情報社会学特論

科目基礎情報

学校 仙台高等専門学校 開講年度 令和05年度 (2023年度)
授業科目 情報社会学特論
科目番号 0016 科目区分 専門 / 必修
授業形態 講義 単位の種別と単位数 学修単位: 2
開設学科 情報電子システム工学専攻 対象学年 専1
開設期 4th-Q 週時間数 4
教科書/教材 必要に応じて資料を配付する.
担当教員 髙橋 晶子

到達目標

工学における情報システムの位置付けを理解する.情報システムを支える様々な技術や社会について理解し,他分野との複合・融合による情報社会について理解する.

ルーブリック

理想的な到達レベルの目安標準的な到達レベルの目安未到達レベルの目安
情報社会を支える基盤技術情報社会を支える基盤技術と社会のつながりについて説明できる.情報社会を支える基盤技術について説明できる.情報社会を支える基盤技術について説明できない.
情報技術を用いた課題解決様々な情報システムの仕組み,技術について複合的に説明できる.最新の情報技術を適用した情報技術について調査し,様々な問題解決への適用を考えることができる.様々な情報システムの仕組み,技術について説明できる.様々な情報システムの仕組み,技術について説明できない.

学科の到達目標項目との関係

JABEE (A) 実践技術者としての高度でかつ幅広い基本的能力・素養
JABEE (D) 社会的要請を考えて研究・開発する能力

教育方法等

概要:
工学における情報技術の役割,重要性,および情報社会での情報技術の役割について学ぶ.進化する情報社会を,最先端の情報技術を通して学修する.さらに,技術的な側面に加え,法律,倫理や社会の仕組みなどの社会学的な観点からも情報社会を考察・理解することで,複合・融合を視野にいれた課題解決や技術発展にどのように関わっていくべきかを理解する.成績評価については,レポート及び発表を含む演習に基づき行う.
授業の進め方・方法:
必要に応じて,調査,説明,グループワーク,ディスカッションをおこなってもらうため,積極的に学修に参加すること.
事前学習:授業内容について,自分なりに調査を行い,まとめる.
事後学習:授業内で指示した課題に取り組む.
注意点:
情報に関連した幅広い科目が関連科目となる.特に,ソフトウェアやネットワーク,マイクロコンピュータ等の知識が必須であることに留意すること.これまでに履修した情報関連科目を自学自習として復習することが望ましい.

授業の属性・履修上の区分

アクティブラーニング
ICT 利用
遠隔授業対応
実務経験のある教員による授業

授業計画

授業内容 週ごとの到達目標
後期
4thQ
9週 社会基盤としての情報システム 社会インフラとしての様々な情報システムの仕組み,技術について説明できる.
10週 地域課題を解決する情報システムの評価 地域課題を解決するべく開発した情報システムについて,ステークフォルダから得た課題を再検討することで評価できる.
11週 地域課題を解決する情報システムの展開 地域課題を解決するべく開発した情報システムについて,ステークフォルダに説明できる.
12週 地域課題を解決する情報システムの展開 地域課題を解決するべく開発した情報システムについて,ステークフォルダに説明できる.
13週 情報社会や情報システムに関する法律 情報社会,情報技術を取り巻く法律について,技術の面からも説明できる.
14週 情報技術を用いた課題解決 最新の研究や情報基盤,情報技術について調査し,様々な問題への適用を説明できる.
15週 情報技術を用いた課題解決 最新の研究や情報基盤,情報技術について調査し,様々な問題への適用を説明できる.
16週 まとめと考察 14週,15週の成果とまとめを共有することで,複合・融合的な工学応用について,説明や考察ができる.

モデルコアカリキュラムの学習内容と到達目標

分類分野学習内容学習内容の到達目標到達レベル授業週

評価割合

レポート実習発表合計
総合評価割合404020100
基礎的能力0000
専門的能力20201050
分野横断的能力20201050