到達目標
自らが解決しようとする課題について、周囲と良好な関係を保ちつつ、課題解決に向けて真摯に取り組むことができる。
何らかの試験を実施し、その結果を評価し、考察するという実験の一般的な流れを理解している。また、対象が変化しても、混乱することなくその手法を適用できる。
自らが実施した実験を報告するための文書が、どのような形式を取るか説明できる。また、その形式に沿って、報告文書を作成できる。
ルーブリック
| 理想的な到達レベルの目安 | 許容できる到達レベルの目安(良) | 未到達レベルの目安 |
レポート作成:書式 | 標準的なレポートに求められる項目に沿ってレポートが書かれている。 | 標準的なレポートに求められる項目に対し、レポートに書かれている項目が不足している。 | 標準的なレポートに求められる項目を無視している。 |
レポート作成:正確な記述 | 誤字・脱字がなく、表・グラフの描画も適切である。 | 誤字・脱字、表・グラフの適切さについて、判読に支障がない程度のミスが散見される。 | 誤字・脱字、表・グラフについて、正確に判読できないほど適切さに欠ける。 |
レポート作成:考察 | 何らかの根拠に基づいた考察が論理的になされている。 | 根拠に基づいた考察がなされているが、論理性に欠ける。 | 考察が根拠に基づいていない。 |
発表:態度 | 積極的かつ論理的に、聴衆に情報を伝えられる。 | 積極的に聴衆に情報を伝えているが、論理性に欠ける。もしくは、十分に論理性はあるが、積極性に欠ける。 | 発表に、積極性も、論理性も見られない。 |
発表:資料 | 直感的にわかりやすい資料を作成でき、それを発表に活用している。 | 直感的には理解しにくいが、理解するために十分な情報が盛り込まれた資料を作成できる。また、資料の不足分を、説明によって十分補っている。 | 情報の不足した資料を発表に用いており、口頭での説明でも情報を補足しきれていない。 |
平常点:態度 | 積極的に授業を受講し、教員の説明を聞き、指示に丁寧に従っている。 | 受講態度が積極的であるが、教員の説明を聞き逃し、指示に従わない様子がみられる。 | 受講態度が消極的であり、教員の説明も聞かず、勝手な行動を繰り返す。 |
学科の到達目標項目との関係
学習・教育到達度目標 1. 主体性と協調性をもつ人間性豊かな人材の養成
学習・教育到達度目標 2. 広い視野をもつ実践的で創造的な技術者の養成
学習・教育到達度目標 3. 地域や国際社会に貢献できる技術者の養成
教育方法等
概要:
工学に関連する題材を用いて、集団のなかで実験を実施し、その内容をレポートや発表によって報告する能力を養う。特に、レポートに求められる作法を学び、それを守ったレポートを作成する力を養う。題材は受講者が選択できるようになっており、各自の関心のある題材を選ぶことが出来る。
授業の進め方・方法:
前期は、7回の授業で完結する6つの題材が提示される。学生はそこからひとつを選択し、7回その授業に従事する。その後、自分が参加した題材以外の題材を改めて選択し、改めて選択した題材の実験に参加する。
後期においても、複数の題材から各学生が受講する題材を選択し、それに参加する。テーマ内容については、前期における受講生の様子に鑑みて、内容を決定する。
また、後期授業期間内において、すべての実験テーマに共通して求められる素養である、データの重要性とその取扱いに関する講義を1週分行う。ここには、本科目で扱った実験の結果のみならず、あらゆる事柄がデータ化され社会に役立てられている現代の状況を紹介し、データそのものの重要性に関して説明する内容が含まれている。
具体的に用意されるテーマは、下記の通りである。
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【前期】PID制御/水溶液の液性/エッグドロップ/摩擦係数を題材とした実験の設計
【後期】(4週構成)AI・DeepLearning/水の流出/結晶構造
(12週構成)AI・DeepLearning/PLC/Nocodeによるデザイン/感覚の力学/化学実験の詰め合わせ
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事前学習(予習):毎回の授業前までに,授業で行う内容と意義を考えて整理しておくこと.
事後学習(復習):毎回の授業後に,授業で学んだことを振り返り,今後へ活かす方法を考えること。
注意点:
実験には全日程への参加を前提としているため、1度でも欠席してしまうと、実験全体に対する理解が追いつかなくなる恐れがある。きちんと体調を管理し、公欠以外の公欠を避けること。
授業の属性・履修上の区分
授業計画
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週 |
授業内容 |
週ごとの到達目標 |
前期 |
1stQ |
1週 |
ガイダンス・題材の選択 |
提示される題材を把握し、選択する。
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2週 |
前期の各題材に沿った実験:1回目 |
教員の指示に従い、協力して実験する力を身につける。
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3週 |
前期の各題材に沿った実験:2回目 |
教員の指示に従い、協力して実験する力を身につける。
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4週 |
前期の各題材に沿った実験:3回目 |
教員の指示に従い、協力して実験する力を身につける。
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5週 |
前期の各題材に沿った実験:4回目 |
教員の指示に従い、協力して実験する力を身につける。
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6週 |
前期の各題材に沿った実験:5回目 |
教員の指示に従い、協力して実験する力を身につける。
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7週 |
前期の各題材に沿った実験:6回目 |
教員の指示に従い、協力して実験する力を身につける。
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8週 |
前期の各題材に沿った実験:7回目 |
教員の指示に従い、協力して実験する力を身につける。また、レポートを作成する能力を身につける。
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2ndQ |
9週 |
これまでの7回の実験について発表 |
資料と口頭説明によって、学んだ内容を発表する力を身につける。
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10週 |
前期の各題材に沿った実験:1回目 |
教員の指示に従い、協力して実験する力を身につける。
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11週 |
前期の各題材に沿った実験:2回目 |
教員の指示に従い、協力して実験する力を身につける。
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12週 |
前期の各題材に沿った実験:3回目 |
教員の指示に従い、協力して実験する力を身につける。
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13週 |
前期の各題材に沿った実験:4回目 |
教員の指示に従い、協力して実験する力を身につける。
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14週 |
前期の各題材に沿った実験:5回目 |
教員の指示に従い、協力して実験する力を身につける。
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15週 |
前期の各題材に沿った実験:6回目 |
教員の指示に従い、協力して実験する力を身につける。また、レポートを作成する能力を身につける。
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16週 |
これまでの6回の実験について発表 |
資料と口頭説明によって、学んだ内容を発表する力を身につける。
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後期 |
3rdQ |
1週 |
ガイダンス・題材の選択 |
提示される題材を把握し、選択する。
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2週 |
後期の各題材に沿った実験 |
教員の指示に従い、協力して実験する力を身につける。
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3週 |
後期の各題材に沿った実験 |
教員の指示に従い、協力して実験する力を身につける。
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4週 |
後期の各題材に沿った実験 |
教員の指示に従い、協力して実験する力を身につける。
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5週 |
後期の各題材に沿った実験 |
教員の指示に従い、協力して実験する力を身につける。
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6週 |
後期の各題材に沿った実験 |
教員の指示に従い、協力して実験する力を身につける。
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7週 |
後期の各題材に沿った実験 |
教員の指示に従い、協力して実験する力を身につける。
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8週 |
後期の各題材に沿った実験 |
教員の指示に従い、協力して実験する力を身につける。
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4thQ |
9週 |
実験によって得られる結果の扱い方について講義 |
すべての実験テーマに関連する実験結果(データ)の重要性とその取り扱いの在り方について理解する。
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10週 |
後期の各題材に沿った実験 |
教員の指示に従い、協力して実験する力を身につける。
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11週 |
後期の各題材に沿った実験 |
教員の指示に従い、協力して実験する力を身につける。
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12週 |
後期の各題材に沿った実験 |
教員の指示に従い、協力して実験する力を身につける。
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13週 |
後期の各題材に沿った実験 |
教員の指示に従い、協力して実験する力を身につける。
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14週 |
後期の各題材に沿った実験 |
教員の指示に従い、協力して実験する力を身につける。
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15週 |
後期の各題材に沿った実験 |
教員の指示に従い、協力して実験する力を身につける。また、レポートを作成する能力を身につける。
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16週 |
これまでの実験について発表 |
資料と口頭説明によって、学んだ内容を発表する力を身につける。
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モデルコアカリキュラムの学習内容と到達目標
分類 | 分野 | 学習内容 | 学習内容の到達目標 | 到達レベル | 授業週 |
評価割合
| 発表 | 相互評価 | 態度 | 合計 |
総合評価割合 | 40 | 40 | 20 | 100 |
レポート作成能力 | 40 | 0 | 0 | 40 |
発表能力 | 0 | 40 | 0 | 40 |
態度 | 0 | 0 | 20 | 20 |