テクニカルライティング

科目基礎情報

学校 仙台高等専門学校 開講年度 令和03年度 (2021年度)
授業科目 テクニカルライティング
科目番号 0026 科目区分 専門 / 選択
授業形態 演習 単位の種別と単位数 履修単位: 1
開設学科 ロボティクスコース 対象学年 4
開設期 前期 週時間数 2
教科書/教材 なし/(参考書)20歳の自分に受けさせたい文章講義 著者:古賀史健 発行:星海社
担当教員 鈴木 知真

到達目標

自分の考えを、他者に正しく伝えるための文章を書くことができる。

ルーブリック

理想的な到達レベルの目安標準的な到達レベルの目安未到達レベルの目安
文章作成自分の主張を、文章で正しく伝えることができる。自分の主張を、文章で正しく伝えることができるが、読み取りづらい。自分の主張を、文章で正しく伝えることができない。
論文理解学術論文において、著者の主張を他者にわかりやすく伝えることができる。学術論文において、著者の主張を理解しまとめることができる。学術論文において、著者の主張を理解しまとめることができない。

学科の到達目標項目との関係

教育方法等

概要:
技術者・研究者・ビジネスパーソンにとって、他者に自分の意見を正しく伝えるための文章作成能力は非常に重要である。
本授業では、文章作成に必要な思考法について学び、それを活用した文章作成を通して定着を目指す。
授業の進め方・方法:
前半8週では、インタビューを通した”他者の強み”の言語化を行う。
後半8週では、既出論文の論文要旨の作成を行う。
本授業では、グループワークより受講者が知識を活用し議論する構成となっており、積極的な授業参加が求められる。
第9週から、既出論文を活用した授業構成となるため、この週までに興味ある論文を各自用意する。
事前学習(予習):次週の内容について調査する。(キーワード等を授業内で提示)
事後学習(復習):Blackboard にアップロードした授業資料等を参考にして、授業で学んだことを振り返る。
注意点:
成績評価
インタビュー記事の質的評価 50
論文要旨の質的評価 50
課題の質的評価については、課題と共に配布するルーブリックに基づき評価する。

授業の属性・履修上の区分

アクティブラーニング
ICT 利用
遠隔授業対応
実務経験のある教員による授業

授業計画

授業内容 週ごとの到達目標
前期
1stQ
1週 ガイダンス・文章とは? 文章とはなにかを説明できる。
2週 文章のリズム 文章のリズムを生み出す要素を説明できる。
3週 文章の構成 文章の構成について説明できる。
4週 文章の読み手 読み手を意識した文章について説明できる。
5週 インタビュー準備 インタビュー内容を決定できる。
6週 インタビュー インタビューを実施できる。
7週 インタビュー記事作成 インタビュー結果を受けて、他者の強みの記事を作成できる。
8週 インタビュー記事添削 他者が書いた自分の強みの記事を添削できる。
2ndQ
9週 ロジカルシンキング 論文を論理的に要約するための要点について説明できる。
10週 クリティカルシンキング 論文を批判的な視点で読むことができる。
11週 論文要旨の書き方 論文要旨の書き方、必要なマナーについて説明できる。
12週 論文要旨の作成 論文要旨を作成できる。
13週 文章の編集 文章の編集について説明できる。
14週 プレゼンテーション資料 良いプレゼンテーションの要素について説明できる。
15週 総括 学んだ知識・技術を振り返ることができる。
16週

モデルコアカリキュラムの学習内容と到達目標

分類分野学習内容学習内容の到達目標到達レベル授業週

評価割合

試験発表相互評価態度ポートフォリオその他合計
総合評価割合00001000100
基礎的能力00001000100
専門的能力0000000
分野横断的能力0000000