到達目標
知能エレクトロニクスコースの4年次の留学生向けに,専門科目に関係する基礎知識,専門用語として用いられる日本語,英語等に関して演習形式の授業を行う。また,報告書や発表手法のまとめ方について留学生のレベルに合わせた指導を行い,日本語での成果発表,論文執筆等の技術の向上を目的とする。
ルーブリック
| 理想的な到達レベルの目安 | 標準的な到達レベルの目安 | 未到達レベルの目安 |
コミュニケーション能力 | コミュニケーションに関心を持ち,積極的に言語活動を行い,コミュニケーションを行うことができる。 | 様々な方法でコミュニケーションを図ろうとしている。 | 日本語で他者とコミュニケーションすることにおいて消極的である。 |
専門的能力(数学・電磁気学・電気回路・情報基礎) | 専門知識を用い,基本的な数学・電磁気学・電気回路・情報基礎について説明できる。 | 基本的な数学・電磁気学・電気回路・情報基礎について,書いたりすることができる。 | 基本的な数学・電磁気学・電気回路・情報基礎について,書いたりすることができない。 |
学科の到達目標項目との関係
教育方法等
概要:
数学・電磁気学・電気回路・情報基礎に関する知識の獲得を中心に進めながら,基本的な数学・電磁気学・電気回路・情報基礎を日本語で理解し説明する技術を学ぶ。
授業の進め方・方法:
教員と1対1で授業を行い,演習などを通して日本語での表現方法や専門知識の習得を行う。
注意点:
授業前に内容を予習し、授業後に授業で学んだことを振り返り理解に努めて欲しい。
授業の属性・履修上の区分
授業計画
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週 |
授業内容 |
週ごとの到達目標 |
前期 |
1stQ |
1週 |
ガイダンス
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一般科学演習IIの数学・電磁気学・電気回路・情報基礎の演習の進め方を理解できる。
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2週 |
演習1 |
電気回路の仕事量と電力についての問題の解法について説明できる。
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3週 |
演習2 |
電気回路の直流回路の問題についての解法を説明できる。
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4週 |
演習3 |
電気回路の交流回路の問題についての解法を説明できる。
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5週 |
演習4 |
電気回路の過渡応答の問題についての解法を説明できる。
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6週 |
演習5 |
電磁気学の導線に流れる電流が作る磁界の強さについての問題の解法を説明できる。
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7週 |
演習6 |
電磁気学の多数の導線に流れる電流が作る磁界の強さや導線が受ける力の問題の解法を説明できる。
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8週 |
演習7 |
電磁気学のローレンツ力の問題についての解法を説明できる。
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2ndQ |
9週 |
演習8 |
情報基礎の論理式について説明できる。
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10週 |
演習9 |
情報基礎のアルゴリズムの問題の解法について説明できる。
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11週 |
演習10 |
数学の基礎的な問題(2次方程式、等比数列等)の解法について説明できる。
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12週 |
演習11 |
数学の偏微分の問題の解法について説明できる。
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13週 |
演習12 |
数学の行列式の問題の解法について説明できる。
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14週 |
演習13 |
微分方程式・フーリエ変換の問題の解法について説明できる。
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15週 |
振り返り |
前期に得た知識の振り返りを行い,知識を定着させる。
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16週 |
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モデルコアカリキュラムの学習内容と到達目標
分類 | 分野 | 学習内容 | 学習内容の到達目標 | 到達レベル | 授業週 |
評価割合
| 実習 | 合計 |
総合評価割合 | 100 | 100 |
基礎的能力 | 50 | 50 |
専門的能力 | 50 | 50 |