到達目標
情報通信コースの4年次の留学生向けに,専門科目に関係する基礎知識,専門用語として用いられる日本語,英語等に関して演習形式の授業を行う。また,報告書や発表資料のまとめ方について留学生のレベルに合わせた指導を行い,日本語での成果発表,論文執筆の技術の向上を目的とする。
ルーブリック
| 理想的な到達レベルの目安 | 標準的な到達レベルの目安 | 未到達レベルの目安 |
コミュニケーション能力 | コミュニケーションに関心を持ち,積極的に言語活動を行い,コミュニケーションを行うことができる。 | 様々な方法でコミュニケーションを図ろうとしている。 | 日本語で他者とコミュニケーションすることにおいて消極的である。 |
専門的能力(数学) | 専門知識を用い,基本的な数学を説明できる。 | 基本的な数学について,書いたりすることができる。 | 基本的な数学について,書いたりすることができない。 |
学科の到達目標項目との関係
教育方法等
概要:
数学に関する知識の獲得を中心に進めながら,基本的な物理現象を日本語で理解し説明する技術を学ぶ。
授業の進め方・方法:
教員と1対1で授業を行い,演習や課題などを通して日本語での表現方法や専門知識の習得を行う。
注意点:
授業前に内容を予習し、授業後に授業で学んだことを振り返り理解に努めてほしい。
授業の属性・履修上の区分
授業計画
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週 |
授業内容 |
週ごとの到達目標 |
後期 |
3rdQ |
1週 |
ガイダンス |
一般科学演習IIIの進め方について理解する。
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2週 |
数学演習1 |
関数の展開を説明できる。
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3週 |
数学演習2 |
関数を級数展開することができる。
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4週 |
数学演習3 |
マクローリンの定理を説明できる。
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5週 |
数学演習4 |
関数をマクローリンの定理展開して、級数の形で示すことができる。
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6週 |
数学演習5 |
オイラーの公式を説明できる。
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7週 |
数学演習6 |
二項定理を説明できる。
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8週 |
数学演習7 |
二項定理を用いて式の値の近似値を求めることができる。
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4thQ |
9週 |
数学演習8 |
フーリエ級数を説明できる。
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10週 |
数学演習9 |
交流電圧がフーリエ級数で与えられる場合の実効値を求めることができる。
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11週 |
数学演習10 |
基本波と第2高調波を合成したひずみ波信号を求めることができる。
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12週 |
数学演習11 |
微分方程式を説明できる。
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13週 |
数学演習12 |
微分方程式の解を求めることができる。
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14週 |
数学演習13 |
電子回路と微分について説明できる。
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15週 |
振り返り |
後期に得た知識の振り返りを行い,知識を定着させる。
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16週 |
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モデルコアカリキュラムの学習内容と到達目標
分類 | 分野 | 学習内容 | 学習内容の到達目標 | 到達レベル | 授業週 |
評価割合
| 演習 | 合計 |
総合評価割合 | 100 | 100 |
基礎的能力 | 50 | 50 |
専門的能力 | 50 | 50 |