到達目標
企業等の管理・生産現場や研究施設での体験を通じて、高専における学びと実社会との関係を把握する。
ルーブリック
| 理想的な到達レベルの目安 | 標準的な到達レベルの目安 | 未到達レベルの目安 |
インターンシップ先における適応と学習 | 十分な適応と学習が得られ、高い評価を受けた | 学習と適応と学習が行えた | 十分な適応と学習が得られなかった |
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学科の到達目標項目との関係
教育方法等
概要:
企業等の管理・生産現場や研究部門等での実習をおこなう。企業等の職場を見聞し、工学上に学術応用の実際を習得し、併せて将来の技術者としての意識を高揚する。
授業の進め方・方法:
・夏季休業前に、第4学年全員に対して全体ガイダンスを実施する。
・期間は原則として、第4学年の夏季休業期間中の1~2週間程度である。
・夏季休業明けに、この実習の証明書、報告書、日誌等を提出し、報告会を実施する。
・事前(実習前)に、インターンシップ先の基本情報については調査しておくこと。また、実習後は、インターンシップで自分が経験したことの意味を考え、今後に活かすこと。
注意点:
実習先では貴重な時間と経費および人材を割いて対応して頂くことになるので、礼節、感謝の気持ちを持ち、強い責任感の下に取り組むこと。
授業の属性・履修上の区分
授業計画
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週 |
授業内容 |
週ごとの到達目標 |
前期 |
1stQ |
1週 |
実習先希望調べ |
企業等における技術者の実務を理解できる。
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2週 |
実習先希望調べ |
企業人として責任ある仕事の進め方を理解できる。
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3週 |
実習先希望調べ |
企業における福利厚生面や社員の価値観など多様な要素から自己の進路としての企業を総合的に判断することの重要性を理解できる。
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4週 |
実習先希望調べ |
企業における社会的責任を理解できる。
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5週 |
実習先希望調べ |
企業活動が国内外で他社(他者)とどのような関係性を持つかを理解できる。
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6週 |
実習先希望調べ |
高専で学んだ専門分野・一般科目の知識が、企業等でどのように活用・応用されているかを理解できる。
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7週 |
実習先希望調べ |
企業人として活躍するために自身に必要な能力を考えることができ、それを高めようと努力する姿勢をとることができる。
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8週 |
実習先の決定 |
コミュニケーション能力や主体性等の「技術者が備えるべき能力」の必要性を理解できる。
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2ndQ |
9週 |
実習先の決定 |
実際の企業人等との仕事を通して自身のキャリアデザインを明確化することができる。
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10週 |
実習先への必要書類提出 |
社会経験をふまえ、企業においても自分が成長していくことが必要であることを認識できる。
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11週 |
実習先への必要書類提出 |
実務体験を企業や職種とのマッチングの場として考えて積極的な行動ができる。
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12週 |
実習心得ガイダンス |
品質、コスト、効率、スピード、納期などに対する視点を持つことができる。
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13週 |
実習体験 |
技術者として、幅広い人間性と問題解決力、社会貢献などの必要性を理解できる。
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14週 |
実習体験 |
技術者として、生きる喜びや誇りを実感し、知恵や感性、チャレンジ精神などを駆使して実践創造的な活動を楽しむことを理解できる。
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15週 |
実習報告書の作成 |
技術者として、社会に対して有益な価値を提供するために存在し、社会の期待に十分応えられてこそ、存在の価値のあることを理解できる。
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16週 |
実習発表会 |
企業人としても成長していく自分を意識し、継続的な自己研さんや学習が必要であることを理解できる。
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モデルコアカリキュラムの学習内容と到達目標
分類 | 分野 | 学習内容 | 学習内容の到達目標 | 到達レベル | 授業週 |
評価割合
| 実習先の評価 | 発表 | 報告書 | 合計 |
総合評価割合 | 50 | 25 | 25 | 100 |
基礎的能力 | 20 | 5 | 5 | 30 |
専門的能力 | 20 | 15 | 15 | 50 |
分野横断的能力 | 10 | 5 | 5 | 20 |