到達目標
・教科学習に必要となる日本語運用に馴染み、教科学習を自立的に進められるようになる。
・レポート等の学術的な文章を作成するために必要な文法・表現を学び、論理的な文章を作成できるようになる。
ルーブリック
| 理想的な到達レベルの目安 | 標準的な到達レベルの目安 | 未到達レベルの目安 |
各教科の学習内容の理解・説明 | 各教科の学習内容を理解し、日本語で正しく学習内容を説明することができる | 各教科の学習内容を理解し、一部母語や英語を用いつつ学習内容を日本語で説明することができる | 各教科の学習内容が理解できておらず、母語や英語を用いても学習内容を説明することができない |
文型・表現の運用 | 学習した文型・表現を適切に用いて意図を正確に伝える文章を作成することができる。 | 学習した文型・表現を用いてある程度意図を伝える文章を作成することができる。 | 学習した文型・表現を適切に使用することができず、意図を正確に伝える文章を作成することができない。 |
学術的な文章の作成 | 文同士を適切に接続し、論理的で意味が通ったまとまりのある文章を作成することができる | 意味が通ったまとまりのある文章を作成することができる | 意味が通った文章を作成することができない |
学科の到達目標項目との関係
教育方法等
概要:
この科目では、各教科の授業内で用いられる日本語及び学習内容を振り返り、知識を整理するとともに、学術的な文章作成の基礎となる文法及び表現方法を身につけることを目的とする。
授業の進め方・方法:
・事前学習として、各教科で学習した内容を理解し、うち指定した科目についてその学習内容を説明する文章(200~300字程度)を作成してくること(授業前課題)。
・授業では、作文の内容・文法にフィードバックを行う「添削」、学術的・論理的な文章を作成する際に必要な文法や表現を学習する「文法・表現学習」を行う。
・事後学習として、授業で学んだ文法や表現を振り返り、次回授業の作文で使用できるようにしておくこと。
・前期、後期ともに中間確認テストと期末確認テストを実施する。
注意点:
・授業前課題を毎回指示するので、必ず授業前に行ってくること。
・開講後、学生の日本語力に応じ、授業計画・内容を変更することがある。
授業の属性・履修上の区分
授業計画
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週 |
授業内容 |
週ごとの到達目標 |
前期 |
1stQ |
1週 |
ガイダンス |
授業計画および授業の進め方を理解し、前期の取り組みに見通しを立てられるようになる。
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2週 |
話し言葉と書き言葉 |
話し言葉と書き言葉の違いを理解し、学術的な文章にふさわしい言葉遣いを選択することができるようになる。
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3週 |
助詞の使い分け① |
「は/が」、「を/に/で」の使い分けを理解し、文章中で適切に選択することができるようになる。
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4週 |
助詞の使い分け② |
「によると/によって」「に対して/に関して」等の助詞相当語の使い分けを理解し、文章中で適切に選択することができるようになる。
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5週 |
自動詞・他動詞・受身・使役① |
他動詞/使役形と自動詞/受身形の使い分けを学び、視点が統一された文章を作成することができるようになる。
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6週 |
自動詞・他動詞・受身・使役② |
他動詞/使役形と自動詞/受身形が使用される場面について知り、適切に使用することができるようになる。
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7週 |
中間確認テスト/前期中間試験対策 |
2~6週の学習内容について確認テストを行う。一般科目/専門科目の中間試験対策を行う。
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8週 |
前期中間試験振り返り |
一般科目/専門科目の前期中間試験の結果を振り返り、反省と期末試験に向けた改善策を考える。
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2ndQ |
9週 |
呼応① |
副詞・疑問詞と文末との呼応関係を理解し、文章中で適切に使用できるようになる。
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10週 |
呼応② |
主語と文末との呼応関係を理解し、文章中で適切に使用できるようになる。
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11週 |
指示詞の使い分け① |
「こ/そ/あ」の使い分けを理解し、文章中で適切に使用できるようになる。
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12週 |
指示詞の使い分け② |
指示詞を用いた定型表現を学び、文章中で適切に使用できるようになる。
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13週 |
接続表現① |
順接・逆接・並列の接続詞の種類を学び、文章中で適切に使用できるようになる。
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14週 |
接続表現② |
換言・まとめの接続詞の種類を学び、文章中で適切に使用できるようになる。
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15週 |
期末確認テスト/前期期末試験対策 |
前期の学習内容について確認テストを行う。一般科目/専門科目の前期期末試験の対策を行う。
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16週 |
学習の振り返りとフィードバック |
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後期 |
3rdQ |
1週 |
前期期末試験振り返り |
一般科目/専門科目の前期期末試験の結果を振り返り、反省と後期中間試験に向けた改善策を考える。
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2週 |
仕組みの説明 |
物事や事柄の仕組みを説明する文章に使われる文型・表現を学び、文章中で適切に使用できるようになる。
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3週 |
歴史的な経過① |
歴史的な経過を説明する文章に使われる文型・表現を学び、文章全体の構造を組み立てられるようになる。
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4週 |
歴史的な経過② |
歴史的な経過を説明する文章を作成し、筋の通った説明ができるようになる。
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5週 |
分類① |
分類に使われる文型・表現を学び、文章全体の構造を組み立てられるようになる。
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6週 |
分類② |
分類を提示する文章を作成し、筋の通った説明ができるようになる。
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7週 |
中間確認テスト/後期中間試験対策 |
2~6週の学習内容について確認テストを行う。一般科目/専門科目の中間試験対策を行う。
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8週 |
後期中間試験振り返り |
一般科目/専門科目の前期中間試験の結果を振り返り、反省と期末試験に向けた改善策を考える。
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4thQ |
9週 |
定義 |
定義に使われる文型・表現を学び、文章中で適切に使用できるようになる。
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10週 |
比較・対照① |
比較・対照に使われる文型・表現を学び、文章全体の構造を組み立てられるようになる。
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11週 |
比較・対照② |
比較・対照を行う文章を作成し、筋の通った説明ができるようになる。
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12週 |
因果関係① |
因果関係を示す際に使われる文型・表現を学び、文章全体の構造を組み立てられるようになる。
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13週 |
因果関係② |
因果関係を説明する文章を作成し、筋の通った説明ができるようになる。
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14週 |
意見を述べる表現 |
意見文に使われる文型・表現を学び、説得力のある意見文を作成できるようになる。
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15週 |
期末確認テスト/後期期末試験対策 |
後期の学習内容について確認テストを行う。一般科目/専門科目の後期期末試験の対策を行う。
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16週 |
学習の振り返りとフィードバック |
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モデルコアカリキュラムの学習内容と到達目標
分類 | 分野 | 学習内容 | 学習内容の到達目標 | 到達レベル | 授業週 |
評価割合
| 中間確認テスト(前期・後期) | 期末確認テスト(前期・後期) | 提出作文 | 合計 |
総合評価割合 | 20 | 40 | 40 | 100 |
基礎的能力 | 20 | 40 | 40 | 100 |