フランス語

科目基礎情報

学校 仙台高等専門学校 開講年度 令和06年度 (2024年度)
授業科目 フランス語
科目番号 0087 科目区分 一般 / 選択
授業形態 授業 単位の種別と単位数 履修単位: 2
開設学科 総合工学科Ⅰ類 対象学年 4
開設期 通年 週時間数 2
教科書/教材 なし
担当教員 Marie-Claire VIDAL

到達目標

日常生活上の身近な場面における常用表現や口語的表現を理解し、使うことができる。
フランス語の基礎文法を理解し、運用できる。
フランスでの生活に最低限必要なコミュニケーション能力を習得する。
フランス語でフランス文化とフランス語圏界について知識を深める。

ルーブリック

理想的な到達レベルの目安(優)標準的な到達レベルの目安(良)未到達レベルの目安(不可)
コミュニケーションの能力コミュニケーションに関心を持ち、積極的に言語活動を行いコミュニケーションを行うことができる。様々な方法でコミュニケーションを図ろうとしている。他者とコミュニケーションすることにおいて消極的である。
フランス語表現の能力フランス語を用い、情報や考えなどを正確に表現することができる。情報や考えなどを正確に話したり書いたりすることができる。情報や考えなどを話したり書いたりすることができない。
フランス語理解の能力フランス語を読み聞きし、話し手や書き手の意向などを理解することができる。本文を読み、その内容を理解することができる。本文を読み、その内容を理解することができない。

学科の到達目標項目との関係

学習・教育到達度目標 3 国際的に通用する基礎的なコミュニケーション能力

教育方法等

概要:
フランス語での基本的なコミュニケーション能力を習得する。そのために必要な基礎文法・構文・語彙・筆記表現・口述表現・韻律法 (リズム・イントネーション・アクセント) と発音法を、フランスの日常生活において想定される様々なテーマに関連付けながら学ぶ。
様々な側面から、フランスおよびフランス語圏の社会・文化を知る。
フランス留学を検討している生徒は、この科目を履修することが望ましい。
授業の進め方・方法:
このコースは、朝日出版社の『カフェ・フランセ』と言う教科書の内容に基づく。
言語教育においてその価値が証明されている2つのアプローチ、帰納的アプローチと演劇的アプローチを利用する。

各レッスンは3つの段階に分かれている。
第1段階は、登場人物のいるシチュエーションのビデオをクラスで見る。生徒たちは、観察された状況に基づいて台詞の意味を推測する。帰納的アプローチである。
第2段階では、語彙と文法を習得するための演習を行う。
第3段階は、授業で習った言葉を使った対話の場面をクラスで演じる。演劇的アプローチである。
注意点:
語学を学ぶには、楽しく学ぶことが大切です。そのため、このコースでは、テキストを演じたり、クイズをしたりして、楽しく学べるようにします。

授業の属性・履修上の区分

アクティブラーニング
ICT 利用
遠隔授業対応
実務経験のある教員による授業

授業計画

授業内容 週ごとの到達目標
前期
1stQ
1週 オリエンテーション フランス語コースの説明、使用テキストの紹介、演劇的アプローチと成績の説明。
スマートフォンアプリを使って発音練習。
2週 レッスン1 ご挨拶・11から20までの数字 フランス語で挨拶ができるようになる。フランス語の発音と書き方が分かるようになる。
3週 レッスン1 「Etre」と「Avoir」動詞・20から69までの数字 「être」と「avoir」の動詞の使い分けができる。
4週 レッスン1 第三者を紹介する・70から100までの数字 その場にいない人を紹介できるようになる。
5週 レッスン2 第一群規則動詞・100以上の数字 一般なフランス語の動詞について理解する。
6週 レッスン2 職業と国籍 形容詞を使うことができる。
7週 レッスン2 第一群規則動詞の復習 フランス語の動詞活用ができるようになる。
8週 レッスン3 不定冠詞 不定冠詞の女性系、男性系、複数形を使うことができる。
2ndQ
9週 レッスン3 否定形 否定形を使うことができる
10週 レッスン3 注文と支払い フランスのレストランやカフェで注文することができる。
11週 レッスン4 代名詞・レストランの語彙 代名詞を適切に使用できる。
12週 レッスン4 自分の家族の説明・質問を聴く 家族の紹介ができる。
13週 レッスン4 性格と外見の形容詞 人を叙述することができる。
14週 前期のレッスンの復習 前期期末試験に向けて復習をする。
15週 前期期末間試験の解説 前期期末間試験の答え合わせをする。
16週 映画 : フランスの映画Ⅰ フランス文化を発見する。フランス人の文化について話す。
後期
3rdQ
1週 前期授業の復習 前期授業の復習をする。
2週 レッスン5 疑問詞と所有形容詞 人を紹介する。人について質問ができるようになる。
3週 レッスン5 性格を表す形容詞 性格についての形容詞を使う。
4週 レッスン5 外見を表す形容詞 見た目についての形容詞を使う。
5週 レッスン6 物を説明 定冠詞の使い方を理解する。
6週 レッスン6 場所を説明 場所を表す語句を使い、話せるようになる。
7週 レッスン6 家を説明 自分の家を説明できる。
8週 レッスン7 好み 好みについて話すことができる。
4thQ
9週 レッスン7 「~がある」と仕事 「Il y a」の使い方を理解する。
10週 レッスン7 好き嫌いの程度 好みについてニュアンスを表現することができる。
11週 レッスン8 服・色とサイズ 服を叙述する。色とサイズを叙述する。
12週 レッスン8 比較する 比較することができる。
13週 レッスン8 天気 天気を叙述する。
14週 後期のレッスンの復習 後期期末試験に向けて復習をする。
15週 後期期末間試験の解説 後期期末間試験の答え合わせをする。
16週 映画 : フランスの映画ⅠⅠ フランス文化を発見する。フランス人の文化について話す。

モデルコアカリキュラムの学習内容と到達目標

分類分野学習内容学習内容の到達目標到達レベル授業週

評価割合

期末試験授業中の劇的な練習合計
総合評価割合5050100
基礎的能力5050100