一般科学演習Ⅱ

科目基礎情報

学校 仙台高等専門学校 開講年度 令和05年度 (2023年度)
授業科目 一般科学演習Ⅱ
科目番号 0018 科目区分 専門 / 選択
授業形態 授業 単位の種別と単位数 履修単位: 2
開設学科 総合工学科Ⅰ類(留学生) 対象学年 4
開設期 前期 週時間数 4
教科書/教材 教科書
「高専の数学1」森北出版株式会社、「高専の数学2」森北出版株式会社、「高専の数学3」森北出版株式会社
「例題と演習で学ぶ電磁気学」森北出版株式会社、「電磁気学演習」共立出版
「電気回路」オーム社、「電気回路の計算」オーム社
「電子計算機の基礎」培風社、「Cによるアルゴリズムとプログラム」株式会社昭晃堂

担当教員 鈴木 順

到達目標

知能エレクトロニクスコースの4年次の留学生向けに,専門科目に関係する基礎知識,専門用語として用いられる日本語,英語等に関して演習形式の授業を行う。また,報告書や発表手法のまとめ方について留学生のレベルに合わせた指導を行い,日本語での成果発表,論文執筆等の技術の向上を目的とする。

ルーブリック

理想的な到達レベルの目安標準的な到達レベルの目安未到達レベルの目安
コミュニケーション能力コミュニケーションに関心を持ち,積極的に言語活動を行い,コミュニケーションを行うことができる。様々な方法でコミュニケーションを図ろうとしている。日本語で他者とコミュニケーションすることにおいて消極的である。
専門的能力(数学・電磁気学・電気回路・情報基礎)専門知識を用い,基本的な数学・電磁気学・電気回路・情報基礎について説明できる。基本的な数学・電磁気学・電気回路・情報基礎について,書いたりすることができる。基本的な数学・電磁気学・電気回路・情報基礎について,書いたりすることができない。

学科の到達目標項目との関係

教育方法等

概要:
数学・電磁気学・電気回路・情報基礎に関する知識の獲得を中心に進めながら,基本的な数学・電磁気学・電気回路・情報基礎を日本語で理解し説明する技術を学ぶ。
授業の進め方・方法:
教員と1対1で授業を行い,演習などを通して日本語での表現方法や専門知識の習得を行う。
注意点:
授業前に内容を予習し、授業後に授業で学んだことを振り返り理解に努めて欲しい。

授業の属性・履修上の区分

アクティブラーニング
ICT 利用
遠隔授業対応
実務経験のある教員による授業

授業計画

授業内容 週ごとの到達目標
前期
1stQ
1週 ガイダンス
一般科学演習IIの数学・電磁気学・電気回路・情報基礎の演習の進め方を理解できる。
2週 演習1 電気回路の仕事量と電力についての問題の解法について説明できる。
3週 演習2 電気回路の直流回路の問題についての解法を説明できる。
4週 演習3 電気回路の交流回路の問題についての解法を説明できる。
5週 演習4 電気回路の過渡応答の問題についての解法を説明できる。
6週 演習5 電磁気学の導線に流れる電流が作る磁界の強さについての問題の解法を説明できる。
7週 演習6 電磁気学の多数の導線に流れる電流が作る磁界の強さや導線が受ける力の問題の解法を説明できる。
8週 演習7 電磁気学のローレンツ力の問題についての解法を説明できる。
2ndQ
9週 演習8 情報基礎の論理式について説明できる。
10週 演習9 情報基礎のアルゴリズムの問題の解法について説明できる。
11週 演習10 数学の基礎的な問題(2次方程式、等比数列等)の解法について説明できる。
12週 演習11 数学の偏微分の問題の解法について説明できる。
13週 演習12 数学の行列式の問題の解法について説明できる。
14週 演習13 微分方程式・フーリエ変換の問題の解法について説明できる。
15週 振り返り 前期に得た知識の振り返りを行い,知識を定着させる。
16週

モデルコアカリキュラムの学習内容と到達目標

分類分野学習内容学習内容の到達目標到達レベル授業週

評価割合

実習合計
総合評価割合100100
基礎的能力5050
専門的能力5050