到達目標
不静定はりの応力、たわみが計算できる。
ルーブリック
| 理想的な到達レベルの目安 | 標準的な到達レベルの目安 | 未到達レベルの目安 |
たわみ曲線の基礎方程式 | たわみ曲線の基礎方程式の成り立ちを説明できる。 | たわみ曲線の基礎方程式について使い方を説明できる。 | たわみ曲線の基礎方程式について使い方を説明できない。 |
たわみの計算 | 一般的なはりのたわみを求めることができる。 | 一般的なはりのたわみの求め方を説明できる。 | 一般的なはりのたわみの求め方を説明できない。 |
学科の到達目標項目との関係
教育方法等
概要:
創造的で実践的な技術者を養成することを目標に、材料力学(はりの変形、たわみ)に関する基礎的な知識と技術を習得する。これらの知識・技術は、実際のビジネスシーンに応えるために、デザイン思考(共感・問題定義・アイデア創出・プロトタイピング・検証)プロセスで活用できるものとして定着されることを目指す。この科目は企業で実務経験のある教員が、その経験を活かし授業を行うものである。
授業の進め方・方法:
本科目の内容は、教員の監督下でグループワーク等、受講者の能動的な活動を通してその習得を行う。
毎週、培った知識・技術をその振り返り、次回の目標等を週報としてまとめ、提出する。
事前学習(予習):前回の授業内容を受けて、次回の授業での到達目標を考える。
事後学習(復習):毎回の授業後に授業内容を振り返り、週報としてまとめる。
注意点:
・本科目では、高専機構が定めるモデルコアに基づく上記ルーブリックに準拠したCBTを活用して理解度を上げることが望ましい。
・本科目で培った知識・技術は、各自が取り組むアクティビティにおいて活用することが好ましい。
・材料力学Ⅰの内容を理解してください。分からないところは、復習して取組んでください。
授業の属性・履修上の区分
授業計画
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週 |
授業内容 |
週ごとの到達目標 |
前期 |
1stQ |
1週 |
ガイダンス |
授業概要・授業の進め方・成績評価の方法について説明できる。
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2週 |
応力とひずみ、ねじり応力についての復習 |
フックの法則や横弾性係数、縦弾性係数について説明できる。
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3週 |
はりに生じる応力の求め方について関係する用語 |
中立面、中執軸、縦主軸(軸線)、たわみ曲線、曲率半径について説明できる。
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4週 |
図心と断面二次モーメントの計算 |
図心と断面二次モーメントを計算できる。
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5週 |
たわみ角とたわみ曲線 |
たわみ角とたわみ曲線の定義を説明できる。
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6週 |
たわみ曲線の基礎方程式(1) |
たわみ曲線の基礎方程式を用いて実際にたわみを計算できる。
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7週 |
たわみ曲線の基礎方程式(2) |
たわみ曲線の基礎方程式を用いて実際にたわみを計算できる。
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8週 |
中間試験 |
学んだことの修得度合いを確認する。
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2ndQ |
9週 |
たわみ曲線の基礎方程式の成り立ち |
たわみ曲線の基礎方程式の成り立ちについて説明できる。
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10週 |
不静定はりの種類 |
静定はりと不静定はりを区別できる。
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11週 |
重ね合わせ法と切断法 |
重ね合わせ法と切断法を説明できる。
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12週 |
不静定はりの計算(1) |
不静定はりの曲げモーメント、せん断力を計算できる。
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13週 |
不静定はりの計算(2) |
不静定はりの曲げモーメント、せん断力を計算できる。
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14週 |
不静定はりの計算(3) |
不静定はりの曲げモーメント、せん断力を計算できる。
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15週 |
不静定はりの計算(4) |
不静定はりの曲げモーメント、せん断力を計算できる。
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16週 |
期末試験 |
学んだことの修得度合いを確認する。
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モデルコアカリキュラムの学習内容と到達目標
分類 | 分野 | 学習内容 | 学習内容の到達目標 | 到達レベル | 授業週 |
評価割合
| 試験 | 発表 | 相互評価 | 態度 | 課題レポート | その他 | 合計 |
総合評価割合 | 80 | 0 | 0 | 0 | 20 | 0 | 100 |
基礎的能力 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 |
専門的能力 | 80 | 0 | 0 | 0 | 20 | 0 | 100 |
分野横断的能力 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 |