到達目標
ディスカッションの基本を理解し、実践することができる。
プロジェクトの基本を理解できる。
プロジェクトを計画することができる。
ルーブリック
| 理想的な到達レベルの目安 | 標準的な到達レベルの目安 | 未到達レベルの目安 |
ディスカッションの基本の理解と実践 | ディスカッションの基本を理解し、ファシリテータとして実践することができる。 | ディスカッションの基本を理解し、グループメンバーとして実践することができる。 | 積極的にディスカッションに参加しない・できない。 |
プロジェクトの基本の理解 | プロジェクトマネジメントの必要性を説明できる。プロジェクト憲章を設定できる。ステークホルダマネジメントを理解できる。 | プロジェクトマネジメントの必要性を理解し、6W2Hシートを作成してプロジェクトの目標を設定できる。 | プロジェクトマネジメントの必要性を理解できない。プロジェクトの目標を設定できない。 |
プロジェクトの計画と実践 | WBSやガントチャートを含む一連のプロジェクト管理表を作成し、プロジェクトを計画することができる。計画したプロジェクトを実践することができる。 | WBSやガントチャートを作成し、プロジェクトを計画することができる。 | WBSやガントチャートの役割を理解できない。WBSやガントチャートが作成できず、プロジェクトの計画を立てることができない。 |
学科の到達目標項目との関係
教育方法等
概要:
プロジェクト管理(プロジェクトマネジメント)とは、プロジェクトの目標を設定し、各工程でプロジェクトメンバーや時間、情報などを適切に管理して成果物を生成します。各工程の成果物を確認しながら次の工程に進みプロジェクトを完了させます。本授業の目的(ゴール)は、プロジェクト管理の基本的概念の理解と実践スキルの修得です。
授業の進め方・方法:
本授業は講義でプロジェクト管理の基本的な手順を学び、それを実践する小規模なプロジェクトの計画立案を行います。3コース合同授業とし、所属コースにとらわれずにグループ編成を行います。プロジェクト管理で使用する管理表は教科書出版社のサイトからExcelファイルを各自ダウンロードしたものと、科目担当教員から配布するExcelファイルを使用します。プロジェクト管理表はTeamsを利用した共同編集ができるようにし、グループメンバー間で常に共有を図るようにしてください。したがってグループに1台以上のノートPCが必要になります。この授業では各自のノートPCを使用して良いこととします。PCが1台も準備できないグループには、ノートPC1台を貸し出します。
成績評価は、提出されたプロジェクト管理表に基づく個人評価とメンバー間相互評価、科目担当教員によるグループ評価を総合して行います。プロジェクト管理表はグループで作成しますのでグループ評価が大きなウェイトをしめます。毎回の授業の振り返りとして、個人作業日報とグループ作業日報を授業終了時に提出してもらいます(Forms使用)。それらを個人評価・グループ評価に用います。
事前学習:教科書の熟読、解説動画視聴、プロジェクト管理表の作成
事後学習:プロジェクト管理表の作成、各工程における次回までに行っておくことの実践
注意点:
ディスカッションが中心の授業ですので、欠席した場合はグループメンバーに迷惑がかかるとともにプロジェクトの進捗に大きな影響を及ぼします。無断欠席は絶対にしないでください。欠席する場合は、科目担当教員だけでなくグループメンバーにも必ず伝えてください。
授業の属性・履修上の区分
授業計画
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週 |
授業内容 |
週ごとの到達目標 |
後期 |
3rdQ |
1週 |
プロジェクト管理とは |
プロジェクト管理の基本手順を理解する
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2週 |
ファシリテーションスキル |
ファシリテーションスキルとは何か理解する
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3週 |
ファシリテーションスキル実践(1)
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ファシリテータとなってディスカッションを円滑に進める
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4週 |
ファシリテーションスキル実践(2) |
ファシリテータとなってディスカッションを円滑に進める
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5週 |
プロジェクトの目標設定とプロジェクト憲章 |
6W2H表とプロジェクト憲章について理解する
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6週 |
プロジェクトのステークホルダ、成果物とWBS |
ステークホルダについて説明できる。各工程で生成される成果物とWBSの関係を説明できる
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7週 |
ガントチャート |
ガントチャートについて説明できる
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8週 |
振り返り技術 |
KPT法について説明でき、実践できる
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4thQ |
9週 |
小規模プロジェクト演習(1) |
小規模プロジェクトについて目標設定、計画立案ができる
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10週 |
小規模プロジェクト演習(2) |
小規模プロジェクトについて目標設定、計画立案ができる
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11週 |
小規模プロジェクト演習(3) |
小規模プロジェクトについてステークホルダの分析ができる
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12週 |
小規模プロジェクト演習(4) |
小規模プロジェクトについて生成される成果物を設定できる
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13週 |
小規模プロジェクト演習(5) |
小規模プロジェクトについてWBSとガントチャートを作成できる
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14週 |
小規模プロジェクト演習(6) |
小規模プロジェクトについてレビュー準備
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15週 |
小規模プロジェクト演習(レビュー) |
小規模プロジェクトについてレビューを行い、議論の結果をプロジェクト計画に反映できる
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16週 |
小規模プロジェクト演習(振り返り) |
KPT法を用いて小規模プロジェクト演習の各工程を振り返る
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モデルコアカリキュラムの学習内容と到達目標
分類 | 分野 | 学習内容 | 学習内容の到達目標 | 到達レベル | 授業週 |
評価割合
| 提出物 | レビュー | 相互評価 | 合計 |
総合評価割合 | 70 | 15 | 15 | 100 |
基礎的能力 | 10 | 5 | 5 | 20 |
専門的能力 | 30 | 5 | 5 | 40 |
分野横断的能力 | 30 | 5 | 5 | 40 |