱われる英文法を体系的に学習する。中学校で学習してきた英文法をきちんと整理した上で,
動詞の特性・型・用法を中心に,2年英語AⅡで扱われる,より高度な文法項目の学習に向けて,英語という言語の理解を深めることを目標とする。中学校ではあまり
使われなかった文法用語が多く使われることになるが,基本的には中学校で学習してきたことをさらに膨らませていくのがこの授業の狙いである。
授業の進め方・方法:
・授業は,教科書・スライドを用いて,問題演習の形態で進めていき,定期試験を4回行う。
・「事前学習」毎回の授業前までに,Web Classに掲載されている「BI課題」を参考に,その順番で参考書とワークブックで各レッスンの予習をしておくこと。
・「事後学習」毎回の授業後に,授業で学んだことが理解できているかを確認して,今後の学習に繋げていくこと。
注意点:
テキストは,一つの文法項目ごとに練習問題が配列されていて自主学習がしやすい構成になっているので,参考書を有効に活用して意欲的に予習・復習に取り組み,
「予習⇒授業⇒復習」のサイクルを作り上げること。
予習して理解できなかった箇所は,授業中もしくは授業後の時間に積極的に質問するように心掛けること。
辞書は毎回持参し,少しでも疑問な点があればすぐに調べる習慣を身につけること。
参考書『EARTHRISE 総合英語』(数研出版)

授業の属性・履修上の区分

アクティブラーニング
ICT 利用
遠隔授業対応
実務経験のある教員による授業

授業計画

授業内容 週ごとの到達目標
前期
1stQ
1週 ガイダンス・発音練習 授業の進め方を理解できる。
発音記号を理解・活用できる。
2週 はじめに 品詞と句・節 品詞と句・節を理解し,文型分析などにおいて活用・運用することができる。
3週 Lesson 0 いろいろな文
いろいろな文(平叙文・疑問文・命令文・感嘆文)を理解し,活用・運用することができる。
4週 Lesson 1 文の組み立て方 (1)
動詞(自動詞と他動詞)・第1文型・第2文型・第3文型を理解し,活用・運用することができる。
5週 Lesson 2 文の組み立て方 (2) 第4文型・第5文型・there構文を理解し,活用・運用することができる。
6週 Lesson 3 動詞と時の表し方(1)
基本時制(現在・過去)とその進行形の基本を理解し,活用・運用することができる。
7週 Lesson 4 動詞と時の表し方(2) 基本時制(未来)とその進行形の基本を理解し,活用・運用することができる。
8週 前期中間試験
2ndQ
9週 Lesson 7 助動詞(1)
       (A I:Lesson 1)
助動詞 (can・may・must) の用法を理解し,活用・運用することができる。
10週 Lesson 12 不定詞 (1)
       (A I:Lesson 1)
不定詞の名詞的・形容詞的・副詞的用法を理解し,活用・運用することができる。
11週 Lesson 16 動名詞 (1)
       (A I:Lesson 2)
動名詞の基本を理解し,活用・運用することができる。
12週 Lesson 18 分詞 (1)
       (A I:Lesson 3)
分詞(現在分詞・過去分詞)の基本を理解し,活用・運用することができる。
13週 Lesson 5 完了形(1)
       (A I:Lesson 3・10)
現在完了形の用法を理解し,活用・運用することができる。
14週 Lesson 10 受動態 (1)
       (A I:Lesson 3)
態(能動態・受動態)の基本を理解し,活用・運用することができる。
15週 前期期末試験
16週 答案返却
後期
3rdQ
1週 Lesson 21 関係詞 (1)
       (A I:Lesson 4)
関係代名詞の基本(主格・所有格・目的格)を理解し,活用・運用することができる。
2週 Lesson 6 完了形 (2)
       (A I:Lesson 4)
過去完了形・未来完了形の用法を理解し,活用・運用することができる。
3週 Lesson 13 不定詞 (2)・(3)
    14  (A I:Lesson 5)
不定詞の応用 (S+V+O+to不定詞,使役動詞・知覚動詞構文,等) を理解し,活用・運用することができる。
4週 Lesson 22 関係詞 (2)
       (A I:Lesson 6・7)
関係代名詞whatの用法と関係代名詞の非制限用法を理解し,活用・運用することができる。
5週 Lesson 23 関係詞 (3)・(4)
    24  (A I:Lesson 7・10)
関係副詞 (where・when・why・how) の制限・非制限用法と複合関係詞を理解し,活用・運用することができる。
6週 Lesson 28 仮定法 (1)
       (A I:Lesson 8)
仮定法(仮定法過去・仮定法過去完了)の基本を理解し,活用・運用することができる。
7週 Lesson 19 分詞 (2)・(3)
    20   (A I:Lesson 9)
分詞構文を理解し,活用・運用することができる。
8週 後期中間試験
4thQ
9週 Lesson 25 比較 (1) 原級比較・比較級・最上級の基本を理解し,活用・運用することができる。
10週 Lesson 8 助動詞 (2) 助動詞 (should・had better・will・would) の用法を理解し,活用・運用することができる。
11週 Lesson 26 比較 (2)・(3)
27
原級比較・比較級・最上級の応用を理解し,活用・運用することができる。
12週 Lesson 30 話法 時制の一致,直接・間接話法を理解し,活用・運用することができる。
13週 Lesson 32 さまざまな表現 (1)
       (A I:Lesson 6)
強調・倒置・挿入・同格表現を理解し,活用・運用することができる。
14週 復習
       
後期期末試験に向けて,これまで学習してきたことを
復習する。
15週 後期期末試験
16週 答案返却

モデルコアカリキュラムの学習内容と到達目標

分類分野学習内容学習内容の到達目標到達レベル授業週
基礎的能力人文・社会科学英語英語運用の基礎となる知識聞き手に伝わるよう、句・文における基本的なリズムやイントネーション、音のつながりに配慮して、音読あるいは発話できる。2前1,前2,前3,前4,前5,前6,前8,前9,前10,前11,前12,前13,前14,後1,後2,後3,後4,後5,後6,後7,後8,後10,後11,後12,後13,後14
明瞭で聞き手に伝わるような発話ができるよう、英語の発音・アクセントの規則を習得して適切に運用できる。2前1,前2,前3,前4,前5,前6,前8,前9,前10,前11,前12,前13,前14,後1,後2,後3,後4,後5,後6,後7,後8,後10,後11,後12,後13,後14
中学で既習の語彙の定着を図り、高等学校学習指導要領に準じた新出語彙、及び専門教育に必要となる英語専門用語を習得して適切な運用ができる。2前1,前2,前3,前4,前5,前6,前8,前9,前10,前11,前12,前13,前14,後1,後2,後3,後4,後5,後6,後7,後8,後10,後11,後12,後13,後14
中学で既習の文法や文構造に加え、高等学校学習指導要領に準じた文法や文構造を習得して適切に運用できる。2前1,前2,前3,前4,前5,前6,前8,前9,前10,前11,前12,前13,前14,後1,後2,後3,後4,後5,後6,後7,後8,後10,後11,後12,後13,後14

評価割合

試験課題合計
総合評価割合7030100
基礎的能力7030100