日本語Ⅲ

科目基礎情報

学校 仙台高等専門学校 開講年度 令和04年度 (2022年度)
授業科目 日本語Ⅲ
科目番号 0006 科目区分 一般 / 必修
授業形態 講義 単位の種別と単位数 履修単位: 2
開設学科 総合工学科Ⅰ類(留学生) 対象学年 2
開設期 前期 週時間数 4
教科書/教材 『中級を学ぼう 日本語の文型と表現82』(エリーエーネットワーク)、『新完全マスター文法N2』(エリーエーネットワーク)、ほか適宜資料配布
担当教員 朱 琳

到達目標

日本語中級後半レベルの学習者(日本語能力試験N2相当)が、日常生活面と学業面の両者において、日々繰り返されるパターンから外れた予期していない場面で、相手との社会的関係や話題に注意を払いつつ、それにふさわしい談話レベルでまとまりを持つ内容のコミュニケーションができるようになる。

ルーブリック

理想的な到達レベルの目安標準的な到達レベルの目安未到達レベルの目安
評価項目1 読む能力問題なく新聞、雑誌、一般向けの書籍などを読み、内容を理解することができる。自力で調べながら、新聞、一般向けの書籍などを読み、内容を理解することができる。新聞、一般向けの書籍などを読めず、調べる方法も分からない。
評価項目2 聞く能力授業、日常生活、テレビ番組などの場面で9割以上の内容が聞き取れる。授業、日常生活、テレビ番組などの場面で7割以上の内容が聞き取れる。授業、日常生活、テレビ番組などの場面で聞き取れた内容が半分以下。
評価項目3 話す能力授業で取り上げられた話題、日常生活などの場面で自分の言いたいことを自由に話せる。若干不自然な表現があっても、授業で取り上げられた話題、日常生活などの場面で自分の言いたいことを相手に伝える。授業で取り上げられた話題、日常生活などの場面で自分の言いたいことを相手にまったく伝えない。
評価科目4 書く能力与えられたテーマについて、たとえそれは自分のよく知らない分野だとしても、自力でまとまりのある文章を書ける。与えられたテーマについて、自力でまとまりのある文章を書ける。与えられたテーマについて、まとまりのある文章を書けない。

学科の到達目標項目との関係

教育方法等

概要:
談話レベルでまとまりを持つ内容のコミュニケーションに必要となる日本語の4技能(読む・聞く・話す・書く)について、様々な相手・話題に対する応用力を高める。
授業の進め方・方法:
授業では、教科書に沿いながら、テーマに関連がある、新聞・インターネットの記事、ニュース・ドキュメンタリーのテレビ番組等からの実例を用い進める。また、教室内で学んだことをもとに、友達・先輩・後輩・教員・職員といった教室外の人々と上手く関わっていくための課題も行う。
注意点:
・授業では予習と授業前課題を毎回指示するので、授業前に行ってくること。
・開講後、学習者の日本語力に応じ、授業計画・内容・使用教科書を変更することがある。

授業の属性・履修上の区分

アクティブラーニング
ICT 利用
遠隔授業対応
実務経験のある教員による授業

授業計画

授業内容 週ごとの到達目標
前期
1stQ
1週 ガイダンス
2週 第1課 色 
1.~という、2.~基づく~、3.~と同時に、4.~による~、5.~際
読む:病院の色
聞く:ポストの色
話す:「好きな色」に関して、クラスメートにインタビュー
書く:私の国の国旗
3週 第2課 ユーモア・ジョーク
1.~とする、2.~にかけて、3.~から~にかけて、4.~さえ、5.さえ~ない、6.~なんて、7.~ことで/~ことによって、8.~ように思われる
読む:エープリルフール
聞く:世界最大のハンバーガー
話す:母国と日本のジョークについて調べて発表する
書く:新聞記事を書く
4週 第3課 制服
1.~を問わず、2.~をめぐって/~をめぐるN、3.~ところ、4.~ことなく、5.~向き、6.~向け、7.~における~/~において、8.~上
読む:学校の制服
聞く:我が社の制服
話す:面接における不可欠な服装マナー
書く:制服は必要か不必要か
5週 第4課 算数
1.~に至る、2.~から~に至るまで、3.~うえで、4.~なり、5.VタN、6.~という点/~点、7.~にかかわる
読む:計算の方法を説明する
聞く:形の説明
話す:生きていくうえで大切なことについて、教員にインタビューする
書く:なぜ大学に行くのか
6週 第5課 遊びと運動
1.~をもたらす、2.~に対して、3.「~に対して/~にとって」の整理、4.~ばかりでなく~も/~だけでなく~も、5.~を通して/~を通じて、6.接続詞の整理
読む:子供の遊び
聞く:体操
話す:遊びと勉強との関係について発表する
書く:子供の時によくした遊び
7週 第6課 お金
1.~ぶり、2.~とはいえ/とはいっても、3.~当たり、4.たとえ~も、5.~やら、~やら、6.~のやら、~のやら、7.~のやら、8.「~と、~」の整理
読む:古くなったお札の行方
聞く:2000円札
話す:電子マネーについて発表する
書く:自国の通貨
8週 まとめと復習
2ndQ
9週 中間試験
10週 第7課 水
1.~に関する~、2.~ない限り、3.~限り、4.~がち~、5.~っぱなし、6.~以上に、7.~以上、8.~抜きにしては~ない、9.~抜きの~、10.~おかげで/~せいで
読む:水への関心
聞く:有料の飲み水
話す:母国の環境問題について調査し、発表する
書く:社会中で見られる無駄遣い
11週 第8課 遺伝
1.~にもかかわらず、2.~につれて、3.~に例えられる/~に例える、4.~に違いない、5.~得ない/~得る、6.ありえない(驚き)、7.得る(できる)
読む:南米の先住民は全員O型?
聞く:ゲノム
話す:ゲノム編集に関するディベート
書く:血液型による性格判断
12週 第9課 漫画・アニメ・本
1.~っぽい/~っぽさ、2.~といってもいい、3.~にしても、4.~つつ、5.副詞の整理、6.~めく
読む:座談会「漫画について」
聞く:漫画やアニメが学べる大学
話す:好きな本を紹介する
書く:読書歴
13週 第10課 ヒトと動物
1.~かのように、2.~結果、3.~までになる、4.~に比べて/~と比べて、5.「もの」の整理、6.~のに対して/~のに対し
読む:ヒトのことばと鳥の歌
聞く:皇帝ペンギンの親子
話す:日本語での動物に関することわざを調べて、母国語と比較して発表する
書く:日本語を学習するうえで気をつけること
14週 まとめと復習
15週 期末試験
16週 試験返却・フィードバック

モデルコアカリキュラムの学習内容と到達目標

分類分野学習内容学習内容の到達目標到達レベル授業週

評価割合

試験発表・技術文書の作成合計
総合評価割合8020100
基礎的能力8020100