概要:
これまで学習してきた英語を用いて授業を受ける、実践的な授業を目指す。
英語を用いたコミュニケーションに特に重点を置き、英語でのグループワーク、発表準備、発表練習を通して、
国際的な技術者として必要となる英語力の基礎を養うことを目的とする。
授業の進め方・方法:
まず、聞き取りやすい英語の発音を身に着けるため、フォニックスを学習する。
単語の綴りとその発音の規則性を意識し、未知の単語もある程度は発音できるようになる。
最初の2回の授業はフォニックスに重点を置くため、集中して規則性を学び取ると同時に、
口を動かし、声に出して発音することが重要だ。
3回目の授業からは、科学に関連するトピック等について書かれた英文の教材を使用し、読解力も身につける。
本科目では、正しい英語を使うことも重要ではあるが、まずは、「伝われば良い」という姿勢で指導する。
そのため、授業には英語でのコミュニケーション活動(ゲーム等)を多く採り入れる予定だ。
よりスムーズにコミュニケーションをとるためには、英文法や英単語等の基礎定着も大変重要であり、
学生は基礎定着を図ったプリント等の課題(宿題)に取り組むことになる。
また、情報工学と関連した内容のグループ発表を行うため、
グループメンバーと協力して発表の準備をする必要がある。
最後の3回の授業では、CEFR B1レベルの確認テストを行う。
事後学習:授業内容の復習。宿題の間違えた箇所の確認(授業では答えを提示しても、その答えとなる理由を解説しないこともあるため、自分でその理由を考える能力が必要)。
事前学習:宿題のプリントに取り組む。プリントの問題や質問に答えるために、英語で資料を探す。グループメンバーと協力して発表資料を準備する。
※下記の授業計画には理想的な進度を記すが、学生の理解度等を考慮した上で授業内容や課題内容を一部変更する可能性がある。
注意点:
講義内容は2年生の英語より難しくなる。分からない単語は、辞書を引いて確認する習慣が大切だ(授業には辞書を持ってくる)。
英語で情報収集したり、発表資料を作成するために、学校や自宅でインターネット接続のあるコンピュータを使用する必要がある。
発表資料は学校のOffice 365を使用して、グループメンバーと共有する。
なお、講義は基本的に英語で行い、特に指示がない限り、学生も可能な限り英語で発言することとする。
本科目は試験期間中の試験を行わない。成績評価は課題(宿題のプリント)、グループ発表、CEFR B1 レベルの確認テストをもとにする。
※下記の授業計画には理想的な進度を記すが、学生の理解度等を考慮した上で授業内容や課題内容を一部変更する可能性がある。
|
|
週 |
授業内容 |
週ごとの到達目標 |
前期 |
1stQ |
1週 |
授業の説明(ガイダンス) フォニックス(英語の綴りと発音の規則性) |
授業の説明(ガイダンス)を理解できる。 聞き取りやすい英語の発音を身につける。 綴りと発音の規則性から未知の英単語も読める。
|
2週 |
フォニックス(英語の綴りと発音の規則性) |
聞き取りやすい英語の発音を身につける。 綴りと発音の規則性から未知の英単語も読める。
|
3週 |
科学に関連する内容の英文読解(タランチュラコモリグモ) コミュニケーション活動(ゲーム等) 宿題の配布(will/won't、will/won't) |
科学に関連する内容の英文を理解し、理解度を問う質問に答えることができる。 コミュニケーション活動に積極的に参加できる。
|
4週 |
グループ発表(コンピュータ科学とは何か) コミュニケーション活動(ゲーム等) 宿題の確認・配布(going toとwill、going toとwill) |
グループ発表の内容を理解できる。 コミュニケーション活動に積極的に参加できる。 第3週の宿題を終え、間違えた箇所を確認できる。
|
5週 |
科学に関連する内容の英文読解(宇宙ゴミ) コミュニケーション活動(ゲーム等) 宿題の確認・配布(過去形、過去進行形) |
科学に関連する内容の英文を理解し、理解度を問う質問に答えることができる。 コミュニケーション活動に積極的に参加できる。 第4週の宿題を終え、間違えた箇所を確認できる。
|
6週 |
グループ発表(ハードウェアについて) コミュニケーション活動(ゲーム等) 宿題の確認・配布(過去形と過去進行形、be used to/get used to) |
グループ発表の内容を理解できる。 コミュニケーション活動に積極的に参加できる。 第5週の宿題を終え、間違えた箇所を確認できる。
|
7週 |
科学に関連する内容の英文読解(ゴリラと科学者) コミュニケーション活動(ゲーム等) 宿題の確認・配布(used to、be used toとused to) |
科学に関連する内容の英文を理解し、理解度を問う質問に答えることができる。 コミュニケーション活動に積極的に参加できる。 第6週の宿題を終え、間違えた箇所を確認できる。
|
8週 |
グループ発表(計算論的思考) コミュニケーション活動(ゲーム等) 宿題の確認・配布(現在完了形、現在完了形) |
グループ発表の内容を理解できる。 コミュニケーション活動に積極的に参加できる。 第7週の宿題を終え、間違えた箇所を確認できる。
|
2ndQ |
9週 |
科学に関連する内容の英文読解(鳥肌) コミュニケーション活動(ゲーム等) 宿題の確認・配布(現在完了形とhow long .. for/since、現在完了形とhow long .. for/since) |
科学に関連する内容の英文を理解し、理解度を問う質問に答えることができる。 コミュニケーション活動に積極的に参加できる。 第8週の宿題を終え、間違えた箇所を確認できる。
|
10週 |
グループ発表(データについて) コミュニケーション活動(ゲーム等) 宿題の確認・配布(現在完了形と過去形、現在完了形と過去形) |
グループ発表の内容を理解できる。 コミュニケーション活動に積極的に参加できる。 第9週の宿題を終え、間違えた箇所を確認できる。
|
11週 |
科学に関連する内容の英文読解(アナグマと鳥) コミュニケーション活動(ゲーム等) 宿題の確認・配布(現在完了進行形、現在完了進行形と現在完了形) |
科学に関連する内容の英文を理解し、理解度を問う質問に答えることができる。 コミュニケーション活動に積極的に参加できる。 第10週の宿題を終え、間違えた箇所を確認できる。
|
12週 |
グループ発表(プログラミングについて) コミュニケーション活動(ゲーム等) 宿題の確認・配布(過去完了形、過去完了形と過去形) |
グループ発表の内容を理解できる。 コミュニケーション活動に積極的に参加できる。 第11週の宿題を終え、間違えた箇所を確認できる。
|
13週 |
科学に関連する内容の英文読解(金) コミュニケーション活動(ゲーム等) 宿題の確認・配布(to不定詞、接続詞) |
科学に関連する内容の英文を理解し、理解度を問う質問に答えることができる。 コミュニケーション活動に積極的に参加できる。 第12週の宿題を終え、間違えた箇所を確認できる。
|
14週 |
グループ発表(プログラミング言語) コミュニケーション活動(ゲーム等) 宿題の確認・配布(数量詞、so/neither) |
グループ発表の内容を理解できる。 コミュニケーション活動に積極的に参加できる。 第13週の宿題を終え、間違えた箇所を確認できる。
|
15週 |
科学に関連する内容の英文読解(地球の中心) コミュニケーション活動(ゲーム等) 宿題の確認・配布(形容詞+前置詞+ -ing、関係代名詞) |
科学に関連する内容の英文を理解し、理解度を問う質問に答えることができる。 コミュニケーション活動に積極的に参加できる。 第14週の宿題を終え、間違えた箇所を確認できる。
|
16週 |
|
|
後期 |
3rdQ |
1週 |
科学に関連する内容の英文読解(ニモニック) コミュニケーション活動(ゲーム等) 宿題の確認・配布(再帰代名詞、不定代名詞) |
科学に関連する内容の英文を理解し、理解度を問う質問に答えることができる。 コミュニケーション活動に積極的に参加できる。 前期第15週の宿題を終え、間違えた箇所を確認できる。
|
2週 |
グループ発表(ネットワーク) コミュニケーション活動(ゲーム等) 宿題の確認・配布(look like、疑問詞) |
グループ発表の内容を理解できる。 コミュニケーション活動に積極的に参加できる。 後期第1週の宿題を終え、間違えた箇所を確認できる。
|
3週 |
科学に関連する内容の英文読解(ジンベエザメ) コミュニケーション活動(ゲーム等) 宿題の確認・配布(how+形容詞、付加疑問文) |
科学に関連する内容の英文を理解し、理解度を問う質問に答えることができる。 コミュニケーション活動に積極的に参加できる。 第2週の宿題を終え、間違えた箇所を確認できる。
|
4週 |
グループ発表(ウェブサイトについて) コミュニケーション活動(ゲーム等) 宿題の確認・配布(ingとto不定詞、can/could) |
グループ発表の内容を理解できる。 コミュニケーション活動に積極的に参加できる。 第3週の宿題を終え、間違えた箇所を確認できる。
|
5週 |
科学に関連する内容の英文読解(肝臓) コミュニケーション活動(ゲーム等) 宿題の確認・配布(have to/must、have to/must) |
科学に関連する内容の英文を理解し、理解度を問う質問に答えることができる。 コミュニケーション活動に積極的に参加できる。 第4週の宿題を終え、間違えた箇所を確認できる。
|
6週 |
グループ発表(リテラシー:オンラインでの注意事項) コミュニケーション活動(ゲーム等) 宿題の確認・配布(should/shouldn't、can't/must/might/may) |
グループ発表の内容を理解できる。 コミュニケーション活動に積極的に参加できる。 第5週の宿題を終え、間違えた箇所を確認できる。
|
7週 |
科学に関連する内容の英文読解(宇宙服) コミュニケーション活動(ゲーム等) 宿題の確認・配布(could/managed to、仮定法) |
科学に関連する内容の英文を理解し、理解度を問う質問に答えることができる。 コミュニケーション活動に積極的に参加できる。 第6週の宿題を終え、間違えた箇所を確認できる。
|
8週 |
グループ発表(SNS) コミュニケーション活動(ゲーム等) 宿題の確認・配布(仮定法、仮定法) |
グループ発表の内容を理解できる。 コミュニケーション活動に積極的に参加できる。 第7週の宿題を終え、間違えた箇所を確認できる。
|
4thQ |
9週 |
科学に関連する内容の英文読解(ハエトリグサ) コミュニケーション活動(ゲーム等) 宿題の確認・配布(仮定法、If I were ...) |
科学に関連する内容の英文を理解し、理解度を問う質問に答えることができる。 コミュニケーション活動に積極的に参加できる。 第8週の宿題を終え、間違えた箇所を確認できる。
|
10週 |
グループ発表(ICTと社会問題) コミュニケーション活動(ゲーム等) 宿題の確認・配布(wish+過去形、受動態とWho) |
グループ発表の内容を理解できる。 コミュニケーション活動に積極的に参加できる。 第9週の宿題を終え、間違えた箇所を確認できる。
|
11週 |
科学に関連する内容の英文読解(ヒル) コミュニケーション活動(ゲーム等) 宿題の確認・配布(受動態とwho、受動態の現在形) |
科学に関連する内容の英文を理解し、理解度を問う質問に答えることができる。 コミュニケーション活動に積極的に参加できる。 第10週の宿題を終え、間違えた箇所を確認できる。
|
12週 |
グループ発表(ICTの未来) コミュニケーション活動(ゲーム等) 宿題の確認・配布(受動態の過去形、受動態の現在形と過去形) |
グループ発表の内容を理解できる。 コミュニケーション活動に積極的に参加できる。 第11週の宿題を終え、間違えた箇所を確認できる。
|
13週 |
CEFR B1 レベルの読解確認(テスト) |
第12週の宿題を終え、間違えた箇所を確認できる。 確認テストで6割以上正解する。
|
14週 |
CEFR B1 レベルの文法確認(テスト) |
確認テストで6割以上正解する。
|
15週 |
確認テストの丸付けと確認 |
テストで間違えた箇所を確認できる。
|
16週 |
|
|