パワーエレクトロニクス

科目基礎情報

学校 仙台高等専門学校 開講年度 令和04年度 (2022年度)
授業科目 パワーエレクトロニクス
科目番号 0052 科目区分 専門 / 選択
授業形態 授業 単位の種別と単位数 学修単位: 1
開設学科 ロボティクスコース 対象学年 5
開設期 1st-Q 週時間数 2
教科書/教材 なし/適宜、教員が教材を提示
担当教員 櫻庭 弘

到達目標

電力用半導体素子とそれらを用いた基本回路について、それぞれの働きとかかわりについて理解できる。

ルーブリック

理想的な到達レベルの目安標準的な到達レベルの目安未到達レベルの目安
電力用半導体素子の知識参考書等を用いて、電力用半導体素子の種類・役割・動作原理とその活用方法について説明できる。参考書等を用いて、電力用半導体素子の種類・役割・動作について説明できる。参考書等を用いても、電力用半導体素子の種類・役割・動作について説明できない。
パワーエレクトロニクスの基本回路参考書等を用いて、パワーエレクトロニクスの基本回路の種類・特徴の・回路構成と、その活用方法を説明できる。参考書等を用いて、パワーエレクトロニクスの基本回路の種類・特徴・回路構成を説明できる。参考書等を用いても、パワーエレクトロニクスの基本回路の種類・特徴・回路構成を説明できない。

学科の到達目標項目との関係

教育方法等

概要:
創造的で実践的な技術者を養成することを目標に、パワーエレクトロニクスに関する基礎的な知識と技術を習得する。これらの知識・技術は、実際のビジネスシーンに応えるために、デザイン思考(共感・問題定義・アイデア創出・プロトタイピング・検証)プロセスで活用できるものとして定着されることを目指す。この科目は企業で実務経験のある教員が、その経験を活かし授業を行うものである。
授業の進め方・方法:
本科目の内容は、教員の監督下でグループワーク等、受講者の能動的な活動を通してその習得を行う。
毎週、培った知識・技術をその振り返り、次回の目標等を週報としてまとめ、提出する。
事前学習(予習):前回の授業内容を受けて、次回の授業での到達目標を考える。
事後学習(復習):毎回の授業後に授業内容を振り返り、週報としてまとめる。
注意点:
・本科目では、上記ルーブリックに準拠したCBTにより成績評価を行う。CBTは原則として、いつでも、何度でも受験可能とする。
・本科目で培った知識・技術は「ロボティクス実験Ⅲ」内のアクティビティにおいて活用することが好ましい。

授業の属性・履修上の区分

アクティブラーニング
ICT 利用
遠隔授業対応
実務経験のある教員による授業

授業計画

授業内容 週ごとの到達目標
前期
1stQ
1週 ガイダンス 授業概要・授業の進め方・成績評価の方法について説明できる。
2週 アクティビティのテーマ決定 社会的に新規性がある、価値あるテーマを設定できる。
3週 電力用半導体素子 IGBTの動作原理、特性について説明できる。
4週 電力用半導体素子 サイリスタの種類、それぞれの特性の違いについて説明できる。
5週 整流回路・チョッパ回路 整流回路・チョッパ回路の構成、特性について説明できる。
6週 インバータ インバータ回路の構成、特性について説明できる。
7週 成果発表準備 これまでの成果をまとめ、発表の準備ができる。
8週 成果発表 成果の発表・意見交換を行うことができる。

モデルコアカリキュラムの学習内容と到達目標

分類分野学習内容学習内容の到達目標到達レベル授業週

評価割合

試験発表相互評価態度ポートフォリオその他合計
総合評価割合10000000100
基礎的能力0000000
専門的能力10000000100
分野横断的能力0000000